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2014年6月2日(月)

【WIXOSS短期集中連載Vol.3】相手の行動の全てを手の中に納める構築済みデッキ『ブルーアプリ』を紹介!

文:ファイ

 こんにちは! TCG担当のファイです。アニメ『selector infected WIXOSS』で非常に重要なアイテムとなっているトレーディングカードゲームの『WIXOSS』。その『WIXOSS』のスターターデッキを短期集中連載で紹介しています。

 第3回目となる今回は青の構築済みデッキ『ブルーアプリ』です。アニメでは“あきらっきー”こと蒼井晶が使用していたデッキを紹介します。

『WIXOSS』

■相手の手札もスペルも、そして盤面をもコントロールする青デッキ

『WIXOSS』

 青デッキは簡単にいうとコントロールデッキです。カードゲームでのコントロールとは、相手の動きを自分の思うがままにすることができるデッキのことです。通常は自分の思い通りにカードを引いて、場に出して、相手にアタックするという想定でプレイしますが、コントロールデッキはそれを許しません。手札全てが使いたいカードなのにどれか1枚を捨てることを強要されたり、使用したスペルの効果を打ち消されたり、妨害をし続けて勝利を狙いにいきます。『ブルーアプリ』でも基本的なカードがそろっているので、ここからコントロールデッキ使いになってみるのもいいでしょう。

『WIXOSS』 『WIXOSS』 『WIXOSS』 『WIXOSS』

 『ブルーアプリ』は“ピルルク”がルリグになっています。白や赤の構築済みのルリグと同じく、能力がないかわりにリミットが高くなっています。ルリグはレベルごとに服飾が豪華になっていくだけでなく、一目でレベルがわかる特徴があります。“タマ”の場合はピアスの数、“花代”さんの場合は頬の紋様の数です。

 “ピルルク”の場合は目の下の紋様の数がそれに当たります。アーツのピルルクは一体レベルいくつで使っているのかを見てみるのも『WIXOSS』の楽しみの一つです。ちなみに、構築済みの“ピルルク”は眼鏡をかけていませんが、ブースターの“ピルルク”は眼鏡をかけています。ここ、テストに出ますよ!

『WIXOSS』 『WIXOSS』

 《コード・ピルルク・T》は、シグニに《コードアート R・M・N》がいて相手の手札が1枚以下だとシグニのパワーが+2000されるというものです。コントロールが得意な青らしい効果ですし、手札をバンバン使うタイプのプレイヤーとの対戦でも効果を発揮できるでしょう。『WIXOSS』は手札を毎ターン2枚ドローするので条件がキツいように思えますが、相手の手札が0枚で相手ターンになっても、相手はカードがプレイできないということにもなります。

『WIXOSS』 『WIXOSS』 『WIXOSS』 『WIXOSS』

 青デッキのスペルやアーツは、どれも相手にしたくないカード能力です。スペルの《TOO BAD》はハンデス(手札を捨てさせる)効果を持っています。捨てさせるカードはランダムですが、『WIXOSS』ではどのカードをどう使うかが非常にシビアなので、1枚なくなってしまうだけでも相手の予定を狂わせることができます。

 《ピーピング・アナライズ》も《TOO BAD》と同様に手札を捨てさせる効果を持っています。こちらはランダムに1枚を確実に捨てさせることができる《TOO BAD》と比べると、宣言したレベルのカードが相手の手札になければ、1枚も捨てさせることができないという弱点があります。確実に手札を捨てさせるには、一度公開されてから相手が手札に加えたカードを狙い撃ちするとよいでしょう。しかも他の手札も見ることができるので、相手がどのような戦略を立てているのかが丸わかりです。

 妨害は手札だけではありません。相手のシグニがアタックしてこようとしても《ドント・ムーブ》で止めてしまえば問題ありません。ルリグのアタックはガードを持つカードで止めることができますが、シグニはそうもいきません。2体のシグニのアタックをなかったことにする非常に効果的な1枚です。

 手札を増やせば有利になるというカードゲームの鉄則は《ドロー・ツー》が解決してくれます。特に《ドント・ムーブ》や《ドロー・ツー》はルリグがピルルク限定ではないという点を覚えておきましょう。混色デッキでも使用することができますよ。

■さらに相手をコントロールしたいなら『サーブドセレクター』で強化しよう!

『WIXOSS』 『WIXOSS』 『WIXOSS』

 ブースターに封入されているレベル4のルリグ《コード ピルルク・Ω》を軸にするなら、相手の手札を根こそぎ捨てさせる事に特化させたデッキが強力です。《コード ピルルク・Ω》や《SNATCHER》で相手の手札を次々捨てさせます。自分の手札が心許なくなってきたら《THREE OUT》で補充しましょう。相手は何もできなくなってしまいます。

『WIXOSS』 『WIXOSS』 『WIXOSS』 『WIXOSS』

 相手との手札枚数に差が出たら、パワーアップするシグニの出番です。いずれのシグニも通常よりも大幅にパワーアップします。もともとパワーが低めになっている青のシグニたちですが、相手の手札を封じつつそれでも登場したシグニに対して攻撃することができます。

『WIXOSS』 『WIXOSS』 『WIXOSS』 『WIXOSS』

 すでに場に登場してしまった強力な相手のシグニを封じることもできます。青のみが持つ“凍結”で相手のシグニをアップさせないという方法です。白の《ゲット・レディ》などでメインフェイズ中にアップされたり、凍結したシグニをトラッシュに送り新たなシグニを出されたりすることもありますので、油断は禁物です。しかし、いずれにせよ相手により多くの手札を使わせることができますので、そこを突いて行きたいところですね。

 第3回目は青デッキを紹介しました。相手を手玉に取るのが好みな人は青デッキとの相性は抜群だと思います。さて、次回の第4回は6月12日発売の『グリーンワナ』を紹介します。第1弾ブースターの『サーブドセレクター』にも封入されていた緑の構築済みは、いったいどんな構成なのか!? ご期待ください!! それではまた!

>> 白デッキ『ホワイトホープ』の紹介はこちら
>> 赤デッキ『レッドアンビション』の紹介はこちら
>> 緑デッキ『グリーンワナ』の紹介はこちら
>> 黒デッキ『ブラックデザイア』の紹介はこちら

(C)TOMY (C)LRIG/Project Selector

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▼『ウィクロスTCG 構築済みデッキ ブルーアプリ』
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■発売日:2014年4月26日
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データ

▼『ウィクロスTCG 第一弾 サーブド・セレクター』
■メーカー:タカラトミー
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