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2014年5月28日(水)

『The Order: 1886』の史実と伝説が融合した世界観はどのように作られている? 開発秘話の語られた動画が公開。戦いの場面を描いた画像も掲載

文:キャナ☆メン

『The Order: 1886』
▲主人公は騎士団に所属するガラハッド。プレイヤーは、この人物を操作して物語を体験する。

 SCEは、PS4用ソフト『The Order: 1886(オーダー1886)』の新たなメイキング動画とスクリーンショットを公開した。

 本作は、史実とは異なる19世紀のロンドンを舞台にしたアクションアドベンチャーゲーム。人類と“ハーフブリード(半人半獣)”の争いが約1,000年にわたって続く世界観のもと、人々を守るべく戦う“騎士団(オーダー)”の物語が描かれる。また、両者の争いだけでなく、英国の支配階級に反発しテロリストと化した反乱軍の存在も、ストーリーや世界観に深みを与えている。ゲーム制作を行っているのは、SCEサンタモニカスタジオとレディアットドーンだ。

 公開された動画は、独特な『The Order: 1886』の世界観がどのようにして生み出されているのか、その着想と制作のこだわりを開発者が語ったもの。1886年という時代を選んだ理由から、世界観作りに採り入れられているさまざまなモチーフ、歴史と架空の設定を融合させるバランスなど、興味の尽きない内容になっている。

■『The Order: 1886』メイキング動画“歴史と伝説の融合”

■戦いのシチュエーションを画像とともに紹介

 騎士団が扱う最新兵器の1つである“サーマイトライフル”を使った場面、ロンドンで破壊活動を行う反乱軍との戦い、2つのシチュエーションについてスクリーンショットが到着しているので、そのシーンの解説を交えながら掲載していく。

【サーマイトライフルを使用しての戦い】

『The Order: 1886』
▲騎士団にのみ支給される武器の1つである“サーマイトライフル”。まずは可燃性の金属片を敵の周囲に散布する。
『The Order: 1886』
▲次に火種を撃ち込んで金属片に着火。敵を火だるまにする。焼夷弾と同じ原理だという。
『The Order: 1886』
▲サーマイトライフルの有効範囲は広く、うまく使えば建物を倒壊させることすら可能だ。対集団戦で特に強力な武器となるだろう。

【ホワイトチャペル地区の戦い(反乱軍との戦い)】

『The Order: 1886』
▲ホワイトチャペル地区での戦闘中、反乱軍に撃たれた巡査。騎士団は彼をかばいながら戦う。
『The Order: 1886』
▲負傷した巡査を安全な建物内へと移動させる。イザベル(一番右の女性キャラクター)が手にしているのは、アークガンと呼ばれる電流を使った武器。
『The Order: 1886』
▲“ブラックウォーター”を持たない巡査は、傷を回復することができず、息を引き取ってしまう。だが、悲しみにくれているヒマはない。
『The Order: 1886』
▲モノキュラー(片眼望遠鏡)で、敵の人数や配置を確認する主人公のガラハッド。騎士団には、武器以外の装備も最新のものが支給される。
『The Order: 1886』
▲ホワイトチャペル地区内を移動中のガラハッドと若き女性騎士イザベル。騎士団の仲間は厚い信頼で結ばれている。
『The Order: 1886』
▲ホワイトチャペル地区で遭遇する反乱軍と思われる敵。使用している武器は、マシンガンのような構造か。

(C)Sony Computer Entertainment America LLC. Created and developed by Ready At Dawn Studios LLC.

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