2014年6月9日(月)
超カワイイTuneちゃんの3Dモデルをいじってみたら“非公式パンツ”を発見! “G-Tuneちゃんオリジナルデザインテーマ”も人気沸騰中!!
マウスコンピューターのゲーミングPC・G-Tuneシリーズの10周年を記念して制作された“G-Tuneちゃんオリジナルデザインテーマ”。先日の記事では、Tuneちゃんのボイスを演じる南條愛乃さんと、Gちゃん役の小山剛志さんのインタビューをお届けしました。今回は、お2人のシステム音声に加えてさまざまな豪華特典がミッチリ詰まった“G-Tuneちゃんオリジナルデザインテーマ”が既に販売されているとの情報をキャッチ!
“G-Tuneちゃんオリジナルデザインテーマ”の完成を、まだかまだかと待ちわびていた私ですが、マウスコンピューターさんからその完成品が編集部に送られてきたのです! さすが太っ腹! というわけで、今回は“G-Tuneちゃんオリジナルデザインテーマ”の内容について、じっくりご紹介していきますね。
また今回の記事では、G-Tuneシリーズ10周年を記念して配布されたTuneちゃんのMMDモデルにも大注目! 超カワイイTuneちゃんが3D化されたMMDモデルをイロイロいじってみた様子をレポートしちゃいます!
■まさにTuneちゃん一色のカスタマイズパソコンに感動!
まずは、G-Tuneのデスクトップモデル“NEXTGEAR”シリーズに搭載された“G-Tuneちゃんオリジナルデザインテーマ”をご紹介します。編集部に届いた大きな箱を開けてみると……。
▲今回届いたゲーミングPCは、NEXTGEARシリーズの最新モデルです。記事には関係ないのですが、このロビ●マスクのような見た目が気になって、思わず写真を撮ってしまいました。 |
▲さらに、このロビ●マスク。パカッと開くと中にドライブ類が搭載されているのですが、PCを起動させると光ります。知り合いのロビ●マスク好きの女性にオススメしたい逸品です。 |
本体をサクッと起動すると、デスクトップ画面は普通の壁紙になっています。これから、本体に収録されているオリジナルデザインテーマをいろいろいじってみたいと思います。ちなみに、“G-Tuneちゃんオリジナルデザインテーマ”には以下のものが収録されています。
●G-Tuneちゃんオリジナルデザインテーマ
◆システムボイス
◆デスクトップマスコット
◆壁紙
◆スクリーンセーバー
◆システムアイコン
まずは、壁紙からチェックしてみましょう。壁紙用のオリジナル画像は全部で30種類あります。四季折々をテーマにしたイラスト、リアル風あるいはデフォルメ風のTuneちゃんとGちゃんのイラストなど、画像を見ているだけでも楽しめます。
▲さっそく、壁紙をG-Tuneちゃん仕様にしてみました。画像の解像度が高いので、大きいモニターで全画面表示にしても、画像が荒くなる心配はありません。 |
▲私のお気に入り壁紙をいくつかご紹介。季節ごとに、壁紙を変えて楽しみたいですネ。ヒトをダメにするクッション(?)も、Tuneちゃんの大好物のメロンパンバージョンです。 |
次にご紹介するのは、デスクトップマスコットです。これは、デスクトップに常駐して時間などを教えてくれるキャラクターですネ。デスクトップに置かれた“デスクトップアプリ”内にあるフォルダから起動させると、TuneちゃんやGちゃんのかわいらしいマスコットがデスクトップに出現します。
▲画面の右上に注目。こんな感じで常駐してくれます。マスコットをクリックすると、フキダシにあるセリフや表情がコロコロ変わります。消したい時は、右クリックでメニューを出して、そこからすぐに消すことができます。 |
▲ちなみに、こんな感じにマスコットを増殖させることもできます。デスクトップをTuneちゃんだらけにしてにぎやかな雰囲気にすると、明るく元気な気分になっちゃうヨ! |
システムアイコンというのは、ゴミ箱やコンピュータなどのアイコンのデザインのこと。これが、デフォルメされたTuneちゃんやGちゃんのデザインに変わります。ゴミ箱は、削除したファイルが入っている時と入っていない時でTuneちゃんの表情が変わるなど、すごく凝った仕組みになっています。
▲収録されているアイコンは5種類(Tuneちゃんが3種類に、Gちゃんが2種類です)。ゴミ箱がいっぱいになった時の、Tuneちゃんの表情がカワイイですネ。 |
さらにスクリーンセーバーは、G-Tune仕様のものが3種類収録されています。壁紙をスクリーンセーバーにするのも楽しいですヨ。
最後に、システムボイスをご紹介! といきたいところですが、残念ながらここでボイスをお聞かせすることはできず……。ちなみに収録されているボイスは、Tuneちゃんが“通常”と“世話焼き系”“中二病系”“クール系”の4パターン、Gちゃんが“通常”と“若返ったGちゃん”の2パターンです。南條愛乃さんが演じるTuneちゃんのキュートなボイスと、小山剛志さんが演じるGちゃんのダンディなボイスは必聴! またセリフ自体には、以下のような違いがあります。
●ごみ箱を空にする場合
◆通常のTuneちゃん:「全部捨てちゃうわね~」
◆世話焼き系Tuneちゃん:「これ、全部片付けておくわね」
◆中二病系Tuneちゃん:「すべての記憶を…この世界から抹消してくれるッ!」
◆通常のGちゃん:「整理整頓じゃ」
◆若返ったGちゃん:「もういらねーな!」
思わずクスリとしてしまうようなセリフもあって、いろいろと楽しめちゃいます。私のオススメは断然、世話焼き系のTuneちゃんですね! 見た目は妹系のTuneちゃんが、幼馴染みのようにアレコレとして気をつかってくれるんですヨ。タマラン! まあ年をとると、誰かに優しくしてほしいものなので……。なお、このボイス収録の様子はこちらの記事で紹介していますので、ぜひご一読を。
▲1つの系統で20~30種類のボイスが収録されています。1度は全部聞いておきたいですネ! |
さて、この“G-Tuneちゃんオリジナルデザインテーマ”は、G-Tuneシリーズのすべての製品を購入する際に、OSカスタマイズ金額+3000円(税別)でゲットすることが可能です。すでに受注・販売が開始されているのですが、お手頃価格なのも手伝って、かなりの人気を博しているようですヨ。これからゲーミングPCの購入を検討している方は、ぜひぜひチェックしてくださいネ!
さて、ここまでご紹介してきた“G-Tuneちゃんオリジナルデザインテーマ”ですが、いかがだったでしょうか? TuneちゃんとGちゃんの魅力がいっぱいに詰まった、夢のカスタマイズオプションとなっております。Tuneちゃん役の南條愛乃さん、Gちゃん役の小山剛志さんのファンの方も、1日中お2人のステキなボイスを聞くことができるという、かなり満足度の高い逸品なんです。
■『MMD』で3D化されたTuneちゃんをいろいろいじっちゃいました!
それでは次に、Tuneちゃんのキュートな姿を3D化したスペシャルなMMDモデルをご紹介します。こちらもG-Tuneシリーズ10周年を記念して制作されたもので、現時点では第1弾の“Tuneちゃん”と第2弾の“G-Tune PCセット”(デスクトップPC、ノートPC、モニター、キーボード、マウス、ACアダプタのデータセット)が公式サイトで無料配布されています。
●『MMD』を知らない方のために……
『MMD』とは、『MikuMikuDance』という3DCGムービー製作ツールのことです。個人の方による開発で、最初は初音ミクの動画を製作する目的で作られたために『MikuMikuDance』という名称がつけられました。多彩な機能を持ちながら容量が小さく、さらにフリーソフトのために爆発的に広まっていき、今ではニコニコ動画などで3DCGアニメーションを製作している方のほとんどが、この『MMD』を使用しています。
TuneちゃんのMMDモデルを制作したのは、豊かな表情変化のあるモデルや、光沢と透明感のあるパーツの制作で有名な銀獅氏さんです。これを利用したい方は、自分の作品紹介の中でTuneちゃんかG-Tuneに関する紹介コメントを入れさえすれば、商用・非商用にかかわらず自由に使用できます!
さらに改造・改変も制限なし。使用報告も不要となっていて、マウスコンピューターさんのお墨付きで「とりあえず自由に好き勝手やってください」的なフリーMMDモデルになっています。「それならば、好き勝手やっちゃいましょう!」ということで、『MMD』歴ゼロ秒の私がいろいろいじってみることにします!
▲『MMD』本体のダウンロードが終了したら、さっそくTuneちゃんとG-Tune PCセットのモデルを読み込ませます。 |
まず『MMD』のプログラム本体をダウンロードするところからスタート。ニコニコ動画などで今までにMMD動画を見る機会はあったのですが、自分で『MMD』をいじるのはこれが初めてです。いわゆる初体験です。何歳になってもドキドキするものなんですねぇ。
▲モデルの骨組みとなっているボーン(関節などを設定したもの)を動かし、好きなポーズをとらせていきます。 |
初めて『MMD』を使ってみたのですが、初心者でもわかりやすいシステムなので、やり方さえわかればスムーズに作業できます。最初は、簡単にいじれる表情から変更してみます。
▲Tuneちゃんのデフォルトの表情です。ここから眉、目、口をいろいろいじって、いろんな表情をつくることができます。 | ▲頬を赤らめてニッコリするTuneちゃん。自分でこの表情を作っておいてなんですが、やっぱりカワイイですねぇ! |
▲「やっちまったー!」的な、青ざめている顔です。こういう漫画的な表情もできます。 | ▲怒った顔を作ったつもりなのですが……。お腹が急に痛くなった時の表情になってしまいました。 |
▲チューする時の表情を作ってみました。ここに自分のモデルをくっつければ……ウヘヘヘ。 | ▲変顔を作ってみたのですが、自分のイメージが曖昧だったので、ナントモ中途半端な表情に。このあたりは経験を積んでいくしかありませんね。 |
表情をいろいろ作れるようになったので、次はいよいよTuneちゃんのポージングに挑戦します。最初は、TuneちゃんのMMDモデルを知った瞬間に脳裏に浮かんだ情景を作ってみます。コレができるのが『MMD』の醍醐味ですネ。
▲見事なかぼちゃパンツですね! いや本当に、この姿を真っ先にイメージしてしまったのですヨ。 |
PCを踏んづけて仁王立ちする、SっぽいTuneちゃんです! 牙も生やしてみましたが、いかがでしょうか? アナタも踏まれたくなったりしませんか?
こう、上から見下ろされるのも、たまには良いものですネ。初心者がいじると、最初は関節が人間ではありえない方向に曲がってしまったり、『エクソシスト』みたいに顔が後ろを向いちゃったりとかしますが、それを人間らしいモデルに調整していくのも楽しいものです。ちょっとノってきたので、次はもう少し動きがある作品を作ってみました。
▲休日をダラダラと過ごす自分を再現してみました! どうでしょう、このやる気のなさ! まさしく“私・オブ・ザ・私”です。 |
手のひらが顔から離れていたりして、まだまだ改良の余地がありますが、ひとまずはタイトル“休日の私”の完成です。慣れてくると、「ただいまー」からこの姿勢になる一連のアニメーションを作れちゃうんですよねぇ。動画はフレーム単位で作る必要があるので、また時間がある時にでも、あらためて挑戦したいと思います。
さて、ひと通りいじってはみましたが、まだやってないことがあります。それは、公式でOKとされている改造・改変です。MMDモデルの改造は『PMDエディタ』(または『PMXエディタ』)というソフトで行います。『PMDエディタ』を使うと、色を変えたり、ボーンやモデルの身体・服などを消去したり、付け加えたりもできます。というわけで、早速『PMDエディタ』をいろいろいじってみると……。
▲パーツの中に“非公式パンツ”の文字が!? これは、Tuneちゃんの勝負パンツのようなものなのでしょうか!? |
なんと、『PMDエディタ』の材質の欄に、さん然と輝く“非公式パンツ”の文字が! かぼちゃパンツは公式で、こちらは非公式。換えのパンツなのでしょうか。やはり1枚だと不安ですしね。これは、見るしかないと思うのですが……。
(…きこえますか…くろあん…マウスコンピューターです…今…あなたの…心に…直接…呼びかけています…非公式パンツを…使うのです…パンツです…パンツ…パンツ…)。ハッ、これは魂の声!? ここまでパンツにこだわるなら、見ないほうが失礼というものですネ! さっそく『PMDエディタ』でTuneちゃんのモデルをいじって、非公式パンツとやらを見てましょう!
▲ちょっとイケナイ気分にさせられてしまう、Tuneちゃんのセクシーポーズ。自分でMMDモデルをカスタマイズできる方は、ぜひチェックしてみてください! |
ほぅ……。黒に薄いグレーの水玉で赤リボンですか。かぼちゃパンツとは対極にある、セクシーなパンツですな。細部までしっかりと作りこまれていて、足の付け根のあたりも自然に感じられる逸品です。これはよい仕事ですねぇ……。
▲後ろからも拝見させてもらいました。フニッとしてホニャっとしてますな。ちなみに私は、45:55ぐらいでオシリ派なのですが、Tuneちゃんのオシリはとても素晴らしいと思うのですよ。 |
もちろん『PMDエディタ』を使えば、パンツの色を変えることもできます。七色のパンツというのも、おつなものですね。ちなみに、TuneちゃんのMMDデータに隠されている非公式パンツは、先ほどご紹介したセクシー黒パンツを含め、ショートパンツタイプのヒラヒラパンツとスパッツの3種類があります。シチュエーションや好みに合わせて、いろいろ変えてみて楽しんでみてくださいね。公式のかぼちゃパンツもイイものですけど!
▲ショートパンツタイプのヒラヒラパンツ。バックプリントとしてG-Tuneのロゴが入ってます。 |
▲こちらはスパッツタイプ。スポーツ系の動画なら、スカートを外して、スパッツだけにするのもいいかもしれません。 |
さて、ちょこちょこといじってみたところで、もっとアレなポーズのTuneちゃんも作りたくなってきました……。でも、そんなことをしたらマウスコンピューターの人に怒られてしまうかも? 一応お伺いを立ててみようと、担当者に直接電話してみましたヨ。
「もうちょっとこう、赤裸々な感じのジャンルで作ってみたいんですけど……」
「? えっと、電話が遠くてよく聞き取れなかったんですけど、TuneちゃんのMMDモデルはご自分の好みで自由に使っていいデータですよ」
こ、これは! なんてステキな回答! というわけで、さっそくチョメチョメなポーズを作るべく、アレコレといじくり回してみたのです。ところが、あまりにも凝りすぎたために、ちょっとここでは紹介できない「グレーゾーンです!」のレベルになってしまいました。というわけで、Tuneちゃんにあんなポーズやこんなポーズをさせてみたいという人は、ぜひご自分でチャレンジしてみてくださいネ。
今回、初めて『MMD』を体験しましたが、自分の思ったとおりにキャラクターをいじれるのは、かなりおもしろいです。アニメや漫画のシーンを再現するとか、いろいろ遊べちゃうので、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
なお、作品に使用するMMDモデル(今回はTuneちゃん)さえあれば、画面の中でキャラクターをすぐに動かせます。それに、背景となる画像や音楽、モーションなどを組み合わせると、ニコニコ動画に投稿されているようなアニメーションを自由に作れるようになるのです。イチからMMDモデルやモーション(モデルの動きです)を作り上げるのはかなり大変ですが、ネット上にはフリーで利用できるMMDモデルや背景、音楽、モーションがいっぱいありますので、初心者の方はそれらを使って、『MMD』に慣れていくといいかもしれません。
今回紹介したTuneちゃんのMMDモデルをじっくり触りたい! という方は、マウスコンピューターさんの公式サイトをぜひチェックしてみてくださいネ! ちなみにマウスコンピューターさんでは、Tuneちゃんのモデルを制作した銀獅氏さんが推奨する、3DモデリングにオススメのPCも販売中。「ストレスフリーでモデリングをしたい!」という方は、そちらも要チェックですヨ!
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