2014年6月17日(火)
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『ウォッチドッグス』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
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ネットワークシステムによる都市管理が進んだシカゴの街で展開する期待のオープンワールドアクション『ウォッチドッグス』が、6月26日に発売されます。アクションゲームがあまり得意ではなく、しかも海外のゲームと聞いて「ハードル高いなー」と思っていた私、電撃PlayStation副編集長の佐藤が、このゲームの核である“ハッキング”にハマるまでを語らせていただきます。
みなさんは、例えば赤信号や踏み切りに引っかかってしまったときに、「自分の力で変えられたらなー」と思ったことはありませんか? 『ウォッチドッグス』は、そんな小市民的な願いをオープンワールド空間内で実現できるゲームなのです。
といっても、ゲーム内では交通法規を守らなくても、他人を傷つけない限りとがめられることはありませんけど。都市を舞台としたオープンワールドなアクションというと、大都市と田舎の大自然を含む広大な空間を再現した『グランド・セフト・オートV』や、仮想空間でハチャメチャに暴れられる『セインツロウIV』など、ここ1年は傑作ぞろい。そんな中で、『ウォッチドッグス』が頭ひとつ抜き出ている点は、もちろん主人公エイデンが手にした“ハッキング”の能力です。
本作の舞台であるシカゴの街は、交通機関からガスなどのエネルギー供給、預金やSNSなどの個人情報にいたるまで、“ctOS”と呼ばれるシステムで管理されています。主人公は、このシステムにハッキングを仕掛けて、機器を誤作動させたり、情報を盗み出したりすることができるのです。
ハッキングといっても難しいことはまったくなく、基本は対象に狙いをつけて“□ボタンを押す”だけ。ボタン一発で信号を切り替えて交通事故を起こしたり、目の前で発車しようとしている電車を止めて乗り込んだりすることができます。重要なのは、こういったハッキング行為がゲームの進行に密接にからんでいるところ。
例えば、警備の厳重な施設から物や情報を盗み出したいときは、警戒地域外から監視カメラをハッキング。警備員の様子をうかがったり、カメラ越しに対象をハッキングして事を荒立てずに目的を果たすことが可能です。また、戦闘時は敵の近くにあるガス管や配電盤にハッキングで過負荷を与え、爆発させればみずから銃を撃つことなく敵を倒せます。
さらに、悪事が警察にばれてパトカーに追われた時は、信号を変えることで交通事故を誘発させて追っ手をそれに巻き込ませたり、渡っている最中に跳ね橋を上げて、追っ手が川を渡れないようにしたりすることもできるのです。
こんな魔法のような力を使うためにプレイヤーに要求されるのは、客観視点でキャラクターや車を操る通常のアクションに、“□ボタンを押す”という1つの操作を加えるだけ。実際に操作してみると、プレイヤーがやっていることはシンプルなのに、ハッキングを仕掛けて思った通りの結果が出た瞬間は想像以上に快感で、はっきり言ってやみつきになります。オープンワールドの街を操る魔法のようなハッキングの力、あなたも味わってみませんか?
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