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2014年6月19日(木)

『英雄伝説 閃の軌跡II』から戦うメイド・シャロンや新システム“オーバーライズ”、母艦の強化など新情報が公開!

文:皐月誠

 日本ファルコムは、9月25日に発売するPS3/PS Vita用ソフト『英雄伝説 閃の軌跡II』について、新情報を公開した。

 本作は、若き士官学院生の活躍と成長を描いたストーリーRPG『英雄伝説 閃の軌跡』の続編タイトル。『軌跡』シリーズでおなじみのゼムリア大陸を舞台に、内戦が勃発したエレボニア帝国における物語が繰り広げられる。戦闘システムやイベント演出、操作性など、前作からあらゆる要素が強化されるという。

 公開されたのは、パーティキャラクターとして参戦するシャロンや貴族連合の重役であるルーファス、新たなゲームシステムなどだ。

■登場キャラクター

●シャロン・クルーガー(声:ゆかな)
【年齢】23歳【使用武器】鋼糸&ダガー

『英雄伝説 閃の軌跡II』
『英雄伝説 閃の軌跡II』 『英雄伝説 閃の軌跡II』

「容赦なく、一片の慈悲もなく裁ち切らせていただきます」

 トールズ士官学院・第三学生寮の管理人を務めるラインフォルト家の使用人で、アリサにとっては頭の上がらないお姉さん的な存在。

 可憐な所作やプロ顔負けの料理の腕前など、非の打ちどころがない“スーパーメイド”。リィンたちが帝国各地で実習をする時には、絶妙なタイミングで姿を現してVII組メンバーをサポートしていた。

 その正体は、結社“身喰らう蛇”の執行者No.IX“死線のクルーガー”。トリスタが貴族連合の襲撃を受けた際、関係者に自身の正体を明かし、サラ教官たちの戦線へと加わることになった。本人いわく、“執行者は休業中”とのことだが……?


●ルーファス・アルバレア(声:平川大輔)
【年齢】27歳【使用武器】騎士剣

『英雄伝説 閃の軌跡II』 『英雄伝説 閃の軌跡II』

「“獅子戦役”の再現──“裏側”の方は君たちに任せた。」

 四大名門の一角であるアルバレア公爵家の長子で、オリヴァルト皇子と社交界の話題を二分する、貴族派きっての貴公子。ユーシスにとっては信頼すべき兄であり、宮廷剣術の師でもある。

 トールズ士官学院の常任理事を務める切れ者。気さくに領民と接する人格者といった面を持つ一方、貴族派の中心的思想を持ち、革新派からは要注意人物として危険視されていた。“貴族による平民の支配”という帝国のあるべき姿を取り戻すため、カイエン公とともに、総参謀として貴族連合軍に加担し帝国全土の掌握へと乗り出す。

■ゲームシステム

●戦術リンクの威力を向上させる“オーバーライズ”

 “戦術リンク”は、仲間同士の絆の力によって戦闘力を高める『閃の軌跡』独自の戦闘システム。本作では、新機能“オーバーライズ”によって、戦術リンクの効果をさらに高められる。

『英雄伝説 閃の軌跡II』
▲画面右上に表示されている円型アイコンが点滅している時、“攻撃”コマンドにあわせて方向キーを押下するとオーバーライズが起動する。
『英雄伝説 閃の軌跡II』 『英雄伝説 閃の軌跡II』
▲数ターンの間、戦術リンクでつながっているパートナー同士にて連続行動を取れるようになる。
『英雄伝説 閃の軌跡II』
▲オーバーライズ起動中は、通常攻撃やクラフト(戦技)による体制崩しが100%の確率で発生する。また、本来では発動に時間を要するアーツ(魔法)を、即座に発動できる。

 なお、初期状態からオーバーライズを使用できるのは、アリサ&シャロン、ミリアム&クレア、サラ&トヴァルなど特定の組み合わせのみ。それ以外の組み合わせでオーバーライズを使用するには、ある特殊な条件のクリアが必要となる。

●学院生を母艦カレイジャスへ乗せてグレードアップ!

 『閃の軌跡』において登場した高速巡洋艦・カレイジャスが、本作ではリィンたちの母艦となる。初期状態において艦の機能は限られているが、帝国各地に散ったトールズ士官学院の生徒たちを探しだして乗艦させると、さまざまな機能が追加されていく。なお、生徒を乗艦させる条件は、特殊なクエストのクリアなど生徒ごとに異なる。

『英雄伝説 閃の軌跡II』

・例1“交換屋・掘り出し物”ショップ

『英雄伝説 閃の軌跡II』

 商売上手なベッキーを乗艦させると、艦内に“交換屋・掘り出し物”ショップがオープン。艦内でアイテムの交換や掘り出し物の購入が可能となる。

・例2“ラジオ懸賞応募”システム

『英雄伝説 閃の軌跡II』

 ハガキ職人のムンクを乗船させると、さまざまなアイテムが当たるラジオ懸賞への応募を依頼できるようになる。

・例3“馬の呼び出し”機能

『英雄伝説 閃の軌跡II』 『英雄伝説 閃の軌跡II』

 馬術部のポーラは、馬と一緒にカレイジャスへ乗艦してくれる。ポーラの乗艦後は、帝国各地の街道においていつでも馬を呼び出せる。

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