2014年6月24日(火)
『MYST』アドベンチャーの古典的名作――怪人物や奇怪なギミックにあふれた“ミスト島”は不思議がいっぱい!【電撃PS×PS Store】
PS Storeの注目コンテンツを、電撃PSの編集&ライター陣が平日(ほぼ)毎日紹介していく特集企画、“電撃PlayStation×PlayStation Store”。話題のDL販売ゲームをはじめ、ゲームアーカイブス、追加DLC、ベスト版、PV・体験版など、ゲームを深く愛する電撃PSスタッフが、ゲーマー視点でコンテンツをピックアップしていきます。
本日紹介するのは、1995年1月27日に初代PSで発売された、謎解きの奥深さと冒険の楽しさを味わえる『MYST』のゲームアーカイブス版。なお、“PlayStation Plus”加入者には、2014年7月15日までの間フリープレイで提供される。
■どんなゲームとも異なる世界&体験がこの島には待っている……
・初代PSゲームアーカイブス:『MYST』
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1993年に発売されたのを皮切りに、さまざまな機種に移植されたアドベンチャーの金字塔とも呼ぶべき作品。物語は、1冊の古びた本に封じ込められた神秘の島“ミスト島”で展開する。プレイヤーはこの孤島に迷い込んだ旅人となって、不思議な世界を冒険しながら、島の秘密に迫っていく。
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コントローラで操作するのだが、ゲーム中のほぼすべての操作がマウス操作のようなクリックによって行われる。レバーをクリックすればそのギミックを動かせるし、林の奥をクリックすればそちらへ移動することが可能だ。
またフィールドは、FPSのような“一人称視点”で描かれ、ポリゴンではなく“1枚絵を切り替えていく”ことで、3D空間を疑似的に表現している。規模は小さいものの、いわゆる“オープンワールド”に近い世界が作中に構築されており、当時はそれが斬新だった。
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なお、謎解きのヒントは少なく、アドベンチャーゲームとしての難易度はかなり高いといえる。画面描写・システムともにベーシックで、今遊ぶと物足りなさは否めない。それでも“あいまいな言葉をもとに想像力を働かせて解法を導き出す”といった謎解きの奥深さや、“船の模型を水槽から出すと、港に沈んでいた船が浮上”といった仕掛けのおもしろさは、いかにも洋ゲーらしいセンスのよさが光る。何かをたくらんでいそうな怪人物からの依頼もうまく物語に落とし込まれており、不思議な体験に出会えるアドベンチャーゲームが好きな人にオススメだ。(ライター:城イドム)
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