バンダイナムコゲームスは、10月23日に発売する3DS用ソフト『テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア』の新情報を公開した。
本作は、歴代『テイルズ オブ』シリーズのキャラクターたちが多数登場するシミュレーションRPG。すべての『テイルズ オブ』世界のひとびとの見る夢が集まって作り出された、“レーヴァリア”と呼ばれる世界が舞台となる。スマートフォン向けアプリ『テイルズ オブ ザ ワールド タクティクス ユニオン』をベースに、大幅なストーリーの追加やメインシナリオのフルボイス化、新規アニメーションの収録などを施したタイトルだ。
今回は、テルン編、ナハト編それぞれの序盤の展開や10人の新たな参戦キャラクター、バトルに影響する援護システムが明らかにされた。
■テルン編、ナハト編の序盤のストーリーを紹介
本作の物語は、レーヴァリアの住人であるルフレス族の若仔(わこ)たちが、『テイルズ オブ』キャラクターを召喚したことから動き始める。また、物語は2本立てで、テルンとナハトそれぞれの視点から1つの物語が描かれる。
~テルン編~
見知らぬ世界で目覚めたアスベルとロイド。自分の名前以外の記憶をすべてなくしていたが、助けを求めるテルンに応えてヴールと戦う。
ヴールに怯えるテルンから詳しい話を聞くため、安全なルフレスの街を目指す一行。その途上、同じように記憶をなくして目覚めたナタリアと出会い、仲間になる。
眼下に広がるルフレスの街。それはどこか見覚えがある建物が建ちならぶ夢の産物だった。街はルフレスたちが造ったわけではなく、夢をみているひとびとの世界にあるものが形を得ているのだという。
ようやく街にたどり着いた一行。しかし、ルフレスの街までもヴールに襲われていた。そんな中、ルフレスの若仔たちを庇い、たった1人でヴールに立ち向かっていたのはフレンだった。アスベル、ロイド、ナタリアはフレンと協力し、ルフレスの街からヴールを一掃する。
テルンには、アスベルたちが記憶をなくしてしまっている理由がわからない。それでも、レーヴァリアやそこに暮らすテルンたちが置かれている危機を理解したアスベルたちは、快く協力を申し出る。そして、まずはルフレスの街の安全を確保するため、街周辺のヴールを退治することにする。テルンは再びヴールに立ち向かうことに怯えながらも、アスベルたちが倒したヴールを浄化するために一緒に行くと言う。そして街の外に出た一行は、魔術でヴールに対抗していたルビアと出会うことになる。
~ナハト編~
テルンたち若仔をルフレスの街に残し、メランコリウムと呼ばれる場所で強大な力を持つヴールを封じる結界の維持にあたる夢守たち。最強の夢守であるナハトは、結界の異変を察知する。
結界から飛び出したヴールの塊を追い、ただひとり戦うナハト。夢紬の力を発揮してからくも勝利するが、強敵との戦いによって激しく消耗してしまう。
そんな時、若仔たちが行った召喚の儀式を目撃したナハトは、儀式の失敗により、多くの“夢見る目覚めのひと”がレーヴァリア中に散り散りになってしまったことを知る。
近くに落ちた“夢見る目覚めのひと”の気配をたどったナハトは、目覚めたばかりのユーリとジェイドを発見する。しかし、2人はすでにヴールの影響を受け、正気を失いつつあった。
2人を浄化するため、ナハトはまず戦ってユーリとジェイドの動きを止めようとするが、一度に2人は倒せない。そこで、ユーリかジェイド、まずはどちらかを倒して浄化し、もう1人の浄化に協力を願い出る。
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▲ここではユーリを先に倒すか、ジェイドを先に倒すかでイベントが分岐する。 |
ナハトは無事2人を浄化することに成功する。レーヴァリアの問題に巻き込んでしまったことを詫び、事情を説明したナハトは2人に助力を乞う。しかし、記憶をなくし、いきなり戦いに巻き込まれた2人はナハトの言葉を鵜呑みにはせず、まずは様子を見せてもらいたいと答えを保留する。
■新規参戦キャラは10人! これで歴代『テイルズ オブ』シリーズから計30人が登場
これまでのシリーズから、今回は新たに10人の参戦キャラクターが判明した。前回、前々回とあわせると、現時点ですでに32人ものキャラクターが登場することになる。
スタン・エルロン(声:関智一)
登場作品:『テイルズ オブ デスティニー』
「ヴールなんかに負けるな!
この世界を守るんだろ!」
剣と火の攻撃術を使いこなす、おおらかな性格の魔法剣士。いつも前向きで、希望を忘れない。
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▲秘奥義発動時のカットインイラスト |
エミル・キャスタニエ(声:下野紘)
登場作品:『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』
「ぼ……僕も、あなたたちと一緒に行きたい……です」
戦いになるとひとが変わったように攻撃的になる少年剣士。普段は自分に自信がない言動が目立つが、心優しい。
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▲秘奥義発動時のカットインイラスト |
マルタ・ルアルディ(声:釘宮理恵)
登場作品:『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』
「そうだよ、仲間だもん。助けるのは当たり前!」
スピナーと術を駆使する独特の戦闘スタイルの少女。明るく前向きなパーティのムードメイカー。
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▲秘奥義発動時のカットインイラスト |
ジュード・マティス(声:代永翼)
登場作品:『テイルズ オブ エクシリア』
「まずは自分の手の届く範囲の事を
しっかりやってみようと思うんだ」
格闘術で戦う心優しい少年。困っているひとを放っておけない性格の持ち主。
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▲秘奥義発動時のカットインイラスト |
シェリア・バーンズ(声:河原木志穂)
登場作品:『テイルズ オブ グレイセス』
「目の前で誰かがいなくなってしまうなんて、絶対にさせない」
ナイフと術を使いこなし、回復も担う少女。面倒見がよく思いやりにあふれており、仲間を常に気にかけている。
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▲秘奥義発動時のカットインイラスト |
ティア・グランツ(声:ゆかな)
登場作品:『テイルズ オブ ジ アビス』
「……お礼を言われるほどのことはしていないわ」
さまざまな回復術を使いこなす術士。いかなる時も冷静沈着で大人びている。
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▲秘奥義発動時のカットインイラスト |
ヴェイグ・リュングベル(声:檜山修之)
登場作品:『テイルズ オブ リバース』
「あまり暗い気分にならない方がいい。
ヴールを強めるだけだ」
冷たそうに見えるが、発言から優しさが垣間見える青年。大剣による強力な一撃と、氷属性の技を繰り出す。
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▲秘奥義発動時のカットインイラスト
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藤林すず(声:川田妙子)
登場作品:『テイルズ オブ ファンタジア』
「結構です。私は守られずともひとりで戦えますから」
すばやい身のこなしで独特の忍術を使う少女。折り目ただしく、とても大人びている。
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▲秘奥義発動時のカットインイラスト |
ジュディス(声:久川綾)
登場作品:『テイルズ オブ ヴェスペリア』
「私では満足させてあげられなかったのかしら。残念だわ」
謎めいた雰囲気を持つ落ち着いた女性。一方で、長い槍を振り回す非常に好戦的な一面も持つ。
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▲秘奥義発動時のカットインイラスト |
リッド(声:石田彰)
登場作品:『テイルズ オブ エターニア』
「まあ、放っとけねえよな。
危なっかしいヤツばっかだもんな」
面倒だと言いながらも、実は面倒見のよい剣士。空を見るのが好き。
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▲秘奥義発動時のカットインイラスト
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■味方と協力して敵を挟み撃ちにできる“援護システム”
“援護システム”により、バトル中は味方2人で敵を挟撃できる。敵をターゲットした状態で攻撃範囲内に“その敵を攻撃範囲に収める術技を持つ味方”がいた場合、その味方へ援護の要請を送ることで実行可能だ。
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▲範囲内に味方が複数いる時は、援護を要請するキャラクターを選択できる。 |
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▲敵を挟み撃ちにすることで大ダメージが期待できる。発動時はカットイン演出も!
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(C)いのまたむつみ (C)藤島康介 (C)BANDAI NAMCO Games Inc.