2014年6月27日(金)
コードマスターズは、8月28日に発売するPS3/Xbox 360用ソフト『GRID Autosport(グリッド オートスポーツ)』の公式サイトを正式オープンし、インタビュー動画の第1弾“耐久レース”や新情報を公開した。
『GRID Autosport』は、同社のレーシングゲーム『GRID』シリーズの最新作。1人のレースドライバーとして、新人からトップへと上り詰めていく“キャリア”モードは健在で、本作でもメインモードになっている。また今作では、プロのドライバーや英国のモータースポーツ誌『Autosport』などから意見を採り入れ、コンテンツの充実を図っているという。ハンドリングモデルを新規に作り直したのも、その一環であるとのこと。
その他、レース中にチームメイトへ指示を出したり、個々の車のカスタマイズが行えるようになったり、経験値を積むとエンジンをパワーアップできるアップグレード機能を搭載したり、さまざまな点でパワーアップしている。ちなみに、収録車種は、前作『RACE DRIVER GRID2』から22台増えた103車両。収録コースは、14ロケーション・83コースから、27ロケーション・159コースへと増える。
▲開発中ゲーム画面のスクリーンショット。 |
本作でも、シングルプレイは“キャリア”モードをメインに置きつつ、好きな条件でレースイベントを楽しめるモードを搭載。オンライン対戦は、前作同様、最大12名で勝敗を競える。また、今作も画面分割での2人対戦プレイに対応している。
●キャリア
プロのレースドライバーとして、スポンサーからのオファーを受けながら、オートスポーツ界のトップを目指すシナリオモード。チームメイトと2人で、各マシンカテゴリでのチャンピオンシップに参戦し、チーム目標をクリアしながら、レーサーとしての経験値重ねていく。全カテゴリの制覇を目指したり、ある特定のカテゴリだけでトップを目指したり、それぞれ好みのスタイルで、トップレーサーへの階段を上ることができる。
なお、今作ではドライバーのAIが新しくなり、レースによってスタイルを変えてくるという。例えば、ツーリングカーレースのAIは接触を恐れないが、オープンホイールレースでは、接触をしてこない代わりにユーザーのラインをブロックしてくる。その他にも、すべてのレースにおいて、AIは彼ら自身の個性と状況に応じたレース運びを行うという。
●カスタムカップ
好みの条件を設定して戦えるレースイベント。キャリアでプレイできるツーリングカー、オープンホイール、ストリートレース、チューン、耐久レースの他、カスタムカップのみで戦える“パーティモード”を収録。パーティモードでは、デモリッションダービー、エリミネーター、チェックポイントなど、さまざまなジャンルから、好みのレースカテゴリを選び、戦うことができる。
●オンライン
最大12人でのオンライン対戦が楽しめるモード。前作同様に、キャリアモードとは異なる独自のゲーム進行システムが採用されており、新車や中古車を購入し、自分のマシンを所有することもできる。
●スプリットスクリーン
オフラインでの対戦モード。1台のゲーム機を使用して、2人のプレイヤーで戦う。対戦時は画面分割が行われる。
キャリアモードで遊べるレースカテゴリは、ツーリングカー、オープンホイール、ストリートレース、チューン、耐久レースの5つに分かれる。カテゴリによってまったく違う運転技術を求められるのが特徴で、それぞれに違った楽しみ方が可能だ。以下に、各カテゴリの概要を紹介する。なお、耐久レースを制作する上で、モータースポーツ界のコミュニティからどのような意見を採り入れているのか、そのインタビュー動画も公開されているので参照してほしい。
●ツーリング
ホイールtoホイールでの攻略が、ツーリングカーレースのすべて。ポジション確保のため激しく接触し、順位上げをうかがってくるAIが、レースを盛り上げてくれるはず。
●オープンホイール
オープンホイールレースは、いかにスムーズなレースを運びを行い、ラップごとにタイムを削っていくかが重要。1人乗りでオープンコックピットである軽量のレーシングカーは、パワーウェイトレシオへの驚異的なパワーのために設計されており、スリップストリームとクリアなオーバーテイクは、シングルカーレースには不可欠となる。
●ストリート
世界中の象徴的な都市で、レースを楽しめるカテゴリ。車幅の狭い公道が、ホットハッチからハイパーカーなど、さまざまな市販車のためのサーキットに早変わり。スリルに富んだコースは、ドライバーの対応と能力を試される。
●チューン
各クラス専用のチューニングを施されたマシンで、レースに参加するカテゴリ。ドリフトイベントでは、マシンコントロールの技量を示し、タイムアタックでは、さまざまなマシンでの最速ラップを狙う。
●耐久
耐久レースでの長時間にわたるゲームでは、タイヤの管理など、レースにおける技術や戦略が問われる。また、『GRID Autosport』の耐久レースは、劇的なレースを演出するために、夜にも開催される。
『GRID Autosport』に収録される車種は、前述の通り103車両。クラシックカーから最先端のハイスペックマシンまで、バラエティに富んだ車を運転できる。ゲーム中の代表的なカテゴリと、それぞれの特徴は以下の通りだ。
●ツーリングカー……市販のハッチバックやセダンなどをベースにし、パワフルで接触の多いレースのためのチューニングが施されたマシン。
●スーパーツアラー……600馬力のV8モンスターマシン。パワフルでラフなレースでの接触にも耐えるように、チューニングが行われている。
●ハイパーカー……時速300km以上の驚異的なパフォーマンスを引き出すための設計がされた究極の量産車。
●ドリフトカー……ドリフトカーとして収録されているマシンは、プロのドリフトチームによって、膨大なトルクのスペックに仕上げられている。
●スーパーモディファイドカー……技術的に分析され、グリップ力に富んだスーパーモディファイドカーは、サーキットで最速ラップを出すためのタイムアタック用にチューニングされている。
●パフォーマンスカー……市販のスポーツセダンやクーペをベースにしたV8エンジンのマシン。
●耐久マシン……超ハイテクかつ、軽量化されたマシン。長距離走行でのパフォーマンスを出すため、チューニングが施されている。
●フォーミュラカー……驚くべきダウンフォースと猛烈な加速を感じられるマシン。フォーミュラカーを代表するシングルシートレースが用意されている。
●ライトウェイトカー……1:1のパワーウェイトレシオで制御されたスリリングなマシン。公道サーキットにおいて、慎重なパワーコントロールを必要とする。
27ロケーション・159コースが収録される『GRID Autosport』。さまざまな都市やサーキットがゲーム中に登場する。
●都市……ワシントン、サンフランシスコ、パリ、バルセロナなど。
●サーキット……ヤスマリーナ、セパン、ハラマなど。
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