2014年7月13日(日)
現地時間7月11日~13日に開催されている格ゲーの祭典“Evolution 2014”。ここでは2日めにあたる現地時間12日に開催された各種目の情報まとめをお届けする。
12日には、『ブレイブルー クロノファンタズマ』と『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』、『KillerInstinct』の予選から準決勝プールまで、『ザ・キング・オブ・ファイターズXIII』の予選から決勝まで、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の準決勝プール、『インジャスティス』の決勝が行われた。
『ブレイブルー クロノファンタズマ』は、『ウルトラストリートファイターIV』の日本人選手66人に続いて、35人の日本人選手が参加。全体の比率では日本人選手が一番多いとも言える種目だ。
▲数多くの日本人選手が見られた『BBCP』予選プール。コスプレをして楽しむ人も2日めには多かった。 |
ゲームへの習熟度の差が上位陣の差にも繋がったようで、準決勝プールが終わってベスト8に残ったのは日本人選手が7人、アメリカ人選手が1人。このただ一人のアメリカ人のsg選手(ライチ)は、準々決勝プールでpain選手に敗れてルーザーズに落ちたものの、金じ選手、AMERIKAJIN選手、Lord Knight選手、そして準決勝プールでは辻川選手とBananaken選手を倒して決勝に進出。間違いなく猛者の1人である。
▲レイチェルのコスプレに挑んだ辻川選手。日本人選手の中でも強豪の辻川選手を倒したsg選手に周りのアメリカ人プレイヤーは大喜び。 |
決勝トーナメントへ進出したのは以下の8人。
『BBCP』決勝ウィナーズブロック
・N男
・ガリレオ
・ヨシキ
・どぐら
『BBCP』決勝ルーザーズブロック
・tiku
・とちぎん
・sg
・ドラバング
注目の『BBCP』決勝トーナメントは現地時間7月13日9時から(日本時間7月14日1時から)開催される。
中国、日本、台湾、韓国といったアジア勢が上位にいる『KOF13』。注目は中国最強KOFプレイヤーのxiaohai選手。他のプレイヤーがxiaohai選手を阻止すべく戦うといった構図となっていたが、xiaohai選手の勢いは止まらず、xiaohai選手が優勝を飾った。
▲決勝トーナメント1回戦でxiaohai選手と戦うときど選手。 |
▲しかしときど選手は敗れてルーザーズへ。 |
前回2位のウー選手、前回4位のときど選手にも注目が集まったが、決勝トーナメント1回戦でxiaohai選手に敗れてルーザーズプールへ。その後、ウー選手、MadKOF選手といった強豪を倒し、ウィナーズファイナルからルーザーズに来たET選手も、2本連取されて危機的な状態から3本を連取し、グランドファイナルで再びxiaohai選手と対峙する。
▲ルーザーズで台湾の強豪ET選手とルーザーズファイナルで激突。辛勝で思わずガッツポーズ。 |
ときど選手は3本を先取してルーザーズをリセットしたものの、その後動きがよくなったxiaohai選手に3本取られて、xiaohai選手の優勝となった。
▲グランドファイナルで再びxiaohai選手と戦うときど選手。 |
▲ルーザーズリセットにより、スコアが振り出しに戻る。 |
▲あと一歩及ばず、xiaohai選手の勝利! |
▲優勝xiaohai選手、準優勝ときど選手、3位ET選手という順番になった。 |
準々決勝プールにはウィナーズでまぶしん選手、クロス選手、あべげん選手、ルーザーズでかずのこ選手、ハーティア選手、RF選手、たいつ選手が進出したもののその壁は厚く、ルーザーズでクロス選手のみが準決勝トーナメントに進出。そのクロス選手もCtrl pzpoy選手に敗れ、日本人選手は決勝トーナメントへ進出することはできなかった。
▲『UMVC3』の予選プールで戦うかずのこ選手。セコンドにはふ~ど選手。この時は残念ながら予選プールの審判をやりつつ、選手としても参加していたアンドレ選手に敗れてルーザーズへ。 |
▲『UMVC3』プレイヤーのえいた選手も混じって話し合い。と、そこにジャスティン・ウォン選手が通りかかる。 |
▲ルーザーズを勝ち上がって準々決勝に進んだかずのこ選手。 |
気になる決勝トーナメント進出者は、ウィナーズブロックに前回覇者のflocker選手、ジャスティン・ウォン選手、フィリピーノチャンプ選手など、強豪選手が名を連ねる。
ルーザーズブロックはChris.G選手、marn選手、rayray選手、bifu insaynne選手がそれぞれ勝ち抜いて、決勝プールへと駒を進めた。
『UMVC3』の決勝ブロックは現地時間7月13日15:30から(日本時間7月14日7:30)からスタートする。
『インジャスティス』はSonicFox選手が優勝、Pig of the Hut選手が2位、MIT選手が3位という結果になった。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の決勝進出者は、ウィナーズブロックにC9mang0選手、P4k emp mew2king選手、Armada選手、hungrybox選手が進出。ルーザーズブロックにはFly amanita選手、ppmd選手、Agc axe選手、Silent Wolf選手が進出。
『Killer Instinct』の決勝進出者は、ウィナーズブロックJustin Wong選手、Kn rm cd jp選手、Tswagg選手、rico suave選手の4人。ルーザーズブロックGuttermagic選手、Pretty e選手、ewth mygod 88選手、Mrgrimmmz選手の4人となった。
Evo 2014最終日のスケジュールは以下のとおり(日時は日本時間)。
7月14日1:00
『ブレイブルー クロノファンタズマ』決勝トーナメント
7月14日3:00
『Killer Instinct』決勝トーナメント
7月14日5:00
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』決勝トーナメント
7月14日7:30
『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』決勝トーナメント
7月14日10:00
『ウルトラストリートファイターIV』決勝トーナメント
ニコニコ生放送:日本時間7月14日0時 Evo 2014 FINAL
▲マッドキャッツブースでは、『鉄拳』日本チームvsアメリカチームのエキシビションマッチが開催。お父さんが見守る中、13歳で準優勝に輝いた弦選手も参加。 |
▲BYOCコーナーには持ち込みでさまざまなゲームのサイドトーナメントが開催。『ヴァンパイアセイヴァー』ではハイタニ選手が優勝していた。 |
▲『アルカナハート3 LOVEMAX!!!』のトーナメントも。 |
▲板橋ザンギエフ選手は『ソウルキャリバーV』のサイドトーナメントに参加し、ベスト8に進出。かつてのチームメイト、大須氏とハメコ。氏も応援。 |
▲しかし初戦でRamon選手のピュラに敗れてしまった。 |
▲アークシステムワークスブースでは『ブレイブルー』シリーズでレイチェルを演じる植田佳奈さんと森プロデューサーのサイン会が開催された。 |
▲来場者は思い思いの物にサインをしてもらっていたようだ。 |
▲初日と比べると、明らかにコスプレイヤーの数が増えていた。 |
▲有名選手はさまざまな場所で写真やサインを求められていた。取材を受けるウメハラ選手の姿も。 |
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