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2014年7月15日(火)

『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』発売直前総まとめ。キャラクターやシステムの情報をおさらいしよう!

文:皐月誠

 7月17日の発売日が直前まで迫った、PS3用ソフト『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』。この記事では、これまでに掲載した情報のまとめをお届けする。

『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』

 本作は『アトリエ』シリーズの最新作にして、『アーシャのアトリエ』や『エスカ&ロジーのアトリエ』に続く『黄昏』シリーズの第3弾。“黄昏の世界”をより精細に表現すべく、フリーカメラ化や一人称視点のイベントの搭載などが行われる。

 価格は通常版が6,800円+税、ダウンロード版が6,000円+税。また、各種特典を同梱した『プレミアムボックス』が9,800円+税、『20周年メモリアルボックス』が12,800円+税。

 本作が初めて発表されたのは、“ゲームの電撃 感謝祭2014”のステージイベント“ガストpresentsアニメもゲームも! アトリエスペシャルステージ2014 お約束のサプライズ満載!! 黄昏の錬金術士からの贈り物”の壇上。プレイヤーはシャリステラ&シャルロッテという2人の“シャリー”からどちらか一方を主人公に選び、シナリオを進めていく。本作では、選んだ主人公によってシナリオの方向性が異なってくるという。

『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』

 新システムとしては、主人公が「やりたい」「やってみたい」などと思った欲求が目標となる“ライフタスク”というシステムが搭載されている。主人公たちはシナリオ進行に関わるものや主人公自身に関するもの、調合や戦闘に関するものなど、さまざまな目標を思い付いていく。

『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』 『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』

 街にある施設・財協本部では、依頼を受けられる。依頼を達成すると報酬がもらえる他、たくさんクリアすることで、より多くの依頼が発生するようになる。

 シリーズでおなじみの調合システムは、直感的に実行できるシンプルな設計のシステムとなっている。調合システムに焦点をあてた動画も公開されているので、チェックしてほしい。

『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』 『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』

 動画はその他、店頭プロモーション用のものTV-CMOP動画連続プレイ動画シリーズなどが公開されている。

■登場キャラクター

シャリステラ(声:小岩井ことり)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲古代の錬金術の遺物である“船”。それを先祖代々守り続けている“船の一族”の、族長の娘。存亡の危機に瀕した里を救う方法を求めて、病に伏せた族長に代わり、遠く離れたオアシスの街・ステラードを目指して旅立つ。シャリステラの物語では、“黄昏の世界”の核心に迫るシナリオが展開される。
シャルロッテ・エルミナス(声:上坂すみれ)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲亡き父親に代わってアトリエを経営することになった“なんちゃって錬金術士”。「いつか成功して大きなことをやってやる!」という具体性のない野望を抱くものの経験や下地がないため、拾ったものを適当に調合することで儲けのない下請け仕事をこなし、どうにか日銭を稼ぐという生活を送っている。シャルロッテの物語では、『アトリエ』らしいコメディチックな等身大の日常と冒険が展開される。
エスカ・メーリエ(声:村川梨衣)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲ステラードの調査を進めるため、ソールがコルセイトから呼び寄せた錬金術士。古式の錬金術が得意だが、なぜか食べ物関係の調合が多い。行動力があり、奇想天外な発想で錬金術を活用(悪用?)してさまざまなことにチャレンジする。その反面、結果的に騒動を巻き起こしてしまうトラブルメーカーでもある。
ウィルベル・フォル=エルスリート(声:瀬戸麻沙美)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲各地の精霊と契約する修行中の魔法使い。これまで契約した精霊の力を借りて、強力な魔法を行使できる。偶然に助けたシャルロッテに錬金術士と間違われ、憧れの対象となったことからシャルロッテのよき師匠になる。
コルテス(声:松岡禎丞)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲シャリステラとは幼なじみで、“頼れる兄貴分”といった関係の青年。“船”を守る一族の戦士として幼いころから武芸を学んでおり、旅に出るシャリステラの護衛役を務める。社交的な性格で、頭の回転が早い。故郷と比べて圧倒的に近代化されたステラードで少年時代の一時を過ごしたため、伝統に縛られた故郷の風習に疑問を抱いている。
カトラ・ラーチカ(声:うのちひろ)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲故郷で家族の店を復活させたのち、新たな行商の旅に出た雑貨屋。大きな商売を成功させるため、さまざまな場所で拾った珍しい物を売りながら儲け話を探している。しかし、傍目には何の役にも立ちそうにない怪しげな品が多いため、本当に売れているのかどうかは彼女だけが知っている。
ホムラ(声:照井春佳)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲この地で活動しているホムンクルスのトレジャーハンター。古の時代に失われた剣術を習得しており、戦闘力も非常に高いため、多くの人々や同族たちから頼りにされている。
キースグリフ・ヘーゼルダイン(声優:中田譲治)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲真理を追い求める錬金術士。付き人のオートマタとともに、前時代の錬金術の痕跡を探しながら、“黄昏”について調べている。お気に入りの薬用パイプを持っていて、何があっても決してそれを手放そうとしない。
ローゼミア(声:原由実)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲個人の船で黄昏の海を放浪し、さまざまなものを回収して生計を立てている土着の民。死んだ者は埋葬して、埋葬料の代わりに所持品の一部をもらい、生きている者は街や船に送り届けている。
ナディ・エルミナス(声:久川綾)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲何を考えているか把握しがたい、シャルロッテの母親。かつてステラードの商会にて仕事をしていたが、他の街から移り住んできた夫と結婚し、シャルロッテの出産を機に離職する。その後、夫の急逝以降はシャルロッテを女手ひとつで育て上げてきた。
リンカ(声優:小清水亜美)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲商会で働く、冷静沈着な秘書官。商品の仕入れから出荷まで、さまざまな仕事を受け持っている敏腕秘書であり、会長からの信頼も厚く、その美ぼうに隠れファンも多いようだ。
ラウル・ピレイト(声:鶴岡聡)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲ステラードの住人たちの中心となる、財協組合の現組長。年老いた先代の一人息子ということから組合を任され、若くして組長となった。組合に関わった人間すべてを1つの家族と考えているため、シャリステラには互助的な立場で協力を申し出てくれる他、シャルロッテにも何かと世話を焼いてくれる。
アルバート・ペリアン(声優:島﨑信長)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲街の運営を取り仕切る商会長の一人息子。中央より取り寄せた資料からオートマタの存在を知り、その技術を復活させることを夢見て独学で勉強したり、財協にこっそりと依頼を出していたりする。シャルロッテやミルカとは幼なじみ。
テオクーガ(声:青森伸)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲“船の一族”の船大工でもあるご意見番。一族の宝である“船”を管理しており、それにまつわる伝承を多く知っている。族長からの信頼が厚く、シャリステラの旅への付き添いの任を受けた。幼少のころからシャリステラの面倒を見ているため、彼女とは肉親のような関係にある。
ジェラール・ペリアン(声:大場真人)
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』
▲ステラードで水源の管理をしている“ペリアン商会”の会長。街ができた頃から水源を守っている一族の子孫であり、この街の上流階級の代表でもある。財協とは街の勢力を二分する関係だが、お互いが補い合っていることから共存関係にある。ただし、基本的に財協に関わる人間には敵対的。

■ゲームを飾るボーカル楽曲

 従来の『アトリエ』シリーズと同様に、本作にも多数のゲストアーティストから楽曲が提供される。7月16日には、ボーカル楽曲をまとめたコンセプトアルバム『Twilight Ocean シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~ ボーカルアルバム』も発売される。

●参加アーティスト
 matryoshka『Rusty Sky』
 南壽あさ子(サウンドプロデュース TK/凛として時雨)『みるいろの星』
 canoue『希う船』

 annabel『Aquamarine』
 mao『Luto~統治するもの~』
 みみめめMIMI『SAY-YOU』

 チリヌルヲワカ『アシンメトリ』
 ACRYLICSTAB『渇きの輪郭』

■関連グッズ

 電撃屋では、本作の関連グッズを販売している。本作に期待している『アトリエ』シリーズファンは、こちらも購入してみてはいかがだろうか。

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