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2014年7月18日(金)

『GRID Autosport』のキャリアモードは前作とどの部分が違う? 今作の新要素や収録車種のスクリーンショットなどを掲載

文:キャナ☆メン

 コードマスターズは、8月28日に発売するPS3/Xbox 360用ソフト『GRID Autosport(グリッド オートスポーツ)』の新情報を公開した。

『GRID Autosport』

 『GRID Autosport』は、同社のレースゲーム『GRID』シリーズの最新作。レースドライバーとして、さまざまなレースに参戦し、トップへと上り詰めていく“キャリア”モードは健在で、本作でもメインモードになっている。また今作では、レース中にチームメイトへ指示を出したり、個々の車のカスタマイズが行えるようになったり、経験値を積むとエンジンをパワーアップできるアップグレード機能を搭載したり、さまざまな点でパワーアップを遂げる。なお、収録車種は、前作『RACE DRIVER GRID2』から22台増えた103車両とのこと。収録コースは、14ロケーション・83コースから、27ロケーション・159コースへと増える。

 今回の記事では、キャリアモードにおける前作との違いやカスタムカップの概要、オンライン対戦モード、新要素“コックピットビュー”を紹介する。また、登場する主な車種やロケーションの画像も掲載する。

■キャリアモードにおける前作との違い

 本作のキャリアモードは、1人でレースを戦っていくのではなく、チームメイトと2人で、各マシンカテゴリでのチャンピオンシップに参戦し、チーム目標をクリアしていくことになる。以下に、主な前作との違いを紹介する。

項目

『GRID Autosport』

『RACE DRIVER GRID2』

スタート時

プロのレーシングドライバーとしてすぐにチャンピオンシップへ参戦できる。シーズンごとの各レース目標をクリアしながら、経験値を積んでいく。

新人ドライバーとして、小規模のレースから参戦し、実績を積みながら知名度を上げていく。徐々にグレードの高いレースへ出場し、その成績によって新たなマシンやスポンサーを獲得する。

初期マシン

契約条件に応じて、スポンサーが用意したマシンでレースに参戦する。

設定された初期マシンでレースに参戦。ストーリーが進むにつれ、マシンがグレードアップする。

目指すもの

ドライバーとしての経験値を獲得し、各レースカテゴリでのトップを目指す。

世界一のスタードライバーを目指し、レースやイベントで新しいマシンを獲得する。

戦い方

2人1組のチーム戦。レース中、チームメイトに対し、ポジション取りについての指示を出せる。

1人でレースに勝ち進んでいく。

■カスタムカップについて

 カスタムカップでは、キャリアモードにも存在するレースカテゴリ“ストリート”、“チューン”、“オープンホイール”、“耐久レース”、“ツーリングカー”の他、カスタムカップのみで戦える“パーティモード”というカテゴリが用意されている。“パーティモード”は、エリミネーター、チェックポイント、デモリッションダービーといったジャンルから好きなスタイルを選び、競うことができる。なお、カスタムカップはシングルプレイ用のモードとなる。

『GRID Autosport』 『GRID Autosport』
▲ストリートカテゴリのレース画面。▲オープンホイールカテゴリのレース画面。

ストリート

ホットハッチやハイパーカーなど、市販車ベースでのレース。

チューン

ドリフトイベントを含んだ多彩なスタイルでのレース。

オープンホイール

軽量なハイパフォーマンスカーを操って行われるレース。

耐久レース

長時間での耐久レース。耐久マシンでのタイムアタックなども選択可。

ツーリングカー

レース、タイムアタックで競い合う。比較的、接触が多い。

パーティモード

エリミネーター、チェックポイント、デモリッションダービーで競う。

■オンライン対戦について

 オンライン対戦は、最大12人でプレイできる。前作同様、キャリアモードとは異なるゲーム進行システムが用意されており、新車や中古車を購入しながら、自分のマシンを獲得していく。下に、シングルモードであるカスタムカップとの違いを掲載する。

項目

オンライン

カスタムカップ

スタート時のマシン

Volkswagen Golf R

レースごとに設定されたマシンの中から選択。

マシン

ゴールドを貯め、マシンを購入する。

レースごとに設定されたマシンの中から選択。

所有マシンの台数制限

スタート時に5つ。1ガレージに1台のマシンを所有できる。

制限はない。

マシンメンテナンス

使用しているうちに、マシンが劣化していく。そのため、ゴールドを消費してメンテナンスする必要がある。

マシンのメンテナンスを行う必要はない。

■ドライバーの視点を追加

 『GRID Autosport』には、前作から要望が多かったというドライバーの視点で運転する“コックピットビュー”が登場する。また、車載カメラを意識した“ダッシュボードビュー”も新たに追加される。

『GRID Autosport』 『GRID Autosport』
▲コックピットビューの画面。▲ダッシュボードビューの画面。

■主な車種のスクリーンショット

『GRID Autosport』 『GRID Autosport』
▲BMW 1 Series M Coupe【Coupe】/ストリート▲Dallara F312【Formula C】/オープンホイール
『GRID Autosport』 『GRID Autosport』
▲Mercedes-Benz C63 AMG(Cat B Special)【Cat B Touring Cars】/ツーリング▲Mercedes-Benz SLS AMG GT3【Endurance GT Group 2】/耐久レース
『GRID Autosport』 『GRID Autosport』
▲Honda S2000 Modified(左)、Ford Mustang Boss 302 Modified(右)【Modified】/チューン▲Mazda RX-7(FD3S)Drift Tuned【C2 Drift】/チューン

■主なロケーションのスクリーンショット

『GRID Autosport』 『GRID Autosport』
▲バルセロナ▲ドバイ
『GRID Autosport』 『GRID Autosport』
▲サンフランシスコ▲ホッケンハイムリンク
『GRID Autosport』 『GRID Autosport』
▲セパン・インターナショナル・サーキット▲ヤス・マリーナ・サーキット

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