田中敦子さん、園崎未恵さん、子安武人さんなど豪華声優陣が演じる『ベヨネッタ2』主要キャラを紹介！ オンライン協力プレイモードの情報も

文：キャナ☆メン

　任天堂から、9月20日に発売されるWii U用ソフト『ベヨネッタ2』。本作に登場する主要なキャラクターと、オンラインで協力プレイを楽しむ“タッグ・クライマックス”モードをメインに、情報をお届けする。

　『ベヨネッタ2』は、プラチナゲームズが手掛けたPS3/Xbox 360用アクションゲーム『ベヨネッタ』の続編。前作から数カ月後に時は移り、主人公の魔女ベヨネッタは、自分の身代わりとなって危機に陥ったジャンヌを救うため、魔界までを巻き込んだ戦いに身を投じていく。両手両足に武装し、アクロバティックなアクションを繰り広げるバトルは健在で、次々と危機が押し迫るステージ展開は、前作からさらにパワーアップを遂げるという。また、パッケージ/ダウンロード版ともに、前作『ベヨネッタ』のWii U移植版が付属するのも特徴だ。Wii U版『ベヨネッタ』には、オリジナル要素として、任天堂キャラクターとコラボレーションしたコスチュームが収録される。

　本作には、ベヨネッタやジャンヌの他にも、情報屋・エンツォや魔界の名工・ロダンといったおなじみのキャラクターたちが登場。さらに、不思議な力を持つ少年・ロキや“仮面の賢者”など新たな顔ぶれも姿を見せ、ベヨネッタとジャンヌをめぐる物語に絡んでくる。また、『ベヨネッタ2』では、日本語字幕＋英語音声だけでなく日本語音声も選択できるようになった。映画『ベヨネッタ ブラッディフェイト』でベヨネッタを演じた田中敦子さんや、ジャンヌを演じた園崎未恵さんなど、豪華声優陣がキャスティングされていることにも注目したい。

▲ロキ（左）とベヨネッタ（右）の目前に、大きな津波が迫っている！　果たして津波の原因は何なのだろうか？		▲仮面の賢者。ルーメンの賢者を思わせる白装束をまとい、ベヨネッタを付け狙うように彼女の行く先々で襲って来る。

■『ベヨネッタ2』の主要キャラクター

　6月26日の記事で紹介した通り、ベヨネッタは、魔界へ引きずり込まれたジャンヌの魂を救うため、魔界への扉があると言われる絶界の霊峰“フィンブルヴェトル”へと向かう。その山麓（さんろく）には、水の都とうたわれる“ノアトゥーン”があり、ベヨネッタはそこで先述のロキという少年と出会う。以下に、物語に関わる主要な登場人物たちを紹介する。

▲天界にも魔界にも通じると言われる霊峰“フィンブルヴェトル”。山麓の水都ノアトゥーンに眠る数々の遺跡では、霊峰へ立ち入ろうとする者に神罰を下すべく、屈強な天使たちが待ち受けている。

黒髪の魔女 ベヨネッタ
声優：田中敦子

　“ルーメンの賢者”と“アンブラの魔女”との禁忌の子。この世のすべてを司る“世界の目”の1つ“闇の左目”を継承し、時を超えて現代に生きる魔女である。強大無比な魔力を持ち、その美貌（びぼう）からは想像もつかないほどの残酷で容赦ない戦闘スタイルは、見るものを魅了すると同時に恐怖へ誘う。

　両手両足に銃を装備し、打撃とともに射撃を行う伝説的格闘術“バレットアーツ”を華麗に操り、自身の黒髪に魔力を宿す“ウィケッドウィーブ”は、強大な魔獣を現世に顕現させ、敵を葬り尽くす。

アンブラの魔女 ジャンヌ
声優：園崎未恵

　ベヨネッタとともに、500年前の魔女狩りから生き延びたアンブラの魔女。ベヨネッタに勝るとも劣らない強大な魔力を操り、漆黒の四丁拳銃“オール・フォー・ワン”を装備してバレットアーツを巧みに使いこなす。

　突如街を侵攻し始めた天使の群れに立ち向かうが、ベヨネッタをかばってその魂を魔界へと引きずり込まれてしまう。彼女の魂が消滅するまで、残された時間は、あとわずか。救出のカギを握るのは、この世のどこかにあるという魔界への扉“ゲイツ・オブ・ヘル”のみである。

情報屋 エンツォ
声優：高木渉

　どんなウワサも聞き逃さない地獄耳と、金になるネタをかぎつける天性の嗅覚で裏社会を立ち回る情報屋。彼の行く先には常にもめ事が付きまとい、彼に一度目を付けられた獲物は神や悪魔でも無一文にむしり取られると恐れられる。

　どこから仕入れるのか、ベヨネッタやロダンさえ知らない情報を探り当てて、彼らを出し抜くこともしばしば。時にそれが、この世の運命さえ左右する騒動に発展することを、彼は知る由もない。

魔界の名工 ロダン
声優：玄田哲章

　暗黒街で、ゴロツキども御用達のバー“The Gates of Hell”を営むバーテンダー。厳つい姿とは裏腹に物腰は穏やかだが、サングラスの奥で冷たく光る眼差しは、ひとにらみで荒くれどもを黙らせる凄みがある。

　気に入った者には裏でさまざまな武器を融通する他、この世のものとは思えない威力の器具を自ら作り上げるとも言われ、“魔界のガンスミス”と渾名されるが、その素性を知る者はいない。天界、魔界の事情に精通し、その歴史学にも造詣が深く、オカルト的なトラブルで彼に救いを求める者も少なくないという。

▲前作に続き、エンツォとロダンの2人も登場。物語の冒頭から、活躍を見せてくれそうだ。

謎の少年 ロキ
声優：皆川純子

　水の都“ノアトゥーン”で出会う、不思議な力を持つ少年。常人には認識することさえできない異次元空間“プルガトリオ”と人間界とを自由に行き来し、トランプのようなカードを武器に天界よりの使者とも渡り合う。

　霊峰“フィンブルヴェトル”の山頂を目指しており、ベヨネッタに対して協力的な態度を見せるが、その目的は不明。時空さえ操るその力は、魔女のものとも賢者のものとも違うようだが……。

▲霊峰を目指す道中で、ベヨネッタが出会うことになる少年・ロキ。さまざまな場面で不思議な力を発現させ、道を切り拓くようだ。彼が霊峰を目指す理由を含め、さまざまな謎に包まれているが、その力がベヨネッタにとって助けとなることは間違いないだろう。

仮面の賢者
声優：子安武人

　ベヨネッタを付け狙うかのように、行く先々に現れて襲い来る仮面の男。魔導術に匹敵する超常的な力を振るうばかりか、強大な天界の住人を召喚して意のままに操るなど、明らかに常人を凌駕する能力を持つ。しかし、その素性は謎である。

　白装束に身を包んだ姿は、かつてアンブラの魔女と並び立ち、世界の観測者とうたわれた古の一族“ルーメンの賢者”を思わせる。もしも独特の白装束が虚飾でなければ、その脅威は計り知れない。

▲絶大な力を持った神のしもべ、四元徳さえも顕現させる仮面の男。天界の住人を召喚する業に通じるだけでなく、自ら武器を使う戦いにおいても常人をはるかにしのぐ腕前を持ち、容赦なくベヨネッタを追い詰める。

▲市街地の一角から始まった戦闘は、やがて魔獣召喚によって街全体を巻き込む大激戦に発展していく。さらに、四元徳と召喚魔人が激突する中を、ベヨネッタと仮面の賢者が縦横無尽に飛び交う空中戦へと突入する。

■オンライン協力プレイで夢の共闘を実現！

　オンラインで他のプレイヤーとの協力プレイを楽しめる“タッグ・クライマックス”モード。フレンドを招待して一緒にプレイできるのはもちろん、オンライン上の誰かと自動的にマッチングしたり、CPUをパートナーにして遊んだりすることも可能だ。また、複数のプレイアブルキャラクターから使用するキャラクターを自由に選べる他、装備する武器やアクセサリも選択できる。選べる武器やアクセサリ、またはキャラクターの能力は、ストーリーモードのデータが反映されるとのこと。

▲“タッグ・クライマックス”のゲーム画面。協力プレイ用の多彩なシチュエーションが待ち受ける。

　“タッグ・クライマックス”でプレイできるステージは、クライマックス・アクションの名にふさわしいシチュエーションが展開するボスバトルから、大量の敵を連続して倒し続ける内容まで、多彩なものがそろっている。好みに合わせて、遊ぶステージを選ぼう。

▲ステージは、“ヴァースカード”と呼ばれるカードで表現され、カードの数だけステージが存在するとのこと。挑戦時に難易度を選択でき、高い難易度ほど高額の賭け金が必要になる。ただし、その分勝利した際に得られるリターンも多くなるという。

---

■Wii U版『ベヨネッタ』にも日本語音声が収録

　『ベヨネッタ2』に同梱されるWii U版『ベヨネッタ』にも、『ベヨネッタ2』や映画『ベヨネッタ ブラッディフェイト』と同じ声優陣による日本語音声が収録される。この日本語音声用の台本は、オリジナル版『ベヨネッタ』のディレクターを務めた神谷英樹さんの手によって、全面的にリファインされている。英語音声用の日本語字幕と、日本語音声用の日本語字幕を見比べながらプレイしてみるのも一興だろう。

(C)2014 Nintendo (C)SEGA
(C)SEGA Published by Nintendo

• 『ベヨネッタ2』公式サイトはこちら

データ

関連サイト

• 『ベヨネッタ2』公式サイト