2014年7月31日(木)
『ゼルダ無双』完成発表会でモー娘。飯窪春菜さんが実機プレイに挑戦! 店頭体験会や“ゼルダ無双 Direct”の実施情報も紹介
本日7月31日、東京都・ラフォーレミュージアム六本木において、Wii U用ソフト『ゼルダ無双』の完成発表会が開催された。
8月14日に発売となる『ゼルダ無双』は、コーエーテクモゲームスの『無双』シリーズと任天堂の『ゼルダの伝説』シリーズのコラボレーションによって開発されたアクションゲーム。ハイラル王国を舞台に、リンクやゼルダたちが一騎当千の戦いを繰り広げる。『ゼルダの伝説』シリーズキャラクターの他、本作オリジナルのキャラクターも登場し、独自の“ハイラル叙事詩”が描かれる。
初めに登壇したのは、コーエーテクモゲームスの襟川陽一代表取締役社長。同氏は、開発に3年を要した本作が非常に完成度の高いタイトルとしてできあがったことについて、感無量とコメントした。
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続いて、任天堂の宮本茂専務取締役が登壇。宮本専務はWii Uの販売が『マリオカート8』発売より好調に推移していることや、6月に行われたシステムアップデートでWii Uの操作系が快適になっていることをまず紹介。『ゼルダ無双』については、爽快感とボリュームの豊富さを賞賛した。
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次に登壇したコーエーテクモゲームスの鯉沼久史プロデューサーは、『無双』ならではの『ゼルダの伝説』を目指して開発し、今までにない『ゼルダの伝説』タイトルが完成したと、本作が持つ独自性の高さをアピールした。
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続いては、『ゼルダ無双』の具体的な内容を紹介するべくコーエーテクモゲームスの早矢仕洋介プロデューサーと、スーパーバイザーとして携わった任天堂の青沼英二氏が登壇。本作が“ハイラル軍vs.黒の魔女軍”の戦いを描くことや、『時のオカリナ』・『トワイライトプリンセス』・『スカイウォードソード』の3作を融合させた世界が舞台となることなど、本作の基礎的な要素を改めて解説した。
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より詳しく本作を紹介すべく。コーエーテクモゲームスの古澤正紀ディレクターが実機プレイを披露。片手剣を装備したリンクを使って、ザコ戦やアイテムの獲得、大型ボスとの戦闘などを実演した。
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▲ここで操作したのはリンクだが、本作ではリンク以外にも多彩なキャラクターがプレイアブルとなっている。ロード画面ではドット絵による演出がプレイヤーの目を楽しませる。 |
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▲アイテムの入手で開ける道、草を刈ってのアイテム獲得など、『ゼルダの伝説』らしさが随所に感じられる。 |
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▲キングドドンゴは強敵だが、口を開けた際に爆弾を放り込めばダウンを奪える。また、各キャラクターの必殺技にはボス敵を強制的にダウンさせる効果があるという。 |
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▲『TREASURE BOX』の特典紹介も行われた。古澤ディレクターが身につけているマフラータオルは特典の1つで、本作におけるリンクのマフラーを模したもの。 |
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▲青沼英二氏が、宝箱型小物入れ(サウンド付)からトライフォース型置き時計を取り上げ、高々とかざす! これら『TREASURE BOX』特典は開発チームの『ゼルダの伝説』ファンたちが欲しいものを具現化させたとのことで、まさしくファン垂涎のアイテムと言える。 |
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▲特典にはゲーム内の追加コスチュームも含まれる。詳細は公式サイトにて確認してほしい。 |
実機プレイを経て行われたのは、鯉沼氏、早矢仕氏、青沼氏の3名によるトークコーナー。開発には『無双』でおなじみのω-ForceだけでなくTeam NINJAも関わっていることや、『ゼルダの伝説』シリーズのファンほど多くの驚きを体験できる内容となっていることなどが語られた。また、ここでは本作のTV-CMも初公開された。
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▲Team NINJAがボス戦を緊迫感あるものにすべく開発に参加し、コーエーテクモゲームスの内部的にもコラボレーションが果たされたという。また、とある形による『ムジュラの仮面』からの“月”の登場など、『ゼルダの伝説』ファンの心をくすぐる要素も多数盛り込まれているようだ。 |
●『ゼルダ無双』TV-CM
各々が完成を迎えた本作の感想を述べたが、話の流れで『ゼルダの伝説』の生みの親である宮本氏も、突発的に感想を述べることになった。宮本氏は、本作を「“悩むゼルダ”ではない“汗をかくゼルダ”」と表現。リンクの主観から物語を描くことが多かった従来の『ゼルダの伝説』シリーズに対し、広い戦場の各所で戦闘が進む『ゼルダ無双』は大勢で遊んでいるような感覚があると語った。
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▲関係者席にいたところ、コメントを求められて壇上へ向かう宮本氏。 | ▲宮本氏による好意的なコメントについて、早矢仕氏からは「“ちゃぶ台がえし”されずによかったです」との発言もこぼれた。 |
最後に、スペシャルゲストとして“モーニング娘。’14”サブリーダーの飯窪春菜さんが登場。飯窪さんは、幼いころから『時のオカリナ』や『ムジュラの仮面』に触れ、現在は3DS版の『時のオカリナ』や『神々のトライフォース2』を遊び、動物愛護精神を“ニワトリをいじめてはいけない”ことから学んだという、筋金入りの『ゼルダの伝説』ファンだ。
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▲飯窪さんは父親が重度のゲーム好きで、その影響が大きいようだ。『ゼルダ無双』発表会への登壇決定にあたっては、父親から非常に羨ましがられたらしい。 |
トークの中で飯窪さんは、『ゼルダ無双2』が出るならば主題歌を歌いたい、『モーニング無双』を作ってほしいなどの希望を鯉沼氏へぶつけていた。鯉沼氏は返答に困っていたものの、どちらも実現したらおもしろそうなコラボレーションだ。
そして飯窪さんも実機プレイに挑戦。最終的にはタイムテーブルの都合によりプレイを中断することになったが、スムーズに敵リーダーを撃破し、強敵には的確に必殺技をぶつけるなど、見事なプレイを見せてくれた。
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▲軽快に敵を蹴散らしていく飯窪さん。 |
飯窪さんによるプレイについて開発陣が解説を行う中では、キングドドンゴが初代『ゼルダの伝説』であるディスクシステム版の彩色をイメージして黄色いカラーリングになっていることなどが語られた。単なるコラボレーションタイトルというだけでなく、非常に細かいところまでオマージュやリスペクトが込められた『ゼルダ無双』は、『ゼルダの伝説』ファンにぜひ触れてほしいタイトルだ。
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8月2・3日には、東京や大阪などのゲーム取扱店にて店頭体験会が開催される。参加者には先着にてクリアファイルが贈られるので、近隣に在住の人は足を運んでみよう。
■『ゼルダ無双』店頭体験会概要
●8月2日
・東京都
ビックカメラ池袋本店 13:00~17:00
ビックカメラ有楽町店 13:00~17:00
ソフマップ秋葉原 アミューズメント館 13:00~17:00
ヤマダ電機 池袋LABI1 モバイルドリーム館 13:00~17:00
ヨドバシカメラ マルチメディアAKIBA 14:00~18:00
ヨドバシカメラ 新宿西口本店 14:00~18:00
・愛知県
ビックカメラ 名古屋駅西店 13:00~17:00
・大阪府
ジョーシン ディスクピア 日本橋店 13:00~17:00
TSUTAYA あべの橋店 13:00~17:00
ヨドバシカメラ マルチメディア梅田 14:00~18:00
●8月3日
・東京都
ヤマダ電機 池袋LABI1 モバイルドリーム館 13:00~17:00
ヨドバシカメラ マルチメディアAKIBA 14:00~18:00
ヨドバシカメラ 新宿西口本店 14:00~18:00
・大阪府
ヨドバシカメラ マルチメディア梅田 14:00~18:00
さらに、8月5日には“ゼルダ無双 Direct 2014.8.5”が12時より配信される。こちらも要注目だ。
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▲会場には試遊台が設置されていた。稼働していたバージョンでは、リンク、ゼルダ、ミドナを操作して序盤のステージへ挑戦可能。恐らく、店頭体験会でも同様のバージョンが出展されるだろう。 |
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