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2014年8月13日(水)

お盆休みに遊びたい思い出の名作ゲーム10選(PS、GB、SFCなど)

文:そみん

 まとまった時間がとれる夏休み・お盆休み。この機会に、ぜひとも遊んでもらいたい思い出の名作を、電撃オンラインのライター&編集陣が語ります。

 以前に掲載した本特集ですが、その思い出の熱さは今なお健在ということで、今年のお盆休みにもぜひ読んでほしいと思います!

 読まれた数=ゲームのおもしろさというわけではありませんが、より多くの人の思い出に残っているゲームほど、名作である確率が高いこともまた事実です。というわけで、アクセス数ランキングのベスト10とあわせて紹介していきましょう。


■思い出よみがえりゲーム特集アクセス数ランキング TOP10

●第10位:『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』を語る! 未プレイの人は最新作に向けて遊んでみては?

●文:カネキング ●掲載タイトル:『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』
●機種:ニンテンドウ64 ●メーカー:任天堂 ●発売日:1999年1月21日
 ※Wii用バーチャルコンソールで配信中

 マリオやリンクなど、任天堂のゲームに登場するキャラクターたちが熱いバトルを繰り広げる対戦アクションゲーム『スマブラ』シリーズ。その記念すべき1作目に関する思い出コラムです。

 『スマブラ』の魅力、そして上級者のニーズにも応えるスゴさについて熱く語っています。また、上達のヒントの他、VCで遊べる各キャラの出演作も紹介しています。

“思い出よみがえりゲーム特集” “思い出よみがえりゲーム特集”

(C) 1999-2009 Nintendo/HAL Laboratory, Inc.
Character(C)Nintendo/HAL Laboratory, Inc./Creatures inc./GAME FREAK inc.


●第9位:『キングスフィールド』はスルメをかむような“深い味”のダンジョン探索RPG! フロム・ソフトウェアの記念すべき第1作

●文:チョロ松 ●掲載タイトル:『キングスフィールド』
●機種:PS ●メーカー:フロム・ソフトウェア ●発売日:1994年12月16日
 ※ゲームアーカイブスで配信中

 フロム・ソフトウェアの記念すべき第1作としてリリースされた『キングスフィールド』。本作は、初代プレイステーションの発売直後に登場した1人称視点の3DリアルタイムRPGで、当時としては目新しい3Dポリゴンによるアニメーション描写が特徴の1つでした。

 スルメをかむような“深い味”のダンジョン探索RPGのあるあるネタが詰まった思い出コラムとなっています。

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(C)1994-2007 FromSoftware, Inc. All rights reserved.


●第8位:学園伝奇ジュヴナイル『東京魔人學園』シリーズには、熱い青春のすべてが詰まっています!!

●文:長雨 ●掲載タイトル:『東京魔人學園剣風帖』
●機種:PS ●メーカー:アスミック・エースエンタテインメント ●発売日:1998年6月16日
 ※ゲームアーカイブスで配信中

 初代PSで発売された学園伝奇ジュヴナイルADV『東京魔人學園』シリーズ。愛あり、友情あり、オカルトもありな、本シリーズの魅力を語るのは、青春時代に本作を遊んだ女性ライターです。

 シリーズならではの“感情入力システム”に関する思い出の他、魅力的で個性的な登場人物についても熱く語っています。

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(C)Asmik Ace Entertainment, Inc./MarvelousAQL Inc.


●第7位:PSの名作『風雨来記』ヒロインと必ず別れる悲恋系旅行ゲーム! 北海道へ行った気分になれるシステムも秀逸

●文:ごえモン ●掲載タイトル:『風雨来記』
●機種:PS ●メーカー:FOG ●発売日:2001年1月18日
 ※ゲームアーカイブスで配信中

 表向きは恋愛ゲームながら、実はさまざまな新機軸のシステムを搭載し、味わい深い物語性を備えた、知る人ぞ知る名作『風雨来記』。その見どころをたっぷりと紹介しています。

 Google ストリートビューを先取りしたシステム“ツーリングモード”、記事のアップロードを行うことで読者と交流をはかれる特殊なシステムの他、主人公が過去と向き合い未来へ進む“1人旅ルート”についても言及しています。“ヒロインと必ず別れる悲恋系旅行ゲーム”と聞いてピンと来る人は、ぜひこの思い出コラムをお読みください!

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(C)2001,2011 FOG


●第6位:今だからこそ『NOeL NOT DiGITAL』が熱い! リアルタイム恋愛SLGの先駆けをレビュー

●文:おかゆごはん ●掲載タイトル:『NOeL NOT DiGITAL』
●機種:PS ●メーカー:パイオニアLDC ●発売日:1996年7月26日
 ※ゲームアーカイブスで配信中

 リアルタイムで進行するノンストップ会話型の恋愛SLG『NOeL NOT DiGITAL』を、担当ライターのプレイ当時の記憶や思い出の他、思春期の体験談などを交えて紹介しています。

 どんな態勢をとってもパンツが見えない岡野由香(声優:飯塚雅弓)への思いや、オープニングアニメで由香が食い込んだ水着を直す場面をクローズアップするなど、赤裸々な熱い感想に満ちたコラムとなっています。

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(C)1996 GENEON UNIVERSAL ENTERTAINMENT JAPAN, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.


●第5位:電撃PSの『ガンパレード・マーチ』メインライターが今になって語る“『ガンパレ』の魅力”ってなんだろね?

●文:まさ ●掲載タイトル:『ガンパレード・マーチ』
●機種:PS ●メーカー:SCE ●発売日:2000年9月28日
 ※ゲームアーカイブスで配信中

 SCEから発売された学園ADV+戦闘SLG『ガンパレード・マーチ』を、かつて『電撃PlayStation』の記事および『電撃ガンパレード・マーチ』で本作のメインライターを務めていた編集・まさが紹介します。

 “『ガンパレード・マーチ』の魅力は? と聞かれると今でも答えに困ります。”という書き出しから、本作の概要や魅力についてたっぷりと語るコラムとなっています。『ガンパレ』好きの方は、ぜひこの機会にゲームアーカイブスで遊び直してみては?

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(C)2000 Sony Computer Entertainment Inc. All rights reserved.


●第4位:『イース』から『イースVI』まで! 赤毛の冒険家・アドルの冒険日誌をゲーム化した人気シリーズの歴史をたどる

●文:オヌゥ ●掲載タイトル:『イース』
●機種:PC ●メーカー:日本ファルコム ●発売日:1987年6月21日

 赤毛の剣士・アドルが世界各地を冒険するARPG『イース』シリーズ。『イースVI』の攻略本の仕事で全作品を遊んだライターの思い出コラムです。

 『I』~『VI』の6作品について、強敵や謎解きに苦しんだ思い出を主軸にしたコラムとなっています。

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(C) Nihon Falcom Corporation. All Rights Reserved.



■ベスト3の発表前に、惜しくも11位以下となった思い出ゲームをチェック!

 思い出ゲームとして掲載した作品は全部で14本ありました。惜しくも11位以下になったとはいえ、そのゲームに込めたライターの熱量に差異はありません!

 ということで、ここでは11~14位となった思い出ゲームのコラムを紹介していきます! 中にはマニアックなタイトルもありますが、ゲーム好きにはピンと来る部分もあるのでは?


●第11位:『ドラゴンフォース』は100×100の兵士がぶつかりあうファンタジーSLG! テンポよく遊べる良作を紹介

●文:豊臣和孝 ●掲載タイトル:『ドラゴンフォース』
●機種:PS2 ●メーカー:セガ ●発売日:2005年8月18日
 ※ゲームアーカイブスで配信中

 セガの隠れたファンタジーSLGの名作『ドラゴンフォース』の思い出コラムです。オリジナルは1996年にセガサターンで発売されたものですが、このコラムは会話シーンやイベント音声が追加されたPS2版のものとなっています。

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(C)SEGA


●第12位:隠れた名作『ゲイングランド』登場から四半世紀、ACT好きにオススメしたい情け容赦なきセガゲー

●文:ライターM ●掲載タイトル:『ゲイングランド』
●機種:AC ●メーカー:セガ ●稼働日:1998年
 ※PS2でリメイクで発売されたリメイク版はゲームアーカイブスで配信中。メガドライブ版はWii用バーチャルコンソールで配信中

 針穴に糸を通すような緻密な攻略性、そして一画面に集約された戦略的アクションで高評価を得た往年の名作アクションのコラムです。PS2でのリメイク版の話を主軸に、かつてゲームセンターで遊んだ際のマニアックなネタにも触れています。

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(C)SEGA


●第13位:ボクシングゲームの最高傑作は、1995年に完成していた!? 『ボクサーズロード』でストイックなボクサー人生を堪能!

●文:てけおん ●掲載タイトル:『ボクサーズロード』
●機種:PS ●メーカー:ニュー ●発売日:1995年9月8日
 ※ゲームアーカイブスで配信中

 ジム入門から引退まで、ボクサーの歩みをシミュレートした育成型アクションゲームである本作は、その筋では有名な隠れた傑作。プレイ時間の9割が練習時間に割かれる、ある意味で非常にリアルでストイックな本作の魅力を、主観を交えて紹介しています。

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(C)1995 NEW Corp.


●第14位:両替パズル『マネーアイドル エクスチェンジャー』で脳に刷り込まれたゆかなさんの声──サクサク遊べてハマる要素もアリ!

●文:カワカミ雁々 ●掲載タイトル:『マネーアイドル エクスチェンジャー』
●機種:PS ●メーカー:アテナ ●発売日:1998年11月5日
 ※ゲームアーカイブスで配信中

 キャラクターデザインは石田敦子さん、出演声優は丹下桜さんやゆかなさんと、かなり力が入った対戦パズルゲーム『マネーアイドル エクスチェンジャー』。1円玉を5枚並べると5円玉1枚に、5円玉を2枚並べると10円玉1枚に……と、両替の仕組みを利用した独特のシステムもしっかり紹介しています。

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(C)Athena/EXCEL


 それでは、引き続きベスト3の発表に移ります! ここまで紹介してきたものも名作ぞろいでしたが、ここからはさらに名作&傑作として評判が高い作品が登場します!!



●第3位:『ゼノギアス』が当時のスクウェアRPGファンに与えた衝撃を、未プレイの方々に味わっていただきたい!

●文:まさん ●掲載タイトル:『ゼノギアス』
●機種:PS ●メーカー:スクウェア・エニックス ●発売日:1998年6月25日
 ※ゲームアーカイブスで配信中

 スクウェア・エニックス(旧スクウェア)より、1998年2月11日に初代PSで発売された『ゼノギアス』。当時“聖剣伝説が出ない理由 FFとは異なる可能性 そして、ゼノギアス”という衝撃的なキャッチコピーがテレビCMで流れていたことなどに触れつつ、さまざまな思い出を書き連ねらています。

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 衝撃的な展開と演出で、当時賛否両論を巻き起こしたディスク2枚目。ロボットと生身を使い分けて戦うという特徴や、弱、中、強の攻撃ボタンを押す順番で出せる必殺技が変わるといった要素を備えたバトルシステム。さらにはミニゲームの“バトリング”など、当時のゲーマーが衝撃を受けた数々の要素について、しっかりと紹介しています。

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●第2位:『カエルの為に鐘は鳴る』は短時間で濃密な“ゲームらしさ”を味わえる神ゲーである。しゃげーっ!

●文:そみん ●掲載タイトル:『カエルの為に鐘は鳴る』
●機種:ゲームボーイ ●メーカー:任天堂 ●発売日:1992年9月14日
 ※3DS用バーチャルコンソールで配信中

 世の中に神ゲーは数あれど、シリーズ化されずにリメイクもされなかった神ゲーとなると、一気に数が絞られるのではないかと。この思い出コラムで語られる『カエルの為に鐘は鳴る』は、そんな貴重な神ゲーの1本です。3DS/Wii U用の『スマブラ』最新作への登場が決まった本作だけに、この機会に原作に触れてみるのもよいのでは?

“思い出よみがえりゲーム特集” “思い出よみがえりゲーム特集”

 ちなみにコラムとあわせてプレイ動画も掲載しています。まずはこちらでキャラの動きや音楽を思い出していただくと、より思い出コラムを楽しめると思います。そんなに長いゲームではないので、お盆休みのうちの1日を使って、サクッとクリアできるはずです!

●『カエルの為に鐘は鳴る』プレイ動画

(C)1992-2012 Nintendo


●第1位:『ロマンシング サ・ガ』“殺してでもうばいとる”のも許される!? フリーシナリオでRPGに革命を起こした名作を振り返る!

●文:MAC佐藤 ●掲載タイトル:『ロマンシング サ・ガ』
●機種:スーパーファミコン ●メーカー:スクウェア・エニックス ●発売日:1992年1月28日
 ※Wii、Wii U用バーチャルコンソールで配信中

 というわけで、アクセス数がトップだったのは1992年にスクウェア・エニックス(旧スクウェア)から発売された『ロマサガ』こと『ロマンシング サ・ガ』でした!

“思い出よみがえりゲーム特集” “思い出よみがえりゲーム特集”

 画期的なフリーシナリオシステムの魅力や、独特の育成システムの奥深さなど、当時の思い出を交えて紹介しています。全キャラクター制覇を目指すなど、本格的にやり込むなら、お盆休みだけとても足りないゲームですが、久々にプレイしてみてはいかがですか?

“思い出よみがえりゲーム特集” “思い出よみがえりゲーム特集”

(C) 1992 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.


 以上、電撃オンラインが選ぶ、お盆休みに遊びたい思い出ゲーム10選でした! 思い出のゲームは1本だけとは限りませんし、今後もこういった名作や傑作に関する特集記事を掲載していきたいですね。

 ちなみに2014年という年は、さまざまなハードや名作タイトルが5周年や10周年、20周年を迎える年となります。すでに『サガ』シリーズ25周年記念特集を展開しておりますが、いろいろと周年企画を予定しておりますので、ぜひご期待ください!

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