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2014年8月20日(水)

TCG『アンジュ・ヴィエルジュ』のサマーカップ出場権をかけて声優ユニット“L.I.N.K.s”の仁義なきバトルロイヤルが勃発!

文:ファイ

 こんにちは! TCG担当のファイです。『アンジュ・ヴィエルジュ(以下、アンジュ)』発の声優ユニット“L.I.N.K.s”が4人組になってから1カ月が経過しました。

『アンジュ・ヴィエルジュ』

 7月20日に東京で開催されたサマーカップでは、相坂優歌さん、石原舞さん、高橋李依さんが“L.I.N.K.s”チームを組んでエクシーズバトルに参加しました。そして大阪でのサマーカップでもエクシーズバトルに“L.I.N.K.s”チームが参加します。

 しかし! 大きな大きな問題が1つあります。そう、“L.I.N.K.s”は東京会場の時とは違い、今は生田善子さんを加えた4人組ユニットなのです! エクシーズバトルは3人チーム戦、ということはだれか1人はチームに入れないことになってしまうという訳です。では、どうやって3人を決めるのだろうか? 思い切って荒井プロデューサーに直撃しました。

――大阪の“サマーカップ”ですが、エクシーズバトルに参加する3人はどうやって決めるのですか?

荒井P:まず大前提として“L.I.N.K.s”は勝ちにいくチームです。ですので当然ですが、勝てる3人でチームを組んでもらいます。「勝負は時の運」という言葉もありますが、勝つため必要なのは実力だけでなく運も必要です。『アンジュ』でいえばドロー運、リンク運、リジェクト運……いろいろありますよね。大阪大会を前に、運という波を引き寄せている3名でチームを組んでもらうと思います。

――なるほど。“L.I.N.K.s”メンバーの実力はαドライバー(プレイヤー)ならよく知っていると思いますがかなり高いですよね。では次に必要なのは運だと?

荒井P:実力がほぼ同じなら運が強い者を選ぶ。これが勝つための戦略ですね。実際に“L.I.N.K.s”メンバー同士で対戦してもらって勝った人が今ノリにノッているということで、大阪でのエクシーズバトルに参加してもらいますよ!

――では「今はまだその時ではない」ひとりは何をするのでしょうか?

荒井P:体験入学(初心者講習会)のアシスタントをやってもらいます。これから『アンジュ』を始めてみようかなという人をナビゲートするという、これはこれで重要な役回りです。

 というわけで!

■“L.I.N.K.s”メンバー大激突! エクシーズバトル選抜戦開催!!

 “L.I.N.K.s”の4人で直接対決をしてもらい、運をより引き寄せている3人を決めます。

■サマーカップ2014 大阪大会 エクシーズバトル参加メンバー選抜戦のルール
・“L.I.N.K.s”の4人で総当たり戦(ひとり3戦)を行う
・対戦は1本勝負とする
・勝敗数が同じ場合、決定戦を行う
・最下位になったメンバーは“サマーカップ”で体験入学のアシスタントを行う

『アンジュ・ヴィエルジュ』

 では改めまして今回の選抜戦に参加する“L.I.N.K.s”のメンバーを意気込みとともにご紹介します。

■青の世界、日向美海役の相坂優歌さん

『アンジュ・ヴィエルジュ』 『アンジュ・ヴィエルジュ』

相坂さん:誰が勝ってもおかしくないバトルですが、私は果たして生き残れるのか。青の世界代表として頑張りたいと思います。よろしくお願いします!

■黒の世界、ソフィーナ役の石原舞さん

『アンジュ・ヴィエルジュ』 『アンジュ・ヴィエルジュ』

石原さん: 第4章『蒼空の変転世界(オルタネイト)』が発売されたことで、ついにソフィーナデッキが組めたので、ソフィーナデッキの真価を発揮して相手の手札をスッカスカにしたいと思います。

■白の世界、コードΩ00 ユーフィリア役の高橋李依さん

『アンジュ・ヴィエルジュ』 『アンジュ・ヴィエルジュ』

高橋さん: 『アンジュ』歴はメンバー内で一番短いのですが、先輩方は私より『アンジュ』歴が長いので勝たなきゃいけないという感があると思います(笑)。私はそんなところから下克上を狙っていきたいと思います。

■赤の世界、ルビー役の生田善子さん

『アンジュ・ヴィエルジュ』 『アンジュ・ヴィエルジュ』

生田さん: ウインターカップに参加したり、ガチ勢だということを散々アピールしてきたので、ここで負けるわけにはいかない!ということがフリでないことを願います。過去の上位デッキレシピを見るとΣが優勢ですが、Ωの底力を見せます!

■かくして、エクシーズバトル参加の座を賭けた戦いが始まった!

『アンジュ・ヴィエルジュ』

●相坂さん VS 石原さん

 まずは元祖“L.I.N.K.s”対決。相坂さんはドロー主体の美海デッキを、石原さんはハンデス(相手の手札を捨てさせる)主体のソフィーナデッキ。ひたすら手札を増やし続けるのが早いか、それをさせる前に手札を捨てさせるのが早いか、というのがこの対戦の勝敗を握るポイントです。

『アンジュ・ヴィエルジュ』 『アンジュ・ヴィエルジュ』
▲テオドーチェはいってるし。僕の知っているデッキからさらに調整をしている。(荒井P談)▲苺先輩はいってるし。僕の知っているデッキからさらに調整をしている。(荒井P談)

 対戦は相坂さんが石原さんを7ダメージまで追い詰めますが、ここでなんと4連続リジェクト。荒井Pの「勝つためにはリジェクト運も必要」がまさに現れた瞬間でした。そのまま7ダメージで凌いだ石原さんが相坂さんに勝利しました。

●高橋さん VS 生田さん

 こちらは“L.I.N.K.s”フレッシャーズ対決。ただしプレイヤー歴としては新人対最古参ですが。生田さんはルビー主体かと思いきやまさかのアウロラ主体のデッキ、対する高橋さんはユーフィリアを軸にした白メインデッキ。

『アンジュ・ヴィエルジュ』 『アンジュ・ヴィエルジュ』
▲見渡す限りアウロラである。ルビーどこいった?(荒井P談)▲序盤の展開があまりに理想的。《サイト・ギア》も相手のテンポを遅らせるには非常に有効。(荒井P談)

 ドロー運が非常にいい高橋さんは序盤から終盤まで、終始理想的な展開に。一方生田さんは全くリジェクトをせずにダメージを受け続けてしまいました。こちらもやはり「リジェクト運」が勝敗を分け、高橋さんが勝利しました。

『アンジュ・ヴィエルジュ』
▲1回戦が終了。表の数字は決着時のダメージです。

■1戦目が終了! 2勝目を手にするのはだれか!?

 というわけで1戦目が終了し、勝者は石原さんと高橋さんになりました。4人中3位までに入ればエクシーズバトルに参加できるので、2勝すれば当確です。すでに勝利を獲得してた2名には2勝目を、そして未勝利の2人にはなんとしても手に入れたい1勝目を巡り、さらに白熱する熱戦が繰り広げられます。そしてそのまま2戦目に突入です!

『アンジュ・ヴィエルジュ』

●相坂さん 対 高橋さん

 1戦目を落としてしまい負けられない相坂さんは2勝目に王手をかけた高橋さんと対戦。序盤は高橋さんが今回も理想的な展開になり優勢になります。しかし中盤以降、美海のドロー力を活かして手札枚数差で有利になった相坂さんが、要所要所でしっかりとダメージを防ぎます。

 一方、高橋さんは手札を使い切ってしまいガードができなくなり、相坂さんの勝利となりました。どこで手札をガードに使うのか、というのが勝敗の分かれ目だったようです。

『アンジュ・ヴィエルジュ』 『アンジュ・ヴィエルジュ』
▲負けたくない。観戦している我々にもその想いが十分に伝わるくらいの熱戦でした。

●石原さん 対 生田さん

 こちらも2勝して勝ち抜けたい石原さんと、なんとか1勝しておきたい生田さんの対戦。長期戦になるとデッキ相性的に不利な生田さんは、序盤から積極的に攻勢に出ます。しかし石原さんもしっかりと防ぎながら反撃のタイミングを待ちます。

 中盤、爆発力のあるデッキを使う生田さんが、ここぞとばかりに一気に仕掛けます。石原さんも前戦に引き続きリジェクト運を発揮しますが確実にダメージをたたき込んでいった生田さんが勝利。

『アンジュ・ヴィエルジュ』
▲3戦目を前にまさかの全員1勝1敗。勝敗の行方は全くわからなくなりました。

■2戦目が終了し、なんと全メンバーが1勝1敗に!

 次回の後編ではついにエクシーズバトル参加者と体験入学のアシスタントをするメンバーが決まります。一体誰が選抜メンバーに選ばれるのか!? その答えは次回お届けします。結果がどうなるのか、皆さんもぜひ予想してお待ちください!! それではまた!

(C)Ange Project
(C)SEGA / (C)SEGA Networks /(C)Ange Project

データ

▼『アンジュ・ヴィエルジュ オールスターデッキ オメガ』
■メーカー:KADOKAWA
■発売日:2014年8月7日
■希望小売価格:1,200円+税
 
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▼『アンジュ・ヴィエルジュ オールスターデッキ シグマ』
■メーカー:KADOKAWA
■発売日:2014年8月7日
■希望小売価格:1,200円+税
 
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▼『アンジュ・ヴィエルジュ ブースターパック第4章 蒼空の変転世界』
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■発売日:2014年6月26日
■希望小売価格:1パック 300円+税
 
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