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2014年8月12日(火)

『ドラゴンネスト』の新キャラクター“レンシア”は8月20日に実装! 天真爛漫な美少女槍使いを一足先にプレイしてみた

文:チョロ松

 NHN PlayArtがサービスするPC用オンラインアクションRPG『ドラゴンネスト』。8月20日に予定されている次期アップデートでは、かねてから告知されていた8人目のプレイヤーキャラクター“レンシア”が登場する。このレンシアを一足先にプレイする機会をいただいたので、ここにレポートする。

『ドラゴンネスト』
『ドラゴンネスト』 『ドラゴンネスト』
▲NHN PlayArt コンテンツグロース事業部 ドラゴンネストチームの西田哲史さん(左)と、YAMAMOTOさん(右)が、レンシアや新エリアについて解説してくれた。

 レンシアは天真爛漫な槍使いの美少女。カワイイ外見とおっちょこちょいな性格で、一見するとか弱い少女に思えるが、正義と平和を妨げようとする者には、誰よりも勇猛に、華麗な槍術を使って挑んでいく。

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●レンシアの背景となるストーリー

 六英雄のうち、ブラックドラゴンレイド以降は行方のはっきりしていなかったバルナックが作った組織・ブラザーオブスティール。現在も存続しているこの組織は、各地方に散らばって活動するレジスタンス集団である。

 ブラザーオブスティールの一員で、近づいてくる世界の危機について聞かされたレンシアと、彼女の妹・エルティアは、組織の最下位クラスの団員である彼女らには似つかわしくない、重要な任務を負かされることに。2人は疑念を抱きつつも、指令を受けて“秘伝のオーブ”をマナレージに届けるために出発する。

 しかし、マナレージに着いた彼女たちは、自分たちが運んできた“秘伝のオーブ”が偽物であることに気づく。

 ブラザーオブスティールは、どうして偽物を彼女たちに預け、届けさせたのか。2人は、組織の連絡係である幼なじみのケイにその理由を尋ねようとするが、やがてケイの行方もつかめなくなる。

 連絡係のケイは本当にブラザーオブスティールの一員なのか? その後、明確な目的もわからないまま、暁の預言者を探す任務に合流することになったレンシアとエルティア。2人の少女の冒険が始まる。

■基本職/2次職/3次職のそれぞれの特徴

 レンシアは、2次職でピアサーに、3次職でフローリーおよびスティングブリーザーへと転職できる(もう1つの2次職は未実装で、現在開発中とのこと)。

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●基本職:レンシア

 レンシアは、槍を使った直接攻撃による近~中距離物理攻撃と、魔法攻撃による遠距離攻撃を使い分けて戦う。武器のリーチを生かした攻撃が特徴で、範囲攻撃や貫通攻撃を可能とするスキルを持つ。またパーティメンバーを強化する支援スキルも備えている。

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・クロスカッター
 前方に進みながら左右に素早く連続斬りを繰り出し、最後に前方の敵へ斬り下ろす。スキルLv.6からは追加効果で、ダウンした敵にも左右斬りで攻撃できるようになり、斬り下ろす際に敵を少し浮かせて追加ダメージを与えることが可能に。

・ホイールブレード
 武器を頭上で素早く回転させ、周囲の敵に連続ダメージを与える。発動中に“通常攻撃”を行うと、回転を中断して素早く前方を斬る。スキルLv.6からの追加効果で、武器を回す時に敵を引き寄せる効果が発生し、前方斬りのダメージが増加する。

・ホーネットタッチ
 スキル使用後、即座に防御姿勢を取る。防御態勢中に敵から攻撃を受けると、防御後すぐに反撃する。すべての攻撃モーション中にジャンプキーを使って発動可能。

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●2次職:ピアサー

 ピアサーの最大の特徴は、“イラティックパワー”スキルだ。このスキルはトグル式で、任意でスキルのオン・オフを切り替えられる。オンの最中は行動速度が早くなり、与えるダメージも上昇する。

 ただし、オンにしている間は2秒ごとに“疲労球”が1つずつ蓄積されていき、最大となる10個までたまると“無気力”状態になってしまう。こうなると、移動速度が大幅に減少。HPも徐々に減っていく。“疲労球”は“イラティックパワー”スキルを解除した状態で1秒につき1つずつ減るので、適切に管理できれば最高のパフォーマンスを発揮することが可能だ。

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・イラティックパワー
 自分の能力を限界まで引き上げて、戦闘能力を拡大させる。効果発動中は“疲労球”がたまっていき、“疲労球”が最大値(10)に到達すると“無気力”状態に陥る。発動中は2秒ごとに“疲労球”が1つ増加。解除時は1秒につき1つずつ“疲労球”が減少する。

・ウィルメーカー
 自分を中心に神秘的なエリアを設置する。設置されたエリア内にいる味方は一定時間、敵からのすべてのダメージが減少する補助効果(バフ)を受ける。発動すると“疲労球”が増える。

・スピニングスウィング
 前方に進みながら“回転斬り”をして、周辺の敵を少し引き寄せて“待機姿勢”をとる。0.5秒以上“待機姿勢”を維持すると、スキルの“再使用時間”(クールタイム)が少し減少。待機姿勢中に“通常攻撃”を押すと、もう一度“回転斬り”を発動して再度“待機姿勢”をとる。最大2回まで発動可能で、最後の“回転斬り”の際にスキルの“再使用時間”(クールタイム)がさらに2秒減少する。なお、“待機姿勢”中に“特殊攻撃”を押すと、槍に力を集めて大きく斬り前方の敵を吹き飛ばし、その時点でスキル持続が終了する。

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●3次職:フローリー

 ピアサーから成長して物理攻撃スキルに特化した職業。槍を使った突進スキルなどで敵に近づき、広範囲攻撃で敵をなぎ払う。また、パッシブスキルの“ウィークポイント”スキルを食らった敵は“丸腰”状態となり、この時に特定のスキルをコンボで繰り出すと爆発的なダメージを与えられる。フローリーは、適切にコンボを決めるアクション要素が強い分、強力な攻撃が可能だ。

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・ウィークポイント
 敵に攻撃がヒットした時に、5%の確率で敵を2秒間“丸腰”状態にする。

・スピニングスキュアー
 敵の攻撃をローリングでいったん後方に回避した後、前方に槍を突き出して突撃攻撃を行う。発動時のローリングに無敵時間があり、“丸腰”状態の敵に攻撃がヒットした場合は追加で大ダメージを与える。

・ラフスウィープ
 槍で地面をなぎ払いながら突進した後、力強く斬り上げて前方に衝撃波を発生させる。突進中に“通常攻撃”を押すと、突進を中断してその場ですぐに斬り上げ攻撃を行う。突進している時間が長いほど、最後の衝撃波のダメージが強化される。

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●3次職:スティングブリーザー

 ピアサーから成長して魔法攻撃スキルに特化した職業。味方の雷属性を強化しつつ敵の雷耐性を下げるなど、雷属性のコントロールも可能だ。また、特定のスキルで発生する“魔法残像”を、より広範囲に、より長い持続時間を持つように強化する。さらに、その“魔法残像”を狙った敵に集中して飛ばすスキルなどを習得できるなど、他の魔法キャラクターとは異なる戦いが可能となっている。

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・マジックアタックポイント
 魔法攻撃に成功すると、少しの時間だけ自分の魔法攻撃力が増加する。

・アルケインフォーカス
 魔法エネルギーを込めた“魔法球体”を前方に発射する。その時、マップ上に残っているすべての“魔法残像”が、“魔法球体”のヒットへと向かって飛んでいく。“魔法球体”は相手にヒットすると爆発し、範囲内の味方の“雷属性攻撃力”を上昇させるとともに、ダメージを与えた敵の“雷耐性”を減少させる。

・フォーリングランス
 空中に巨大な“魔法槍”を召喚して前方に落とした後、これを回転させて周辺の敵を引き寄せながら攻撃する。最後に、“魔法槍”を引き抜く同時に敵を空中へ打ち上げる。

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■新たなエリアとして登場するボルケーノネスト!

 今回のアップデートでは、新エリアとなる“ボルケーノネスト”も実装される。ここは、モノリスと世界がぶつかり合った際のエネルギーで生まれた次元の隙間だ。そこに誕生した次元の隙間の支配者“フェニックス ラバノーク”は、消えない炎で周囲のすべてを飲み込んでいく……。

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【ボルケーノネスト】
・入場レベル:Lv.80
・入場人数:1~4人
・入場券:必要なし
・難易度:イージー/ノーマル/アビス
・入場案内クエスト:Lv.80以上で、“情報端末タイムレス3”からクエストを入手できる。 ただし、先に“情報端末タイムレス3”の先行クエストを完了している必要がある。
・週間クリア可能回数:5回
・復活可能回数:5回

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▲入場ゲートは、セントヘイブン→時空の庭園(Lv.80)→ボルケーノネスト専用ゲート。

●第1関門:テポ フェット ポポテとスターブ アクリエ

 フェット ポポテが召還するトーテムたちに注意しながら戦闘を進める関門。

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●第2関門:激昂のルーガ

 激昂のルーガが召喚する溶岩の種を、パーティメンバーと協力して倒しながら戦闘を進める関門。

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●第3関門:ジェミック

 ジェミックが愛する炎の結晶を破壊されないよう、注意しながら戦闘を進める関門。

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●第4関門:ディバ クロッカー クラノス

 クラッカー クラノスが召喚する守護石に注意しながら戦闘を進める関門。

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●最終関門:フェニックス ラバノーク

 ラバノークの熱い広範囲攻撃を、相手の手下を利用して回避しつつ、戦闘を進めよう!

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■ボルケーノネストの第1関門にチャレンジ!

 闘技場でひと通りのスキルを確認したあと、レンシアの使い勝手を実際に試すべく、ボルケーノネストの第1関門に4人パーティで挑んでみた。

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 今回はLv.80のスティングブリーザーを中心にプレイしてみたが、“魔法残像”を使って敵を集中して攻撃する“アルケインフォーカス”はかなり工夫して戦いたくなるスキルとなっていた。運営チームとしても、どちらかと言うとフローリーよりもこちらのほうが人気が出そうと考えているとのこと。しかしフローリーも一気に大ダメージを叩き出せる可能性を秘めており、突き詰めていくと相当なパフォーマンスを発揮しそうだ。

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▲テポ フェット ポポテが地面に突き刺したトーテムの周囲は、移動速度が遅くなってしまうという効果が発生する。▲敵が必殺技を繰り出す前には複数のトーテムが出現するので、1つだけ違ったトーテムを探し出して事前に破壊しよう。
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▲テポ フェット ポポテはHPが減ると、手下のスターブ アクリエを召喚する。2体による同時攻撃はかなりキツイ!

 また。槍使いというイメージからは直線的な動きを想像しがちだが、どちらかというと周囲の敵を巻き込んで広範囲に攻撃するスキルが多いと感じた。このあたりは好みが分かれそうだが、比較的自分のペースで戦闘を進められるキャラクターであると思う。

 なお、8月27日には、日本代表決定戦を行うための“DWCモード”がゲーム内にオープンする。今回のDWCモードにはレンシアとその上級職は含まれないのだが、その後に向けてレンシアのPvP戦もぜひ研究しておこう。

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▲フローリーとスティングブリーザーのそれぞれで、お手本となるプレイを見せてくれたYAMAMOTOさん。アルケインフォーカスによる魔法残像の連撃もバッチリ決まっていた!

Published by NHN PlayArt Corp.
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データ

▼『ドラゴンネスト』
■運営:NHN PlayArt
■開発:EYEDENTITY GAMES
■対応機種:PC(対応OS:Windows Vista/7)
■ジャンル:ACT(オンライン専用)
■サービス開始日:2010年6月9日
■プレイ料金:基本無料(アイテム課金制)

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