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2014年8月14日(木)

“gamescom 2014”がドイツ・ケルンで開催!なぜかコスプレイヤーも多かった業者日の会場の様子をお届け【gamescom 2014】

文:megane

 ドイツ・ケルンにて現地時間8月13日~17日の期間で開催されるゲームイベント“gamescom 2014”。ビジネスデーにあたる8月13日の会場の模様をお届けする。

“gamescom 2014”

 gamescomが開催されるケルンメッセは、11個のホールにわかれている。その中でgamescomで使われるのはホール4~10の7つ。そのうち、4~5ホールは各メーカーの商談スペースやインタビュールームなどになっており、展示などが行われているのは6~10ホールの5つとなる。

“gamescom 2014”
▲謎のマッサージ屋さん

 各ホールにて展示を行っている主なメーカーは以下の通り。なお、ホール10はゲームメーカーによる展示というよりも、ゲームやアニメなどにまつわる展示を行っているブースやグッズの販売などがメインとなっている。

●ホール6

・Take-Two Interactive
・UBI Soft
・Microsoft
・Electronic Arts

●ホール7

・SCEE
・Konami
・Blizzard Entertainment
・Crytek

●ホール8

・Alienware(Dell)
・Wargaming.net
・NVIDIA
・Riot Games

●ホール9

・Nintendo of Europe
・Bethesda-Zenimax Germany
・Deep Silver
・Oculus VR
・Warner Bros.

●各ハードメーカーのブースを紹介

 異なるホールにそれぞれ振り分けられている各ハードメーカーのブース。展示の中心はどのブースもE3 2014で行われた内容をベースに、新発表やアップデートのあったタイトルを添えるといった形になっている。

 その3メーカーの中で目立っていたのはSCEブース。大きいクッションの上に座り、ゆったりとプレイするスペースが多く作られており、出展タイトル数も多い。また、フロム・ソフトウェアとSCEのタッグによって開発中の『bloodborne』などにも長蛇の列ができるなど、注目作の数と展示している数のバランスがよいように感じられた。

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▲PlayStationブースの様子。右の写真にあるようなソファーが多く設置されていた。
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▲長い歴史を持つPSフォーマットの歌唱ゲーム『singstar』も登場。▲なぜかサッカー/フットサルコートがブース内に設置。

 Xbox OneをプッシュするMicrosoftブースも、広大なスペースにXbox Oneタイトルが散りばめられ、いかにもショーという感じのゴージャスな雰囲気。また『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』のコーナーが、ブースの4分の1を占める割合で使われており、本作に対するハードメーカーからの期待の表れとなっている。

“gamescom 2014”
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▲『Sunset Overdrive』や『Fable Legends』などもE3と変わらず展示されている。
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▲『Forza』関連で展示されているルノーのF1カー。▲ダンスゲームの定番『ダンスセントラル』。
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▲先日発表された『FIFA15』もプレイアブルで登場。▲『Halo』トリロジーをすべて含む『The Masterchief Collection』の展示も行われていた。
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▲これまた発表されたばかりの『CoD』仕様のXbox One本体。

 Nintendo of Europeのブースには、E3 2014で展示していたタイトルをベースに、来場者参加型のイベントスペースなどが設置されていた。期待の新作の1つ『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo Wii U/3DS』は、8月13日に公式サイトでメタナイトの参戦が発表されていたが、出展されていたバージョンではプレイアブルにはなっていなかった。

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▲ステージのど真ん中には『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』を使った来場者による対戦トーナメントが開催。
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▲残念ながら新キャラは入っていなかった『大乱闘スマッシュブラザーズ』や『Splatoon』、『キャプテントード』などが展示されている。
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▲日本では本日8月14日に発売となる『ゼルダ無双』。▲『ベヨネッタ2』。

●変わり種が多いのがホール10の特徴

 前述したようにホール10はゲームメーカーのブースなどはほとんどなく、イベントスペースや物販ブース、特殊なメーカーのブースが中心となっている。

 中でも14日の一般開放日からの様子が楽しみなのが“Cosplay Village”。13日は一応ビジネスデーという触れ込みだったはずなのだが、なぜかコスプレをして会場を練り歩いている人が多かった。14日以降はその数も増えていくのだろう。

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▲13日はフリースペースのような場にもなっていたホール10。そこにはCosplay Villageという気になる空間が用意されていた。▲イラストレーターコーナーも用意。国内外のさまざまなイラストが展示されていた。
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▲そのイラストレーターコーナーにいたリンクの格好した3人をパシャリ。▲そのうちの1人はどうやらイラストレーターだったようだ。
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▲ホール外でもさまざまなところでコスプレイヤーの姿を見ることができた。

 また、Bundeswehr(ドイツ連邦軍)によるブース出展もおもしろい。ドイツ連邦軍でおなじみのバイクや装甲車、装備品などが展示されている。

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▲Bundeswehr(ドイツ連邦軍)
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▲ドイツ連邦軍が実際に使うビークルが展示されていた。
“gamescom 2014”

 その他、物販ブースには日本製と思われるアイテムや日本のコンテンツを使った商品が数多く販売されていた。正式に許諾を取っているかどうかがあやしい商品も多くあったので、写真は割愛させていただく。

 gamescomはどちらかというと、新発表のタイトルうんぬんよりも来場者がゲームおよびその環境を楽しむ場という面がすごく大きい。一般日についてもレポートしていくのでお楽しみに。

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