2014年8月16日(土)
ドイツ・ケルンにて現地時間8月13日より開催されているゲームイベント“gamescom 2014”。ビジネスエリアにある2Kブースにて、国内でも10月30日に発売が予定されているPS3/Xbox 360用ソフト『Borderlands: The Pre-Sequel(ボーダーランズ プリシークウェル)』の試遊ができたのでレビューをお届けする。
『Borderlands: The Pre-Sequel』は、Gearbox Softwareと2K Australiaの共同開発による『ボーダーランズ』シリーズの最新作。初代『ボーダーランズ』と『2』の中間の物語が描かれる。gamescom 2014にあわせて最新トレーラー動画も公開されている。
このgamescomでのデモでは、シリーズを通して登場する愛すべきマスコットキャラクター“Claptrap”がプレイアブルになっていた。これを使わない手はない、ということで早速Claptrapを使ってプレイしてみた。なお、プレイアブルキャラクターとしては、他にAthena、Nisha、Wilhelmという3キャラクターが用意されている。
▲Claptrapの参戦を表すポスターが展示されていた。 |
これまでのシリーズでは、物語における狂言回しとしての役割を担ってきたClaptrap。惑星パンドラに至るところにいて、主人に忠実な使いだったり、人を小馬鹿にする存在だったりしていたClaptrapだが、プレイヤーキャラとなった後もその能力は非常にトリッキーなものになっている。
▲プレゼン会場そばに展示されていたClaptrap。思ったよりも大きいが愛らしい。 |
中でもClaptrapが左手を上げて、他のプレイヤーにハイタッチを求めるスキルは従来のシリーズにはないタイプのスキルで興味深い。Claptrapが左手を上げ、それに他のプレイヤーが応じると、画面の左右に下からサムズアップしているグラフィックが多数表示され、さまざまな恩恵を得ることができる。逆にハイタッチに応じてもらえないとサムズダウン(ブーイング)のグラフィックが表示され、いくつかの能力がダウン補正を受けてしまう。
その他にもミラーボールを登場させて周囲の敵を撃つスキルなどもあり、見ているだけでもおもしろいキャラに仕上がっているという印象だ。
ゲーム自体は、2段ジャンプができるようになったことで、バトルや探索が快適になったように感じた。特にバトルでは2段ジャンプを使って相手の側面や背面を取りやすくなっている。また、ジャンプから急降下をして周囲の敵にダメージを与えるスラムも2段ジャンプとの相性がとてもよく感じられた。
英語版でのプレイということで、ストーリーそのものを深く感じ取ることはできなかったが、とにかくアクションが楽しくなった本作。『2』では悪役として君臨したハンサム・ジャックの変遷も含めて、どのような物語が展開されていくのか楽しみだ。
(C) 2014 IPerion, LLC. Published and distributed by 2K. Gearbox and Borderlands, and the Gearbox Software and Borderlands logos, are registered trademarks, The Pre-Sequel is a trademark, and all are used courtesy of Gearbox Software, LLC. 2K, 2K Games, 2K Australia, and their respective logos are trademarks of Take-Two Interactive Software, Inc.
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