2014年8月22日(金)
こんにちは! TCG担当のファイです。今回はシルバーブリッツが展開している“ソーシャルオフラインカードゲーム”の『ヒーローズプレイスメント(以下、ヒロプレ) エピソード4 導かれし城たち』の紹介をお届けします。
『ヒロプレ』は、我々が住む日本とは別のもうひとつの日本を舞台に、ご当地少女たちが地元の威信をかけて戦うトレーディングカードゲームです。地元じゃなくてもわかるような有名なネタから、地元民にしかわからないようなネタまで、様々なものがモチーフになっているのが特徴です。結構攻めているネタも数多くあります。
その『ヒロプレ』の第4弾となるブースターパック『エピソード4 導かれし城たち』が8月22日に発売となります。たぶん某国民的RPGにちなんで、4弾だから導かれるのだと思います。今回はテーマとなっている城のカードと各勢力から、僕がピックアップしたカードをご紹介したいと思います。全国紹介すると長くなるのでまずは東日本編です。
我々の住む日本でいうところの(以下、毎回同じなので省略します)網走市を中心に北海道を制している勢力のひとつが“網走帝国”です。この勢力の特徴は自分の「シャケ」置き場にシャケを何匹も置くことで、様々な効果を得ることができるというものです。意訳するとトークンを使うタイプの勢力です。
《網走監獄》はイベントカードですが“プレイス装備”という能力を持っていて、キャラクターに装備して使うカードです。《碇 マイカ》の“ルールブレイカー”は、簡単にいうと定義されている基本ルールを変更する能力です。『ヒロプレ』では、この“ルールブレイカー”を上手く使って、ルールそのものを自分に有利なように変更してしまう戦略の一つです。
▲“網走帝国”の城は《網走監獄》です。モチーフはもちろんアレです。 | ▲いろいろツッコミたい気持ちはわかりますが、基本ルールを変更する効果を持つ強力な1枚です。 |
続いての“北海道”は“網走帝国”の侵攻を許しており、北海道内に両方の勢力が入り乱れている状態になっています。ただし前戦は函館市付近になっており、カードのイラストを見るとそうでもないようですが、実際は緊迫した状況が続いています。
若干観光案内になってきている気がしますが、この記事はトレーディングカードゲームの記事ですのでそこのとこヨロシクおねがいします。北海道はこの“北海道”と“網走帝国”の二つの勢力に分割されています。この先、物語が進んでいくと新しい展開があるのかもしれません。
▲《五稜郭》は星型をしていることでも有名な城郭ですね。ちなみにカードの背景にある塔は五稜郭タワーという展望台で五稜郭が一望できますよ。 | ▲《矢川 愛》がモチーフになっているのは上川郡愛別町です。キノコの産地として非常に有名ですよね。 |
“東北”の領土は東北地方と同じです。ただし、東北は異界と行き来できるゲートがあり、そこを通じて超越存在と呼ばれるものたちもいます。さらに彼らと契約した者を召喚士と呼んでいるようです。
▲《仙台城》は青葉城の名前でも呼ばれている城郭です。現在、お城そのものはもうありませんが、本丸のあった場所は公園になっています。 | ▲秋田に縁のない人にとってはきりたんぽ=なんとなく秋田というイメージがあると思いますが、その発祥は鹿角市で、まさにそれを表したイラストになっています。 |
“関東”に東京23区は含まれません。墨田事変と呼ばれる事件以降、23区は封鎖され、日本の最辺境の地となってしまいました。というのが『ヒロプレ』の“関東”です。関東地方の6件に加え、東京都の市部(三鷹市、町田市、八王子市など)で構成される多摩県(島嶼部は今のところ不明)が“関東”勢力です。
▲戦国時代、難攻不落と呼ばれた《小田原城》は『ヒロプレ』でも守りの要として活躍してくれます。カードゲームをやりながら歴史にも強くなれますね! | ▲町田市に大きなショッピングモールがあります。最寄り駅には土日限定で急行も止まるくらいです。カードは先行プレイヤーを対象にするという珍しい効果です。 |
長野県や新潟県、石川県などが含まれるのが“北信越”です。佐渡金山によって財政が非常に潤っており、『ヒロプレ』の日本で最も財政的に潤った土地になっています。ゲームでは、自らのデッキや手札を破壊して効果を得るという、明かりがないからお札に火を付けて代わりにするような、成金的な使い方をするのが特徴です。
▲加賀百万石の《金沢城》です。お城は現存していませんが金沢城の庭が有名な観光名所の兼六園です。 | ▲2時間サスペンスドラマの最後で登場人物のひとりが事件の犯人だと主人公に告白しているシーンって大抵は断崖絶壁ですよね。福井県の名所、東尋坊もかなりの断崖絶壁です。 |
前半はここまで。完全に僕の旅好きが全面に出た記事になってしまいましたが、日本に住んでいる以上は全国各地でどこかしらゆかりの地というものはあると思います。「ほぅ、うちの地元こんなカードなんだ」と思ったら『ヒロプレ』手に取ってみてはいかがでしょうか。『ヒロプレ』では講習会や大会がセットになった“準公式大会”というイベントが全国各地で開催されていますので、気になる方はぜひ足を運んでみましょう。次回は西日本編をお届けします。それではまた!
(C)SILVERBLITZ/pixiv
データ