2014年8月22日(金)

『シャドウ・オブ・モルドール』から敵の個性を左右する“ネメシスシステム”の紹介動画が公開。“幽鬼の力”で敵軍を支配するワンシーンも

文:皐月誠

 ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントは、12月11日に発売するPS4/PS3/Xbox One用ソフト『シャドウ・オブ・モルドール』から、第3弾トレーラー動画を公開した。

 本作は、“中つ国”に存在する国・モルドールを舞台としたアクションRPG。主人公・タリオンが宿敵・サウロンを追い、オープンワールドで表現される広大なハイファンタジー世界を冒険していく。

 本作の大きな特徴が、1ゲームごとに敵が異なる個性を持つこと。この流動的な世界を動かすのが“ネメシスシステム”だ。今回の動画は、このシステムを紹介するものとなっている。

 “ネメシスシステム”の中核をなす要素の1つは、それぞれの敵が持つ“記憶”。敵はタリオンとのやりとりをすべて記憶し、それに応じてさまざまな反応を見せる。つまり、プレイヤーと敵との間に個人的なつながりが構築されていく。

 以前に叩きのめした敵は望まぬ再開に後退りするかもしれないし、逆にタリオンへ深手を負わせた敵は得意気に嘲笑うかもしれない。1体の敵に恐怖を植え付ければ、敵軍の中にタリオンへの恐怖が拡散していくこともある。これにより、出会う敵の個性や物語はプレイヤーごとにまったく違うものとなってくる。

 今回の動画では、個性豊かなオークたちとの戦いが紹介される。また、“幽鬼の力”で1人のオークを従わせたタリオンが、その部下たちまで支配下に置いて軍勢として操る様子も注目のポイントだ。なお、動画は開発中の海外版ROMを使用したものであり、製品版とは異なる箇所が存在する。

■動画:『シャドウ・オブ・モルドール』第3弾トレーラー

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