2014年8月29日(金)
バンダイナムコゲームスは、12月18日に発売するPS3用ソフト『ゴジラ-GODZILLA-』について、ゲームシステムの概要と人類側の戦力を公開した。
本作は、ゴジラを操作して人類文明を破壊するミッションクリア型のアクションゲーム。大都市や工業地帯、山麓など原作でなじみ深いステージが用意されており、Gフォースの対怪獣兵器も登場する。さらに、シリーズ最新作であるハリウッド映画『GODZILLA ゴジラ』バージョンのゴジラも参戦する。
本作における主な目的は、ゴジラを操作してターゲットとして指示された特定の建造物を破壊すること。その侵攻を防ぐべく、人類は多数の兵器を投入してくる。
▲93式メーサー攻撃機がゴジラを襲う。ゴジラは機動力の高い相手を捉えられるか? | ▲地上からはメーサータンク部隊がゴジラを迎撃。ゴジラの歩みを阻む。 |
ゴジラが街を破壊するごとに、人類の警戒度を意味する“災害レベル”が上昇していく。災害レベルが上昇するほど人類の抵抗は激化。増援が送り込まれ、ミッションの難易度が上昇する。さらに、災害レベルが一定値を超えるとスーパーXや3式機龍改などの超兵器が出撃し、ゴジラに襲いかかる。
▲マップ上にはゴジラを攻撃してくる防衛拠点も配備されている。攻撃を許して災害レベルの上昇を抑えるか、災害レベルの上昇を覚悟して破壊するか、プレイヤーの選択がゲームの展開を左右する。 |
“3式機龍”は、オキシジェン・デストロイヤーで撃滅された初代ゴジラの骨をメインフレームとして特生自衛隊が開発した対ゴジラ兵器。ゴジラとの交戦の末、胸部へ大きな裂傷を負わせるが、自身も大破し胸部の3式絶対零度砲(アブソリュート・ゼロ)と右腕を失う。その後の修復において、胸部兵装を4式3連装ハイパーメーサー砲、右腕を4式対獣掘削装置(スパイラル・クロウ)へ換装し、“3式機龍改”となる。バックパックや腕部レールガンも強力な新型に変え、再度襲来したゴジラを迎撃する。
▲バックパックから多数の実弾兵器を発射し、弾幕の分厚いカーテンを張る。 |
▲バックパックをパージして、ゴジラの皮膚すら貫通するスパイラル・クロウで格闘戦を展開。原作で見られたバックパックの射出攻撃は再現されるのだろうか? | ▲ゴジラの反撃を食らって機龍が吹き飛ぶ。映画ではモスラの手助けもあってゴジラを下した機龍だが、このPS3版ゴジラはもっと手強い!? |
陸上自衛隊が有する超兵器。3機が建造されているが、それぞれ異なる設計思想を持つ。
・スーパーX
有事の際の首都防衛や要人の避難施設を目的として、極秘裏に開発された移動要塞。 戦闘能力と集積回路へプラチナを多用したことによる耐熱性が買われ、対ゴジラ戦に臨時投入された。機体正面のレーザー兵器をはじめ、ロケット弾やミサイルのランチャー、臼砲や榴弾砲など多彩な武装を搭載している。
・スーパーX2
対ゴジラ専用として開発された飛行戦艦。ゴジラの熱線を反射できる、機体正面の開口部内に搭載されたダイヤモンド製ミラー(ファイヤーミラー)が特徴的。ミラーによって反射された熱線は収束されており、威力が元来の1万倍におよぶらしい。ミラー以外には、ミサイルやバルカンなどを搭載。なお、3機の中で唯一の遠隔操作される無人機となっている。
・スーパーX III
原発事故や核攻撃などに備えて開発された、超低温レーザーや冷凍ミサイルなど極低温兵器を装備する有翼機。本来は戦闘用ではないが、炉心暴走を引き起こしたゴジラに対して鎮圧すべく出撃した。
▲ゴジラを倒すため、『VS』シリーズのスーパーX IIIと『ゴジラ×メカゴジラ』シリーズの機龍が共闘する。映画ではありえないゴジラ最大の窮地!! |
“特撮再現”をコンセプトに据えた本作では、怪獣の巨大感を表現する“特撮カメラ”機能を実装。ロングショットや見上げるような視点から、怪獣の巨大感を堪能できる。なお、通常のカメラと任意に切り替えが可能だ。
PS3版ゴジラと『GODZILLA ゴジラ』版ゴジラ(GODZILLA)が対峙する姿を確認できる、新たなスクリーンショットも公開された。今回はゴジラと人類の戦いについて紹介したが、本作にはゴジラと他怪獣による戦闘も存在する。その中でゴジラ同士による戦いも発生するのだろうか?
なお、公開済みのゴジラおよびGODZILLA、3式機龍改の他、まだまだ巨大怪獣が登場するらしい。続報に期待しよう。
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