2014年9月1日(月)
ガストは、10月2日に発売するPS Vita用ソフト『シェルノサージュ Offline ~失われた星へ捧ぐ詩~』から新情報を公開した。
本作は、2012年に発売されたPS Vita用ソフト『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』のオフライン対応版。ネットワークに接続しなくてもゲームをプレイできる。また、全“セカイパック”をはじめとするオンライン版へ提供された約40点のDLCと、新規要素が収録されている。
公開されたのは、新規イベントや『AGENTPACK(限定版)』の内容、音楽CDの発売などだ。あわせて、“皇帝編”の物語も改めて紹介する。
節分、花見、夏祭り、紅葉狩りなど、季節のイベントが多く追加される。新規コスチュームとあわせて、新たな思い出を作っていこう。
イオンと過ごして、とある出来事を経験すると、“イオンを呼ぶ”のメニューに新たな項目が追加される。追加された項目を実行すると、イオンにさまざまな変化が訪れる。
本作の限定版『AGENTPACK』にはゲームソフトの他、以下の特典が同梱される。
・エージェント専用ポーチ
・エージェント専用マルチカードケース
・エージェント専用七次元カレンダー
『シェルノサージュ』の第3弾ボーカルアルバムと第2弾オリジナルサウンドトラックが、本作の発売前日にあたる10月1日に発売される。
『シェルノサージュ』のグランドフィナーレを飾る今回のCD には、志方あきこさん、南條愛乃さん、yokoさんによる全4曲をフルバージョンで収録。音楽CDの他、崩壊編第三幕・最終幕・皇帝編全4幕における計6本の詩魔法シーンをまとめた“詩魔法コレクション”と、新規プロモーション動画を網羅した“プロモーションコレクション”を収録した、“シェルノサージュ・ムービーコレクションDVD Vol.2”も同梱される。さらに初回生産分には、アーティストコメントなどを掲載した“ジェノメトリクス・コメンタリーブック2”が付属する。
DLCで追加されたBGMやコーラスなど24曲を収録。ボーナストラックとして、未使用楽曲(3曲)も含まれている。ピクチャーレーベル、ブックレット、ジャケットはすべてフルカラーの豪華仕様。
縦貫坑道の最奥“旧ジェノミライ研究所”で天文と契約を交わしたイオン。その契約を実行するため、イオン、サーリ、ネロは“航宙移民船ソレイル”へ、ネイとクラケットは過去の研究資料を回収するために“夢ノ珠”へと赴く。
天文の第二世代型シェルノトロンサーバーにより、シェルノトロンとネロを巡る争いにも終止符が打たれ、すべてが良い方向へと向かい始めたようにも思われたが……。
一方、コロン・フォーシーズンで別れたター坊、キャス、白鷹の一行は、一大テーマパークコロン“ぱれす・にゅろきーる”を訪れていた。しかし、なぜ自分たちが『ぱれす・にゅろきーる』にいるのか、その記憶が欠落していた。
そんな中、一行は園内でお腹を空かせた一人の少女『ウルゥリィヤ』と出会う。この新たなる出会いが、セカイを紡ぐ楔のひとつとなる。
▲ウルゥリィヤの願いは、自分の家に還ること。しかしどうもこのコロンにはまだ大きな秘密があるようだ。 | ▲ウルゥリィヤと名乗った少女を救うため、キャスはサーリの力を借りて詩魔法を謳う。 |
にゅろきー |
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▲テーマパークコロン“ぱれす・にゅろきーる”のマスコットキャラクター。愛くるしい見た目で全ラシェーラの乙女を虜にしてしまうほどの人気を誇り、キャスやサーリもにゅろきーが大好き。にゅろきーは世界に1人しか存在せず、よほどのことがない限りぱれす・にゅろきーる以外では出会えない。ラシェーラでもっとも有名なマスコット。 |
PLASMAの追っ手を振り切るため、天文台の大穴から飛び降りたキャス、サーリ、ネロ。突然のネロの行動に死を覚悟したキャスとサーリだったが、ソレイルの重力操作によりゆっくりと下降していく。縦坑の奥で待つ人物が、自分たちを再び窮地へ追い込んでいくことも知らずに……。
一方、ぱれす・にゅろきーるからソレイル内部へと戻って来ていたイオンは、ようやくカノンとの再会を果たし、緩やかに進む世界の滅びに対して自分たちがどうすべきか話し合う。しかしそれも束の間、レナルルのもとへ戻ったイオンには天文による再教育プログラムが施されてしまう。
夢ノ珠から過去の資料を回収してきたネイとクラケットも、レナルルの手により再び軟禁状態に置かれてしまう。自らの情けなさにふて腐れるネイだったが、そんな彼女の心に数え切れない数の想いの声が届く。それは忘れもしない数多のシャールたちの想いの声だった。
▲天文による再教育プログラムを施されるイオン。一体どうなってしまうのか……? | ▲イオンは世界を救うために完全同調という幻の同調をテレフンケンと行い、詩魔法を謳う。 |
もはや伝説としてしか語られることのなかった奇跡の同調“完全同調”によって、シャールたちの暴走を食い止めたイオンとテレフンケン。目を覚ましたイオンは、カノンとの相談の上で皇位継承の儀を辞退し、天文と地文の垣根を越えて全員が幸せになれる世界を目指すことを宣言した。
そんな折、万寿沙羅からずっと一緒だったテレフンケンがその姿を消してしまう。イオンはテレフンケンを探しに走るが、見つけ出すことはできなかった。一方、サーリを助けに旧ジェノミライ研究所へと降りたキャスとクラケット、プラネタリーメゾンに戻った白鷹、そして天文総統としての権威を失いかけたリーヴェルトにも新たな動きが……。人の罪が集い、世界は混沌へと堕ちようとしていた。
▲いなくなってしまったテレフンケンを見つけられなかったイオン。そんな彼女をネイは励ます。 | ▲皇位継承の儀を辞退したイオンとカノンは、皇帝陛下に謁見し、世界と人々を救いたいと訴える。 |
▲リーヴェルトへの不信感を抱くPLASMA隊員が増えたと聞き、ついにリーヴェルトが動き出す。 | ▲ジェノミライ研究所の応接室にいたサーリは、周囲の状況を知るため脱出を図る。そんな彼女を助けたのは……? |
▲レナルルの謳う由緒正しき詩(祝詞)のもと、皇位継承が執り行われる。イオンの想いとは――? |
イオンの皇帝即位から数日後、グランフェニックス計画は着々と準備が整えられていく中、皇帝であるイオンが最も信頼する7人“皇帝契絆支”の称号授与式が行われた。“皇帝契絆支”には、ネイ、白鷹、ター坊、キャス、レナルル、サーリ、そしてカノンが任命され、無事に授与式を終えたイオンはグランフェニックス計画が本格化するまでの3日間、地上やコロンをネイとともに訪れる。様々な出来事があった場所や人、それらすべてに最後の別れと感謝を伝えるために……。1つの別れ、それは1つの始まり。紡がれるは母なる星へ捧ぐ詩。
▲これまで行った場所、出会った人に感謝を伝えたい。そんなイオンの純粋な想いにレナルルは休暇を許可する。 | ▲イオンが最初に訪れたのは、すべてのはじまりだった万寿沙羅。 |
▲夢ノ珠やアルメティカなどのさまざまなコロンや場所を巡っていく2人。 | ▲コロン・フォーシーズンでは、サーリやキャスとも再会する。 |
▲星への感謝を、そして人々から届く想いを胸に詩魔法を謳うイオン。そして人々は、新たな星を目指す。そして記憶の旅は驚愕の出来事とともに『アルノサージュ』へと続いていく。 |
“サージュ・コンチェルト”の世界と魅力をさまざまなアーティストが紹介するファンアート企画。今回は、電撃文庫『とらドラ!』のイラストなどを担当したヤスさんの作品が公開された。
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