2014年9月1日(月)

PS3/Xbox 360『F1 2014』の新スクリーンショットや新ルールなどが新たに公開! イタリア・モンツァサーキットを新マシンが駆け抜ける

文:鷲介

 コードマスターズは、10月2日に発売予定のPS3/Xbox 360用ソフト『F1 2014』で採用されたルールや新しい評価テストなど、ゲーム内容の一部を公開した。あわせて、スクリーンショットも新たに公開されている。

『F1 2014』

■ルールなど新たな変更点を紹介!

 本作では現実のF1と同様にエンジンの種類やマシンデザイン、新ペナルティ制度などが新たに導入。その一部が公開された。

●新エンジンは、1.6リッター V6 ターボエンジン

 今回のエンジンには1.6リッターターボという小排気量のターボエンジンを採用。ターボを採用したことでアクセルへのレスポンスが非常に敏感になっている他、小排気量のメリットとして回転数が低く、エンジン音も小さくなっている。

●エネルギーリカバリーシステム(ERS)

 昨年まで採用していたKERS(運動エネルギー回生システム)から、熱エネルギーも再利用するERS(エネルギー回生システム)に変更。このERSとエンジンをあわせて、パワーユニットという総称になっている。

●賛否両論のある新マシンデザイン

 安全対策のため、車のフロントにあるノーズ部分を下げるレギュレーションが採用された。その結果として“醜い”とも言われるノーズ形状のマシンが多く登場してしまうことになった。

●より厳格な燃料規制

 1レースで使うことのできる燃料は、100kgまでに制限された。さらに、エンジンへ燃料を流す速度についても1時間あたり100kgまでに制限されている。

●新ペナルティ制度

 これまでのペナルティに加えて、ペナルティポイント加算システムが採用された。ペナルティポイントが12点に達した場合は、次のレースに出場することができなくなった。

●最終レースで得点2倍のルール

 シーズン最後まで白熱した戦いを演出するために、最終戦には通常の2倍の得点を付与する新得点システムが採用された。

■新しい評価テスト(Evaluation Test)

 前作の“ヤングドライバーテスト”に代わる新しい評価テストが追加。この新たに追加された評価テストでは、“周回(右回り)1LAP”レースに参戦することで、プレイヤーのドライビング能力を判断しておすすめの難易度を表示してくれる。また、難易度レベルは定期的に調整されるとのこと。

■新たに公開されたスクリーンショットを紹介

『F1 2014』
▲イタリア・モンツァサーキットを駆け抜けるF1マシン。低くなったノーズが今年の特徴だ。
『F1 2014』
▲排気管はこれまでマシンの左右から1本ずつ出されていたが、今季からは中央1本に集約されている。
『F1 2014』
▲ウエットコンディションの上海インターナショナルサーキットを走るザウバー。
『F1 2014』
▲ウイリアムズは今季から、メインスポンサーにアルコールで有名な“マルティニ”が付き、同社のカラーリングを使用するようになった。ただ、世界にはアルコール広告を禁止する国もあることから、本作では修正したカラーリングが使用されているとのこと。

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