東京ゲームショウ2014のスクウェア・エニックスブースで、『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』のステージイベント“FFXIV 出張プロデューサーレター LIVE in 幕張”が行われた。
イベントでは、恒例の“エオルゼア領勢調査”を実施。先月1周年を迎えた本作が、この1年でどのような変化を遂げたのか、その統計が公開された。この記事では、公開された内容をまとめて紹介する。(※8月末までのデータで集計)
■性別分布
キャラクタークリエイトをやり直せるアイテム“幻想薬”の登場により、日本のデータセンターでは去年と比べて女性キャラクターの割合が高くなっている。その一方、海外ではほとんど変動していない結果となっており、これについて吉田氏は「海外の方はリアルの自分と同じ性別でプレイする傾向が強い」とコメント。
■種族分布
全体的に大きな変動はなし。ルガディンの少なさを見た吉田氏は斉藤氏に「ぜひプレイの際はルガディンをお選びください」とひと言。
■レベル分布
ジョブクエストを受けるための条件を達成するために、サブクラスに設定されているものを15で止めているプレイヤーが非常に多いとのこと。他にもアディショナルスキルのため、自分のジョブに必要なアクションを習得するレベルまで育てるといった効率的な育成をするプレイヤーが多いようだ。
■ロール別分布
去年と変わらず、DPSの割合が非常に高い結果に。
■ジョブ内訳
DPSは大きな変動はないが、タンクとヒーラーを見るとサービス開始当初に比べて戦士と学者をプレイしいるプレイヤーが増えている。
■バディランク
パッチ2.3でバディランクの上限が開放されてからデータを集計するまでの期間で、最大ランクである20に到達したプレイヤーが世界でたった1人だけ存在していたと明かされた。
■デジョン設定エーテライト
各都市がトップ3にランクイン。ゲームプレイに必要な施設がひと通りそろっていることが大きな要因なのは間違いないだろう。
■お気に入りエーテライト
こちらも各都市が上位に。4位の“レヴナンツトール”と5位の“ホライズン”はメインストーリー進行のために何度も訪れるため、お気に入りに登録するプレイヤーも少なくないことだろう。
■グランドカンパニー所属分布
どのグランドカンパニーにも同じくらいの割合でプレイヤーは所属している模様。
■全ワールド総ギル数
全プレイヤーが所持しているギルを合計すると、なんと4,200億以上になるとのこと。これがどれほどの量なのかを染色回数や高額マウントの購入可能数で例えていた。
■アイテム存在数
“ポーション”や“柔らかな粗皮”といった入手機会の多いアイテムが上位に。
■ミニオン取得数ランキング
ベテランリワードをはじめとした特典ミニオンがランクイン。プレイしていれば必ずゲットできる分、所持しているプレイヤーが多いようだ。
■レアなミニオンランキング
現状、所持しているプレイヤーが極めて少ないミニオンたち。ゲーム中、連れて歩いている人を見たことがない物もあると吉田氏はコメントした。
■マウント取得数ランキング
1位のマイチョコボは他のマウントと違って一緒に戦ってくれたり、専用の装甲で着飾れるなどさまざまな遊びの要素があるため、ほとんどのプレイヤーが所持している。その他はミニオン同様、特典でゲットできるマウントたちが後に続く結果となった。
■マーケットランキング
落札回数では“ミラージュプリズム”に使われる触媒が1位に。出品回数はプレイヤーの所持アイテム数でも挙がっていた“柔らかな粗皮”がランクイン。
■ミラージュプリズムで使われている装備
現在身に着けている装備の見た目を別のものに変化させる“ミラージュプリズム”。このシステムで多くのプレイヤーに使われているものが明かされたが、吉田氏は「これからもドンドンおしゃれ装備が実装されるので、新しいコーディネイトを考えていってほしい」とコメントしていた。
■全キャラクターの総プレイ時間
今存在するキャラクターのプレイ時間をすべて合計すると、8億時間にも及ぶとのこと。これは年数に換算すると約9万年となり、1人でプレイした場合は石器時代まで遡らなければいけないほどの途方もない時間となっている。
■ダンジョン挑戦回数
サービス開始当初に“アラガントームストーン・哲学”を効率よくためるために多くのプレイヤーが周回した“旅神聖域 ワンダラーパレス”、“邪教排撃 古城アムダプール”が2トップに。現在はコンテンツルーレットの存在や他のコンテンツが充実してきたことにより、同じダンジョンに何度も挑む人は少なくなりつつある。
■蛮神戦 挑戦回数
8月末のデータでは“真イフリート討滅戦”がもっとも挑戦回数が多い結果に。しかし、パッチ2.38で追加された“ゾディアックウェポン・ネクサス”の作成を効率よく行うため“リットアティン強襲作戦”にプレイヤーが集中しているので、最新のデータをとるとこちらが圧倒的1位になる可能性が高いとのこと。
■9月21日の出張プロデューサーレター LIVEはパッチ2.4特集に!
最後に明日行われる出張プロデューサーレターLIVEの内容を告知。いよいよ約1カ月後に迫ったパッチ2.4で実装されるコンテンツなどに触れられるとのことで、注目度の高い放送になることは間違いなさそうだ。
放送終了直前に吉田氏と斉藤氏、両名から「『FF』と『ドラクエ』、どちらも好きなプレイヤーさんがたくさんいらっしゃると思うので、これからもどんどんコラボレーションしていきたい」とコメントした。
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