News

2014年9月30日(火)

『テラバトル』で藤坂公彦氏が描く魅力的なキャラ30体を一挙紹介・前編!

文:ハヤチくん

 ミストウォーカーコーポレーションより10月に配信予定のiOS/Android用アプリ『テラバトル』。『ファイナルファンタジー』の生みの親である坂口博信氏が手がける最新作ということで、世界中で話題となっている本作が配信されるまで、もう間もなくとなった。

『テラバトル』

 サービス開始に先駆け、藤坂公彦氏が描く魅力的な登場キャラクターたちをプロフィール付きで2回にわたって紹介。1回目となる今回は、ゲーム中に登場する4つの種族のうち、“ヒト”と“トカゲ”の2種族に注目して紹介する。

 ちなみに『テラバトル』では“ジョブチェンジ”というシステムがあり、キャラクターによって異なるが、3rdジョブまでチェンジできるキャラクターも存在する。ジョブによってイラストやプロフィールなどが変化するのだが、今回掲載するのはすべて1stジョブのもの。その先、どのようにキャラクターたちが変わっていくのかはぜひご自身でプレイして確かめていただきたい。

『テラバトル』の事前登録はこちら!


■■■ ヒト ■■■


暗黒剣士バル

『テラバトル』

レア度:Bクラス 武器:剣

 孤独を好む女剣士。25歳。幼いころに賊の襲撃によって家族を亡くし、心を閉ざしたまま成長してしまっている。その傷は深く、他人への絶対的な不信感をいまだ拭うことができない。そんな彼女を体現するように、彼女の太刀筋は我武者羅であり、他を寄せ付けない。そんな彼女にもこよなく愛するものがある。小さくも誇らしく咲き誇る野花だ。


親衛隊オルバ

『テラバトル』

レア度:SSクラス 武器:槍

 王立親衛隊隊長。35歳。規律を重んじ、またどんな時にも身を挺することを辞さない護衛技術と責任感が評価され、ノンキャリアながら隊長に就任した。

 だが家庭では酒に浸り、尊大に振る舞う典型的な内弁慶でもあった。妻はそんな彼にあきれ、家を出た。結局、ひとりでしか生きられない不器用な男なのだ。


光槍のサマサ

『テラバトル』

レア度:SSクラス 武器:槍

 良家の出の娘。20歳。3人の兄に囲まれたうえ、天性の豪快さも手伝って男性的な物言いと性格に育った。正義感が強く、曲がったことを嫌う。兄弟以外の男性恐怖症な一面をもち、恋愛は苦手。


修行僧クスカ

『テラバトル』

レア度:Bクラス 武器:杖

 修行の旅を続けている初老の僧侶。歳のわりには元気で、ユーモアがありジョークをたやさない。それはいわゆるオヤジギャグではあるが、旅の仲間に(ときどき)笑顔をもたらす貴重な存在。

 楽観主義者で大食漢。お腹がでているのがちょっと気になっている。旅を経ていまだ成長し、その変化を受け入れる柔軟な人物。


野弓のグレース

『テラバトル』

レア度:Bクラス 武器:弓

 狩人の父と山で2人暮らしをしていた、ザンバラヘアの女のコ。15歳前後だが、親が無頓着なせいで詳細な年齢は不明。野生動物と心をかわし、その魂に敬意をはらいつつ、弓で必要なぶんだけを狩る。遠距離射撃は、父親よりも数段うまい。


闇医者エルヴァーン

『テラバトル』

レア度:Sクラス 武器:杖

 各種の薬に精通した医者。60歳。医療技術を提供する免許を持たず、ひたすら闇社会で治療を行っていた。日陰者として生きたせいか、佇まいからは暗い印象が醸しだされる。彼が光の道から外れた理由はだれも知らない。


流身のアマゾン

『テラバトル』

レア度:Bクラス 武器:剣

 しなやかな身のこなしで二刀を操る女戦士。重力から解き放たれたような跳躍と回転によって繰り出される攻防一体の剣術は、「ゼロ・グラビティ」と称される。


先制のチェクラス

『テラバトル』

レア度:SSクラス 武器:剣

 灼熱の草原を生きる部族の戦士長。そんな彼がなぜ氷の魔法を使うのか、それは彼らの部族が調和を重んじる守護神を信奉しているからに他ならない。陽あるところに陰あり。極限環境ともいわれる灼熱の大地に調和をもたらすのは、凍てつく氷なのだ。

 年齢は不詳。彼らの部族の寿命は短く、年端もゆかぬ頃から戦士として鍛え上げられる為、一般的には子どもとされる年齢であることが予測される。誇り高き戦士である彼の身を包む戦装束は、彼が護る部族の女たちが拵えたもの。それを命尽きるまで愛用することが、彼らの絆の象徴だ。


看護師アミ・ナ

『テラバトル』

レア度:SSクラス 武器:杖

 有事の際は先陣を切って鉄火場に舞い降りる看護師。20歳。外套は支給されたものではあるが、本人こだわりの着崩しがなされ、大胆な装いとなっている。それはあくまで人としての障壁を下げるというセルフプロモーションの一端であり、彼女の本質は高い仕事へのこだわりと、些細なミスも見逃さない完璧主義だ。おかげで慢性的な肩こりに悩まされている。


こそどろガッツ

『テラバトル』

レア度:Sクラス 武器:剣

 スリ、万引き、詐欺を得意とするヤンチャな少年。13歳。その行動に悪気はなく、ゲーム感覚で楽しんでいると評判は悪い。実は盗品は貧しい仲間たちの子どもに分け与えていて、皆から慕われている。口癖は、「はやくでかくなって、最強の剣士になるんだ」。


歌姫アイリーン

『テラバトル』

レア度:Aクラス 武器:杖

 歌姫と崇められる高名な女性。その歌声は美しいだけでない。耳から入って精神を犯し、魅了することで戦いの道具にもなる。彼女は情緒豊かで、魂を揺さぶる美声を持ちながら、冷徹でクールな性格である。

 輝かしい光によって造られた影が濃くなるように、彼女はどす黒くねっとりした膿を心に抱えている。彼女と一晩を共にした千両役者は、彼女の「最近、なにも殺してないわ……」という寝言を聞いて逃げ出したと言われている。年齢はヒミツだ。


盲目のジュガン

『テラバトル』

レア度:Sクラス 武器:槍

 盲目の戦士。その分発達した聴覚と臭覚によって、敵の位置を正確に把握できる。それはウォリアーズ・ハイと呼ばれる、戦闘行動中毒症状の副産物であると言われている。

 また、とんでもない潔癖症としても有名だ。優れた嗅覚は目に見えないゴミや細菌すら感じ取ってしまうらしい。


葛藤のアリカ

『テラバトル』

レア度:Sクラス 武器:弓

 色素の薄い肌と輝かしい金髪、そしてオッドアイ。儚く神秘的な美しさを体現する魅惑の女性。20歳。彼女の心は過去と未来の狭間で揺れ動いている。その原因は、こよなく愛した男が彼女を残して早逝してしまったこと。

 彼女は思い出という監獄に囚われたままだ。彼女がとある機械を手放さないことがその証明である。“ホログラム”と呼ばれる超古代文明の遺産は、彼女の記憶の中にのみ生きる男をありありと描き出している。その灯火を見つめる彼女の横顔は、美しい。


老師ソーマニア

『テラバトル』

レア度:Bクラス 武器:杖

 通常のヒトの寿命をはるかに超える年月を生きる老師。それは、空間に漂う生命エネルギーを捉え、自らに投与するという荒業によってなされたものだ。その技術を得るために、地獄のような修行をくぐり抜けたという過去がある。


援光のジェンニッシュ

『テラバトル』

レア度:SSクラス 武器:杖

 一度退役した、かつての英雄。彼とミニバクロウの絆は気圧を操り稲妻を呼び寄せる。

 その昔、バクロウを使役できる特殊なヒトを集めた特殊部隊があったという。彼らの多くは短命で、そのほとんどがすでに星となっている。彼はその生き残りである。かつての威光は鳴りを潜め扱える魔法の数はごく一部となってしまった。


お喋りユッカ

『テラバトル』

レア度:SSクラス 武器:弓

 リッキーとは双子の妹。大きなリボンがお気に入り。ひだまりのような雰囲気を放つ少女。

 濁流のように押し寄せると称されるおしゃべりが彼女の真骨頂。頭の回転がよく、観察眼も鋭い為、彼女と口論になれば心はズタズタにされてしまうだろう。


説得のリッキー

『テラバトル』

レア度:SSクラス 武器:弓

 ユッカと双子のお姉さん。ピッコロアローと呼ばれる子供向けの狩猟弓が大のお気に入り。大きな帽子も気に入っている。

 ユッカ同様頭がよく、人間観察に類まれな才能を見せる。だが彼女はまくしたてるのではなく、退路を断つかのごとく言論によって縛り上げ、屈服させるのが大好き。


■■■ トカゲ ■■■


貴族のバッグナー

『テラバトル』

レア度:Bクラス 武器:剣

 古代文明の築き上げた塔の頂上で、罠にかかり冬眠状態になっていた自称トカゲの王。瞬間湯沸器とまで言われる激情家で、しょっちゅう罠にはまっているらしい。

 彼がなぜ塔の頂上に居たのか、問いただしても彼は答えることができなかった。


看護師アミ・サンドラ

『テラバトル』

レア度:SSクラス 武器:杖

 トカゲの看護師。サイズが大きめの白衣をマントのように羽織っているのは、貴族の出である自分を飾るため。その出自が示す通り、立ち居振る舞いや所作の端々に優雅で可憐な動きが散見される。ひと仕事終えたあとの、ティータイムは格別のひとときだ。


連射のオッパリー

『テラバトル』

レア度:Bクラス 武器:弓

 ぶ厚い鎧を幾重にも身にまとったトカゲの重戦士。元々硬質な皮膚がトカゲの特徴ではあるが、彼の場合はそれが群を抜いている。その特徴を最大限に活かすのが、鎧に取り付けられた無数の小型ボウガンと手に持つ弩級のボウガンによる斉射。固定砲台戦法だ。


踊るラップロー

『テラバトル』

レア度:Bクラス 武器:槍

 古代文明の遺産である「音の出るひも付き耳あて」を宝物とするトカゲ。ひもの先についた機械を起動すると、小気味いい重低音が鳴るのだ。彼はそのリズムに合わせて舌っ足らずな言葉を連ね、楽しんでいる。


氷涎のアメリパクト

『テラバトル』

レア度:Aクラス 武器:杖

 口から吹雪のような風を吐き出すトカゲ。口の周りはいつも凍っていて、氷が涎のようになっている。

 ちょっとだらしない容貌なのだが、本人はイケてると思っている。だから彼が酒場で女性に声をかけてこっぴどくフラれても、しょげるどころか相手の見る目が無いとのたまう。


千の傷のマッカリー

『テラバトル』

レア度:Bクラス 武器:槍

 力のみで生き抜いてきたと豪語するトカゲ族の戦士。実のところ、彼は親に棄てられ山野でひとり生き抜いた孤児であった。棄てられてまもなく、飢えたテンに襲われ死の淵をさまよった。通りがかった荒くれ者に命を救われるが、今度は彼らの駒として戦いを強いられた。体についた傷痕は、彼の強さの証明である。


薔薇のレゾナンド

『テラバトル』

レア度:Aクラス 武器:杖

 スカーフ、赤いハンカチーフ、サテン地の一張羅。女を口説くために生まれてきたキザ男なトカゲ。

 彼の手にある一輪の薔薇を天にかざすと、どこからともなく薔薇吹雪が吹き荒れる。それは彼の魔力によって生み出す幻惑の技だ。その花弁一枚一枚には、哀しみが宿っていると言われている。


尾っぽのスナイプ

『テラバトル』

レア度:Aクラス 武器:弓

 自分の尾を弓がわりにする、一風変わった射手。教育熱心な家庭に育った反動で様々なネジが外れ、そうした奇行に走ったのだという。寡黙で、大事な一線の前には坐禅を組む。静かな精神性によって己の技を磨くことに邁進している。


微香のシャンベルタン

『テラバトル』

レア度:Bクラス 武器:槍

 神経質な細身のトカゲ。特殊な毛穴を持つ部族出身で、発情期になると毛穴から生魚のハラワタとまで言われる芳香を漂わせる。その臭い成分を抽出した香水から売られているというから驚きだ。そんなものをだれが買うのかはまったくの不明だが、毎月一定額のライセンス料が支払われている。需要はあるらしい。

 余談だが、彼には軍師としての才能がある。優れた動体視力と広い視野で戦場を見渡せるのだ。


大口のカッポリー

『テラバトル』

レア度:Aクラス 武器:剣

 その二つ名の通り、大きな口が特徴的なトカゲ。そのせいか声が大きく鬱陶しい。また毎晩毎晩酒をがぶのみして恐ろしい額の食費が飛んで行くため、エンゲル係数エスカレータの異名をとる。歯を磨かないので口臭もひどい。

 だがよいところが1つもないかといえばそうでもない。その、あの……あれなんだけど、思い出せないのでいずれ誰かがきっと証言してくれると思う。


魔女のシャップラー

『テラバトル』

レア度:Sクラス 武器:剣

 長きに渡り、瘴気と共にあったせいで紫色に変色したトカゲ。瘴気が蓄積した食物を食み、瘴気が溶け込んだ風呂につかり、瘴気そのものを肺に入れては吐き出す生活を続けた結果、彼女の身体は瘴気を克服し、共存に成功した。これは奇跡の産物である。

 そんな彼女に触れるとその手は朽ち果ててしまう。彼女の息を吸えば神経を冒されてしまう。しかし彼女が持つ刀は決して朽ちることはない。長い年月を生き神格化した刀は妖刀と化し、彼女の瘴気をも取り込んでしまうのだ。そんな妖刀を触媒にして、瘴気を孕む魔の力はさらに拡散していく。

 いつしか生ける大量破壊兵器と化した彼女の存在そのものが、トカゲたちの間で最高難度の黒魔術と認定され、魔女と呼ばれるに至った。


水操りのウナサーガ

『テラバトル』

レア度:Bクラス 武器:槍

 刺のような特殊なウロコで全身を覆われたトカゲの水兵。手にある大きな水かきを大きく膨らませ、水を高速でかきあげて起こす水の奔流は容易に敵を飲み込んでいく。

 水のないところでは、地道に手にした槍で戦うしかないのでそうしている。


援氷のピッツファー

『テラバトル』

レア度:SSクラス 武器:杖

 ミニバクロウを大親友とするトカゲ魔導師。彼とミニバクロウの絆は氷をより無慈悲な力に変える。幼い頃、水に落ちて溺れそうになったところをミニバクロウが救ってくれたことがキッカケで、共生が始まった。

 ミニバクロウは一般的に他種族には懐かないのだが、特殊な遺伝子構造をした生物にのみ心を許し、共生が可能らしい。その理由は現在も研究中である。


 次回の記事では残りの2種族である“ケモノ”と“岩人”のキャラクターたちを紹介していくのでお楽しみに。

『テラバトル』の事前登録はこちら!

※ゲーム画面は開発中のものです。
(C)MISTWALKER

データ

関連サイト