2014年10月9日(木)
アーケードで好評稼働中の『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』。全国ランキングの上位に位置する『パズバト』ランカーのしんとさんに、ご自身のチーム編成やプレイ中のポイントなどを伺いました。
『パズバト』とは、スマホ版『パズル&ドラゴンズ』の魅力を引き継ぎつつ、オンラインでのリアルタイム対戦に合わせたゲームシステムで、アーケードに登場したタイトルです。
しんとさんは、8月9日(土)に池袋GiGOで行われた公式大会で優勝した実績を持つ『パズバト』ランカーで、9月23日(火)に行われた公式ニコ生にも出演していただきました。その彼が普段使用しているのは、商業神・ヘルメスをリーダーとした水属性チームです。水属性チームの使い手としてトップランクに位置する彼に、現在のチームの戦い方や魅力などを語っていただきました。
▲普段はおとなしい印象のしんとさん(写真手前)ですが、対戦になると真剣そのもの! この集中力の高さが勝負強さにつながっているともいえるでしょう。 |
▲サブとリザーバーに2体ずつクリスタルオーロラドラゴンがいるのが特徴。リーダーと助っ人には商業神・ヘルメスを選び、味方の水属性モンスターのHPと攻撃力を底上げします。 |
――自分のチームで特徴的だと思うところはどこですか?
まず、サブに海王神・ヘブンズネプチューンを入れていないところです。海王神・ヘブンズネプチューンを入れちゃうと、開幕時にリーダーと助っ人の商業神・ヘルメスを合わせて神タイプモンスターが3体になってしまうので、相手から“神タイプ封じ”を受けやすくなってしまうんですよね。
商業神・ヘルメスのみなら神タイプモンスターが2体なので、相手が“神タイプ封じ”をしにくいんです。さらにこの編成ですと、クリスタルオーロラドラゴンも開幕時に2体いるだけなので“ドラゴンタイプ封じ”をされにくいというメリットもあります。
――フェンリルナイト・カムイを入れているのは攻撃力の高さと、ドロップ変換スキルを見込んでのことでしょうか?
そうですね。フェンリルナイト・カムイのドロップ変換スキルは、基本的に予選用と割り切っていて、対戦中にはなかなか使えませんけど(笑)。
一時期、蒼覇王・カイゼルジークフリートを使っていましたが、攻撃力がぜんぜん違うのでフェンリルナイト・カムイに変えました。蒼覇王・カイゼルジークフリートはHPが高いのが利点なんですが、そこはクリスタルオーロラドラゴンのHPがリーダースキルの効果で5600以上になるので、壁役としては十分だろうと判断しました。
▲同タイプのモンスターを2体までに抑えることで、バインド系のスキルを使われたときの被害を最小限に抑えています。 |
――このチームを使ううえでのポイントを教えてください。
プレイヤースキルで“ターゲット固定HP”を使って、クリスタルオーロラドラゴンに攻撃を集めさせているところです。クリスタルオーロラドラゴンは倒されてもコストが低くて、すぐに復活できるのがいいんです。
ただし、リザーバーから海王神・ヘブンズネプチューンを出してしまうと、こちらのほうがHPが高くなってしまうんですけど……。それでもかなりモンスターの取り回しが効きますね。
プレイヤースキルを“ターゲット固定コスト”にしている人も多いんですけど、僕はあえて“ターゲット固定HP”にしています。というのも、“ターゲット固定HP”を後半に残しておくと、お互いギリギリの戦いになったときに強いんですよ。後半でお互いモンスターが少ない場面でHP5600のモンスターがいれば、簡単には倒されませんから。
――海王神・ヘブンズネプチューンの使いどころは、やはりスキルの“ヒュドラの毒”になりますか?
海王神・ヘブンズネプチューンを入れている理由は、水属性モンスターの中では攻撃力が圧倒的に高いからです。副属性を含めれば、攻撃力は実質400くらいになりますしね。“ヒュドラの毒”はあまり意識していないですね。もちろん、たまれば使います。
海王神・ヘブンズネプチューンを予選で使うと、副属性があるぶん、木属性モンスターが相手でも倒しやすくなったりします。なので、予選では開幕時にクリスタルオーロラドラゴンと入れ替えるようにしています。実際には、忘れていることもよくあるんですが……(笑)。
もともと使っていたチームでは海王神・ネプチューンを2体入れていたんです。9月末のバージョンアップの究極進化でステータスが大きく上がって副属性がついたのはいいんですけど、コストがそのぶん10上がってしまうのがネックだと思いました。
両方とも究極進化させてしまうと20上がってしまう……ということで、1体だけ究極進化をさせました。それでコストが10上がったぶん、もう1体の海王神・ネプチューンはクリスタルオーロラドラゴンと入れ替えています。
単色チームは、コストが低くてHPが高いチームを作れるのが魅力だと思うんです。コストはそんなに重くしたくなかったので、バランスをとりました。
▲あと1体倒されたら勝負が決まる終盤では、“ターゲット固定HP”でHPの高いモンスターに相手の攻撃を誘導できるのは大きなポイントです。 |
――水属性チームを使っていておもしろいところは?
水属性チームに限らないんですけど、全体攻撃の演出とダメージが気持ちいいというのと、水ドロップを1コンボぶん消すだけで全員が攻撃できるのがいいですね。
あと、水属性チームは見た目も結構気に入っているので、使っているというところもあります(笑)。
僕、最初から水属性チームを作っているんですよ。最初にプレシィを選んでいるので、そのときからすごい愛着があります。ヘルメスを引くまではたいへんでしたが(笑)。
――『パズバト』はバージョンアップで稼働後から大きく進化していますが、以前と印象が変わったところはありますか?
以前に比べてパズルがより一層重要になっている気がしますね。四獣の神シリーズのモンスターなど、パズルをうまく組むことで攻撃力が上がるモンスターが増えてきたので、自分が使っているチームは単色でHPが上がっているとはいえ、結構倒されてしまうんですよね。
相手より先にパズルを組んで倒さないと、チームが壊滅しちゃうこともあります。
――バージョンアップで対戦相手のチームもいろいろなタイプが増えたのではないでしょうか?
最近はいろいろなチームと対戦していますね。四獣の神シリーズに関しては全部と当たったんじゃないですかね。
――覚醒ゼウスをリーダーにしたチームは減ってきていますか?
そうですね。覚醒ゼウスを使っていた人が、四獣の神シリーズをリーダーに使い始めているという印象です。
――単色チームはどうですか?
単色も増えましたね。理由はよくわからないですが(笑)。
――プレイヤースキルの“属性防御無効”の影響でしょうか?
たぶん、そうですね。でも、これがなくても戦えていましたけど、より戦いやすくなったと思います。ただ“属性防御無効”にも対策をされてきていますね。
――というと、どんなものでしょうか?
“属性防御無効”に対しては、カラドラ(グラビトンアースドラゴンなどの各属性のドラゴン)を倒した場合、“蘇生Lv1”のプレイヤースキルを使われて、倒されてもすぐに復活してきます。こちらが“属性防御無効”を使うのを待っていて、使った瞬間にバインド系のスキルを使ってきたり……。このあたりの駆け引きが変化していくところも、おもしろいと思います。
――今後も水属性チームを使い続けますか?
僕はもうずっと水属性チームで行くつもりですね。チームの中身は変わるかもしれないけど、水属性でいきたいと思います。全国ランキングでは水属性チームNo.1なので、今後もNo.1であり続けたいです。
▲対象のドロップを1コンボぶん消すだけで、全員が攻撃できるのが単色チームの魅力! |
以上、『パズバト』ランカーのしんとさんのインタビューをお届けいたしました。次回はあの有名プレイヤーが登場するかも!? 今後も『パズバト』の情報をお届けしていきますのでお楽しみに!
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記事の内容は2014年10月6日現在の電撃ARCADEゲーム編集部調べです。
その後のバージョンアップなどで変更される場合があります。
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