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2014年10月12日(日)

柿原徹也さんがマチ★アソビに初登場! 『ブレイブルー』でのジンの「兄さん!」には柿原さんの思いがこもっている!?

文:イトヤン

 徳島県・徳島市にて開催された“マチ★アソビ Vol.13”。ここでは10月12日に新町橋東公園ステージで行われた“アーク×マチ★アソビ BBスペシャルトークショー”の模様をお届けする。

“柿原徹也さん“

 アークシステムワークスの2D対戦格闘ゲーム『BLAZBLUE(ブレイブルー)』のトークイベントがマチ★アソビで開催されるのも、今回で3回目。同社の小澤陸さんによる司会のもと、ジン=キサラギ役の柿原徹也さんと、『ブレイブルー』シリーズの森利道プロデューサーがステージに登場した。会場には女性ファンを中心に多数のファンが詰めかけており、柿原さんが姿を見せると一斉に黄色い歓声が飛んでいた。

“柿原徹也さん“
▲写真左より、アークシステムワークスの小澤陸さん、ジン=キサラギ役の柿原徹也さん、『ブレイブルー』シリーズの森利道プロデューサー。

 徳島はもちろん四国を訪れるのも今回が初めてという柿原さん。じつはこのトークイベントの前日に徳島へ到着して、マチ★アソビの会場を見て回っていたけれど、誰にも柿原さんだとは気づかれなかったのだそうだ。

 柿原さんは『ブレイブルー』第1作でジン=キサラギの声を演じて以来、6年にもわたってこのシリーズに携わっているということで、トークの話題はシリーズでの思い出に。台風の日にジン=キサラギの音声収録が行われたところ、柿原さんがびしょ濡れになってスタジオに現れたため、パンツ1枚のままでシリアスなセリフを演じたというエピソードも披露された。

 来場者からのお便りに答えるコーナーでは、10月9日よりアーケードでの稼働が開始された『BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA(ブレイブルー クロノファンタズマ) Ver 2.0』で新登場する2人の女性キャラ、“セリカ=A=マーキュリー”と“Λ-No.11-(ラムダ)”のどちらが好みのタイプか? という質問が紹介された。

 この質問に対して森プロデューサーは、方向オンチのセリカよりも、自分の後ろをついてくるラムダのほうがいいと回答。一方、柿原さんはテンションの高いセリカのほうがいいと答えた上で、ラムダは髪が長すぎて排水口が詰まりそう、とユニークな回答を返していた。

“柿原徹也さん“
▲ステージ上で、セリカとラムダのイラストを紹介。これらのキャラクターイラストを描いたのが森プロデューサーと聞いて、柿原さんが驚くという意外な(?)光景も。

 またジン=キサラギの演技についての質問では、常にクールなジンをただの二枚目キャラにしたくなかったという柿原さんの思いが、「兄さん!」という叫びで爆発したと明かされた。それを受けて森プロデューサーも、「兄さん!」の演技を最初に聞いた時は、あそこまで振り切れるとは思わなかったと語り、ジン=キサラギのキャラクターを作り上げたのは柿原さんだと、感慨深げに振り返っていた。

 ただ一方で、アニメや最近のシリーズ作でジンがやや落ち着きを見せていることについて、柿原さんはジンが大人になってきたのを嬉しいと思いつつ、どこか寂しいとも感じているそうだ。

“柿原徹也さん“
▲マチ★アソビ会場での試遊でもらえる絵はがきを、自ら手にして観客に見せて回る柿原さん。

 ゲームやキャラクターについてじっくりと語りつつ、ステージの後ろを通る遊覧船に向かって手を振ったり、グッズ告知のコーナーでは自ら絵はがきなどを持ってステージをグルリと回ったりと、柿原さんのサービス満点な姿が印象的だった。予定の1時間が短く感じられるほど、密度の濃いトークイベントとなっていた。

“柿原徹也さん“

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