2014年10月18日(土)
『怪盗ジョーカー 謎解きミラクルポーカー』はTCG&トランプ!? 誰でもすぐに覚えられるルールを紹介!
こんにちは! TCG担当のファイです。10月から放送中のアニメ『怪盗ジョーカー』が“拡張型(カスタム)トランプ”『謎解きミラクルポーカー』としてカードゲーム化されました! 本作のスターターとブースターが10月18日に発売されます。
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この『謎解きミラクルポーカー』は一般的なTCGと同様に、スターターをベースにブースターのカードを入れてデッキを作るのですが、“拡張型トランプ”と名前がついているようにトランプでもあるのです。ではどうやって遊ぶのか? 実際にプレイする機会がありましたので、カードとともにルールを紹介します。
■基本は“ポーカー+なぞなぞ”なので誰でもすぐに遊べる
名前の通り、このゲームの基本はポーカーです。ポーカーのルールは誰でもご存じだと思うので省略します。カードの交換はお互い2回ずつで、役の強いプレイヤーが“お宝”を獲得します。それを繰り返し、一番最初に“お宝”を13個集めたプレイヤーが勝者になるという感じです。
そして、このゲームのキーとなるのが“お宝”です。ジョーカーを除くすべてのカードにはなぞなぞが記載されています。カードを交換する際にそのなぞなぞを相手に出題し、相手が正解できなかったらカードに記載されている数のお宝を確保できます。もし、相手が正解してしまった場合は記載に関係なく1個となります。
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▲右下を指で隠して相手にカードを見せて出題をする。この問題の答えはわかりましたか? 正解は一番最後に書いておきますね。 |
確保したお宝はそのままでは獲得できません。獲得する方法は、ポーカーの勝負に勝つことです。つまり、勝ったプレイヤーしかお宝を獲得できないわけです。同じ役の場合は通常のポーカーと同様に役の数字勝負になります。
ジョーカーは、交換した際になぞなぞではなく特別な効果が発生します。ただし、ジョーカーはワイルドカードとしてどの数字にもすることができるので、どちらにするのか非常に悩みどころです。
ルール説明は以上! 僕もこれまでたくさんの対戦型カードゲームをプレイしてきましたが、ここまで簡単なゲームはそうありませんでした。基本的にはポーカーですからね。
■キーカードはジョーカー。デッキのカスタムでポーカーが進化する
基本的なルールで遊ぶ分にはスターターを1つ持っていれば問題ありません。しかし、それぞれ自分のカスタムしたデッキを持ち寄ったほうが断然おすすめです。通常のトランプですとマークと数字が同じカードは1枚ずつしかありませんが、『謎解きミラクルポーカー』では“マークに関係なく同じ数字のカードを8枚まで”入れることができます。
例えば、スペードのA、10、J、Q、Kとジョーカーを各8枚ずつと適当なスペードのカード6枚で54枚のデッキを作ったとします。すると確実にフラッシュは成立しますし、ロイヤルストレートフラッシュも十分に狙うことができます。そこでキーになるのがジョーカーのカードです。
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▲スターター封入の《トランプを構えるジョーカー》と《バルーンガムを使う怪盗ジョーカー》 |
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▲ブースター封入の《不敵に笑うスペード》と《“黒い影”S・ジョーカー》(※ブースターには全部で8種類のジョーカーがあります) |
いくつものジョーカーを上手に使って相手を妨害していくのが、このゲームの駆け引きとなりそうです。ちょっとズルそうですが、カードのクイズをとりあえず全部覚えておくというのもテクニックの1つになりそうです。ただ、こちらはカードが増えていくと記憶力との勝負にもなりそうですが……。
『怪盗ジョーカー 謎解きミラクルポーカー』はカードゲームを知らない友人や家族とも気軽にプレイできる内容に仕上がっていると思います。ポーカー用にカードはデザインされていますが、他のトランプゲームに応用してみるなどオリジナルの遊び方もできそうですよね。
また、ポーカーが基本ルールになっているので、2人での対戦だけでなく何人でも遊ぶことができます。旅行などのちょっとした移動時間にも楽しめるのではないでしょうか。ちなみに、小さいTCGと同じカードサイズなので、スリーブに入れて保護することもできます。気になる方はアニメとあわせてチェックしておきましょう。それではまた!
■なぞなぞの正解は“フットサル(ふっと、去る)”
(C)たかはしひでやす・小学館/怪盗ジョーカープロジェクト
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