どうも、ゴローです。先日2Kにお邪魔して、10月30日に発売されるPS3 /Xbox 360 用ソフト『ボーダーランズ プリシークエル』をひと足先に体験してきました。
本作は、Gearbox Softwareと2K Australiaが共同開発している、RPGシューター『ボーダーランズ』シリーズの最新タイトル。時系列としては、初代『ボーダーランズ』と前作『ボーダーランズ2』の間に位置づけられ、低重力の惑星・エルピスを舞台に、前作の敵役ハンサム・ジャックの知られざる過去の物語が描かれます。
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この記事では、プレイアブルキャラクターのクラップトラップと新機能の“グラインダー”を使った感想についてお届けします。一番の特徴である低重力でのアクションについては、前回のレビュー を参照してください。
▲使用したROMは、すでに日本語ローカライズ済み。気付けば、あと15日で発売です！
▲新しいホバータイプの乗り物に乗ることもできました。大型のドローンのような形をしていて、バルカンやキャノン砲を撃ちたい放題。スイスイと動かせるので、操っているだけでも気持ちがよかったです。
■クラップトラップのアクションスキルはスリル満点！
口を開けば能書きや皮肉ばかりの小型ロボットですが、どこか憎めない愛らしさも。そんな『ボーダーランズ』シリーズでマスコット的存在だったクラップトラップが、はたしてどんなキャラに仕上がっているのでしょうか。
▲愛されし憎まれキャラのクラップトラップが、待望のプレイアブル参戦！
▲他のクラップトラップもたくさん登場します。見た目もセリフもバラエティ豊か。
さて、プレイしていきなりの視点の低さ（ゴミ箱の中身がギリギリ見えるくらい）に思わず動揺してしまいました。今までは気にしていなかったのですが、「たしかにクラップトラップならこのくらいの視点だよな」と納得。なんだか子どもになった気分です。
他のハンターと違う点は、視点の低さだけではありません。今作は真空状態の月面が主な戦場となるため、ハンターにとって酸素の補給は欠かせなくなります（※酸素の補給は、敵を倒した時のドロップアイテムや酸素が吹き出る地面の割れ目などからできます）が、ロボットであるクラップトラップは酸素残量をまったく気にせずに行動できるのでとても楽チンです。
▲酸素マスクをしている敵の頭部に攻撃を決めると、酸素がもれて体力が徐々に減少するといった仕掛けも。
注目のアクションスキルは、ひとことで言えば効果はランダム。プラス効果の時もあればマイナス効果の時もあり、何が起こるかわかりません。気まぐれで効果が変わるなんて、実にクラップトラップらしいじゃないですか。
▼確認できたクラップトラップのアクションスキルはこちら
・クラップトラップがミサイルを発射する
4人Co-op（※協力プレイ）でアクションスキルを使った時は、どんな効果が発動するのか？ それによるみんなの反応は？ といった2つの意味でスリル満点でした。4人乗りのビークルで走行中に自爆を引いた日には目も当てられませんが、そういったハプニングがパーティにほどよい刺激を与えてくれるのでは？
ちなみに、アクションスキルを発動した際“複数のワードの中から無作為に3つ選ばれる→3つのワードの組み合わせで効果が決まる”という流れになっていました。ワードは10～20種類ぐらいあったので、何度も使っていればそのうちワードが3つ選ばれた時点で効果がわかるようになるかも。そうなれば、ダメな効果が選ばれた時に先に謝ることぐらいはできそうです（笑）。
■武器集めの夢広がる新機能のグラインダー
今回チャレンジしたミッションは、新機能の“グラインダー”を完成させるためのパーツ集め。4人でミッションをクリアし、早速その機能を利用してみました。
グラインダーは、同じレアリティの武器を3つ放り込むと、1つの新しい武器が出来上がるというものです。うまくいけば1ランク高いレアリティの武器を入手できますが、残念な結果になることも。
▲レアリティが紫の武器を3つ掛け合わせれば、最強のオレンジ武器が!?
ともあれ、前作『ボーダーランズ2』では不要な武器は売却してお金にするぐらいしか使い道はなかったので、リサイクルできるのはとてもありがたいですね。これで最高レアリティの“オレンジ武器”をゲットできる可能性も高まり、武器集めにもより精が出るってもんですよ。ちなみに、前作は“武器の種類は87億兆通り”と謳っていましたが、今作でも敵を凍らせるなどの新しいエレメンタル属性が追加されていたので期待していいかと。
▲敵を凍らせたまま倒すと粉々に砕け散りますが、あまりグロいと感じさせない見せ方も好印象。
また、グラインダーを利用する際に“ムーンストーン”を注ぎ込むことで、成功率が上がる仕組みになっていました。ムーンストーンは、前作のイリジウムに相当する高価なアイテムと思われますが……。
■最後に
低重力でのアクションという大きな追加点はあったものの、『プリシークエル』はいい意味で『ボーダーランズ』のままでした。お宝を手に入れるための謎解きがあったり、懐かしのキャラクターが登場したり、パロディネタが含まれていたりと、シリーズ経験者が思わずニヤリとする演出がたくさん散りばめられています。ハンサム・ジャックの過去も気になりますし、発売日が待ち遠しいですね。
▲『ボーダーランズ2』で惑星・パンドラを牛耳っていた宿敵のハンサム・ジャック。彼は過去にどのような体験をしてきたのでしょうか。
▲頭やスキンを変更して、見た目を自分好みにカスタマイズできる施設も健在。クラップトラップのコーディネートが今から楽しみです。
●最新スクリーンショット
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