2014年11月5日(水)

パズルADV『バブルンマーチ』最速レビュー! メルヘンかつコミカルな世界が魅力的

文:城 イドム

 タイトーがAmebaで配信を予定しているパズルアドベンチャー『バブルンマーチ』。ゆるかわなキャラクターがおもしろおかしくストーリーを盛り上げている本作を、先行プレイしたライターがレビューをお届けします!

『バブルンマーチ』

 事前登録特典は、ゲーム内でのアイテム交換に使用できるゲーム内コイン2000円分と、ゲームを有利に進められる特殊効果を持つ“きぐるみ(コスチューム)”の“マーチリーダー”です。

 また、期間中に事前登録情報をTwitterでつぶやいた人の中から抽選で、ゲーム内ガチャやアイテム交換に使用できるルビー1,000個(1,000円相当)がプレゼントされるキャンペーンも実施中ですので、興味ある人はあわせてチェックしましょう!

事前登録はこちら!

■『バブルンマーチ』3つの注目ポイント

1:シンプルなゲームシステムで気軽に楽しめる!
2:誰でもよく知るおとぎの世界がコミカルに展開
3:“ミニルン”を着飾ればゲームを有利に進められる!

『バブルンマーチ』
▲スライド式のパズルをはじめ、基本ルールはシンプルそのもの。ちょっとした空き時間に気軽に楽しむことができます。
『バブルンマーチ』
▲ステージ攻略を進めていくと、ところどころで有名なおとぎ話をモチーフにしたイベントがコミカルに語られていきます。
『バブルンマーチ』
▲一緒に行動してくれる“ミニルン”は、特定のきぐるみを着せるとパズル中に特殊な効果が発揮されます。

■スライドさせてアワワを消していくのが快感!

 本作は1994年にシリーズ化されて以来、根強い人気を誇るパズルゲーム『パズルボブル』の流れを汲む、スライド式パズルです。魔法使いの呪文でドラゴンに変えられた男の子・バブルンが主人公なのは『パズルボブル』シリーズと同じですが、パズルのルールや物語の味付けは本作独自のものに仕上がっているのが特徴でしょう。

『バブルンマーチ』
▲『バブルボブル』(1986年)でデビューし、『パズルボブル』で人気に火がついたバブルンが、本作でも大活躍してくれます。

 パズルの基本ルールはとっても簡単! 6×6マスのフィールドには、アワワと呼ばれる泡が並んでいます。画面をフリックしてアワワをスライドさせて、同じ色のものを3つ以上並べて消していくことがゲームの目的。アワワを消すと上のアワワが落ちてきて、運がよければさらに別の色のアワワが3つそろうという連鎖が決まることも! 連鎖は偶発的に発生しやすいため、初心者でも気持ちよく遊べるところがポイントです。

『バブルンマーチ』
▲アワワは、同じ色のものを3つ以上そろえると消すことができます。直感的にわかりやすく、すぐに熱中させられる魅力がありますよ。

 本作には、ユニークなギミックがたくさん登場します。スコア稼ぎのカギをにぎる“パネル”をはじめ、適度にプレイヤーのお邪魔をしてくる“ロック”など、その種類は千差万別。ゲームに絶妙なスパイスを加えてくれているのです。

『バブルンマーチ』
▲背面の銀色のギミックが“パネル”です。この位置に配置されたアワワを消すとパネルが消えて、特定のノルマの達成条件を満たすことができます。
『バブルンマーチ』
▲“ロック”は、特定のアワワを拘束するオリです。拘束中のアワワが配置された列は、縦横ともにスライドできません。
『バブルンマーチ』
▲板チョコの“目隠し”はお邪魔なギミックの1つ。このままでは、背後にどんな色のアワワがあるか確認できません。
『バブルンマーチ』
▲お助けギミックの“特殊ピース”は、画面をタップすれば使用可能。写真の“ボム”は、上下左右に隣接するアワワをフッ飛ばします。

■本作オリジナルのおとぎ話を観劇

 メインフィールドにはステージが数珠つなぎに並んでおり、1つ1つステージをクリアして先を目指していくことが、ゲームのおおまかな流れになっています。各ステージには“累計スコアで64,000点稼ぐ”や、“1回のプレイでパネルを10枚消す”など、いろいろなノルマが用意されており、それを達成しないとクリアできません。

『バブルンマーチ』
▲フィールド上のステージは、1つクリアするたびにその先のステージが新たにオープンしていきます。

 特定のステージを選択したり、クリアしたりすると、イベントが発生します。イベントでは、バブルンの目線から、誰もがよく知るおとぎ話をモチーフにした物語を紐解いていくことに!

 物語はメルヘンチックであるとともに、どこかコミカルで、誰もが楽しめることウケ合いです。シナリオの大筋は原作のおとぎ話に沿っているものの、ところどころに本作オリジナルのエピソードが織り込まれており、思わずクスリとさせられてしまいました。

『バブルンマーチ』
▲最初にお披露目されるのは“赤ずきんちゃん”をネタにした物語。居合わせたバブルンも巻き込み、事件は展開していきます。
『バブルンマーチ』
▲本作オリジナルのエピソードも見どころの1つ。猟師のおじさんが、なぜか漁師に!? この先、どうなってしまうのでしょう。

■きぐるみを集めるとゲームが有利に!

 バブルンは冒険の際、ちびっこドラゴンのオトモ“ミニルン”を引き連れていくことができます(条件を満たすと、連れていけるミニルンの数は増えていきます)。“きぐるみ屋”というお店では、ハートと引き換えにミニルンのきぐるみを仕立ててもらうことができます。各きぐるみには特殊機能が設定されており、例えば事前登録特典の“赤ずきん”を装備させてパズルに望むと“40コンボを達成で金ボムが出現”といった効果が発揮され、よりゲームを有利に進められます。

『バブルンマーチ』
▲“きぐるみ屋”では、ゲーム内コイン等と引き換えに仕事を依頼できます。どんな服が仕上がるのかは、受け取るときのお楽しみ!
『バブルンマーチ』
▲ミニルンのきぐるみは見た目で選ぶもよし、特殊効果で選ぶもよし。特殊効果の内容はウィンドウで確認可能です。
『バブルンマーチ』
▲赤ずきん姿のミニルンを連れていくと、パズルで金ボムを支給してもらえます。

■おとぎ話にはキュートなキャラが総出演

 1986年からゲーム界を賑わしてきたバブルンが活躍する本作ですが、そんな主人公以上にプレイヤーのハートをキャッチしそうなのが、イベントに登場するメルヘンな世界の住人たち。キュートなデザインはもちろん、どこかトボけた発言は実に味わい深く、本作ならではの“ゆるキャラ”っぷりを見せてくれます。

『バブルンマーチ』
▲どこか気の抜けた赤ずきんちゃん。私たちのよく知る彼女とは、少しイメージが違うようです。励まして、お使いに行かせましょう。
『バブルンマーチ』
▲悪者のオオカミさんも、どこかヌケています。赤ずきんちゃんを見つけられず、バブルンでお腹を満たそうと企てることに!?

データ

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