News

2014年11月18日(火)

ニコニコのクリエイター奨励プログラムに任天堂作品の動画が対応。ゲーム実況動画で奨励金を受取可能に

文:キャナ☆メン

 ドワンゴおよびニワンゴは、動画配信サービス“niconico(ニコニコ)”のクリエイター奨励プログラムに、任天堂の著作物を含む動画が12月1日から対応することを明らかにした。

 クリエイター奨励プログラムは、クリエイターの創作活動支援や二次創作文化の推進を目的として、2011年12月から行われている取り組み。同プログラムに投稿作品を登録すると、その人気度などに応じて奨励金を受け取れる。

 任天堂の著作物を含む動画で奨励金の受け取りを目指す場合は、任天堂が別途指定するクリエイター奨励プログラム対象タイトルの著作物を用いることが必要になる。その動画が任天堂から許諾を受けると、許諾された動画作品が同プログラムの奨励金支払い対象になるという。つまり、任天堂が対象タイトルに指定したゲームの実況動画などで、奨励金を受け取れる可能性があるということだ。


■許諾の流れについて

 ユーザーが投稿した動画に任天堂の著作物が含まれていると、二次創作の相関関係を知らせる“コンテンツツリー”機能において、その動画は任天堂の“子作品”として登録される。

 その動画に含まれる著作物が、任天堂が別途指定するクリエイター奨励プログラム対象タイトルであれば、一定の審査期間を経て、動画の人気度等に応じて奨励金が支払われる。なお、審査期間中に不適切なものと判断された場合は、許諾の取り消しや削除が行われる場合もある。

 なお、上記プログラムの対象ではない任天堂の一部タイトルを用いて動画を作成した場合も、不適切と判断されなければ、任天堂から個別に許諾を受けることが可能だという。ただし、この場合は奨励金支払いの対象とはならない。


関連サイト