2014年11月20日(木)

『LoV3』で現在、一番多く使われているデッキはこれだ! 30試合のべ210人のデータから徹底分析!

文:電撃ARCADE編集部

 スクウェア・エニックスが贈るオンラインマルチ対戦型トレーディングカードゲーム『ロード オブ ヴァーミリオン III』(以下『LoV3』)。10月23日に行われた大型アップデートで新バージョン『ロード オブ ヴァーミリオンIII Twin Lance』が稼働を開始し、11月5日に使い魔のバランス調整が行われました。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Twin Lance』

 コラム記事第51回では、電撃紅蓮隊のハチが、30試合分のデータをもとに、使い魔やデッキを分析! バランス調整後にどんな使い魔が多く使われているのか、どんなデッキが多いのかを調査しました。


ハチ
『ロード オブ ヴァーミリオン III Twin Lance』
▲バージョンアップ後のデッキがなかなか決まらず、リーグも伸び悩み中。今のお気に入りカードはイシュタム。

■現在、流行しているデッキはズバリ……!

 こんにちは、ハチです。今回はアップデート後にどんなカードが増えたのかを調べてきました。30試合分、のべ210人のデッキを調査し、1番多いデッキや使い魔を割り出しました。調査した際の私のリーグはプラチナリーグAからオリハルコンリーグDとなっています。まずは、どんな使い魔メインのデッキが多かったのかをご紹介します!

 第3位は15人の方が使用していたカイ、シェラハメインデッキ! 先日のバランス調整バージョンアップ前に流行していた、リータ・パティスとリヴァイの影響で、根元にキマやハルフゥといったマジシャンがいる海種デッキは減っていました。

 ただ、バージョンアップ後はリータ・パティス、リヴァイが減り、海種が増えてきたようです。荒らしに弱い部分はありますが、召喚時でもステータスの高いカイで対処しながら、完成を目指します。完成形は殲滅力が非常に高く魅力的ですね。

 また、レナを入れることでステータスを底上げできるので、採用している方が多かったです。根元にはレナの他にキマ、ハルフゥ、アナンタ、アプカルル、御坂美琴、などが入っているのを多く見かけましたよ。

※根元:自軍マナタワーで主にマナを貯める役割の使い魔のこと。相手から自軍マナタワーに攻め込まれた際(=荒らし)の防衛なども行う。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Twin Lance』
▲召喚時と覚醒時はステータスが非常に低く扱いが難しいですが、超覚醒すれば高い火力を発揮!

 続いて、第2位は29人の方が使用していた、ツバキメインデッキ! ツバキは『Twin Lance』で追加された新STRANGERカードで、『BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA』からゲスト参戦した使い魔。神族の40コストのアタッカーです。

 超覚醒アビリティ“スレイヴァートランザム”は、自身が敵ユニットを攻撃したとき、通常の攻撃に加えて、さらに2回追加でダメージを与える効果があります。そのため、1度の攻撃で相手に与えるダメージが多く、40コストでありながら40コスト以上の火力を発揮できるのが魅力の使い魔です。

 相手マナタワーを攻める際に、もし相手マナタワーに高コストの使い魔がいる場合でも、相手の使い魔が召喚や覚醒までであれば、その火力によってプレッシャーを与えることができます。ただし、脆いので慎重に扱う必要がありそうですね。

 ツバキ入りのデッキでは、イージスやラグナロク、フレイヤなどのディフェンダーと組み合わせている方や、タマと組合わせている方が多かったです。荒らし要員にブリュンヒルデを入れている方も多かったですね。根元には、セルディッド、グリンブルスティ、エリス、ミネルバ、ヤニワニなどをよく見ました!

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Twin Lance』
▲超覚醒時には見た目が変化! 漆黒の断罪者 ツバキと、薔薇の女王 レイチェルを使って、4位以上を100回取ることで獲得できる称号もありますよ!

 そして、第1位は……34人の方が使用していた、タマメインデッキでした。タマは『selector infected WIXOSS』からゲスト参戦した使い魔です。神族60コストのアタッカーで、超覚醒アビリティには、周囲にいる自身同じ種族の自使い魔が多いほど、自身の攻撃力が上がる“グロストライブアップA”。また、そのアビリティととても相性のよいアーツ“ホワイト・ホープ”も持っています。

 “ホワイト・ホープ”は20コストで発動することができ、召喚コストが30コスト以下の、戦場に出ていない自ユニット全てを、自身の周囲に召喚することができます。このアーツを使って、相手マナタワーを制圧したり、アルカナストーンを制圧したりといろいろな使い方ができそうです。

 ただし、このアーツは、自身が超覚醒していないと使用できないので注意を。タマデッキは、ブリュンヒルデやレナスと組み合わせている方が多かったです。根元には、ツバキと同じく根元には、セルディッド、グリンブルスティ、ミネルバ、ヤニワニなどでした!

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Twin Lance』
▲タマも超覚醒時には、見た目が変化します! こちらも称号があるので、気になる方はぜひGETしてくださいね。称号の額縁がとても素敵ですよ!

■一番多く使われているカードは、新たなアビリティをもったあの使い魔!

 『Twin Lance』から、2種族デッキでも初期マナが35になったため、カードの選択の幅が増えました。根元を2種族にしている方も多かったので、どんな10コストが一番使われているのかも調査してきましたよ! 

 第5位は33人で、ビリー・ザ・キッド。人獣で召喚時に、自身が攻撃した敵ユニットの受けるダメージが、一定時間上がる“ウィークネスアタック”というアビリティを持っています。相手を衰弱させるこのアビリティは、どの種族と組み合わせても活躍できますね。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Twin Lance』
▲ビリー・ザ・キッドのイラストを担当したのはタイキさんです!

 第4位は48人でベドラム。アーツの使い勝手がよく優秀な使い魔ですね。第3位は57人でナイトメア。不死でこちらもステータスが高く、落とされにくいので頼りになるカードです。第2位は58人でセルディッド。神族デッキには欠かせない存在ですよね!

 そして第1位は……オキュペテ!! なんと80人の方がデッキに入れていました。この使い魔は“タイムマナヘイスト”というアビリティを持つ人獣です。効果は、自身が戦場に出ている間、時間経過で得られるマナの入手速度が上がるというもの。この速度上昇が、実感できるほどに速い! 

 また、タイムマナのゲージが回っているときに戦場に出ていれば、その後マナタワーやゲートに入っても、ゲージの進行は速いままなので、「出しておくと危ない!」というときには、ゲージに合わせて出したり閉まったりすれば“タイムマナヘイスト”の恩恵を受けられますよ!

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Twin Lance』
▲オキュペテのイラストを手がけたのは麻谷知世さん!

■大型使い魔使用人数ランキング(プラチナリーグA~オリハルコンリーグD調べ)

順位

使い魔名

延べ人数

1位

タマ

34人

2位

漆黒の断罪者 ツバキ

29人

3位

シェラハ

15人

3位

リヴァイ

15人

5位

カイ=キスク

14人

6位

チェザーレ

13人

7位

薔薇の女王 レイチェル

12人

■根元使い魔使用人数ランキング(プラチナリーグA~オリハルコンリーグD調べ)

順位

使い魔名

延べ人数

1位

オキュペテ

80人

2位

セルディッド

58人

3位

ナイトメア

57人

4位

ベドラム

48人

5位

ビリー・ザ・キッド

33人

6位

グリンブルスティ

32人

7位

火車

31人

 以上、マッチング調査の結果でした。少しでも参考になればうれしいです!

データ

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