2014年12月14日(日)

『忠臣蔵46+1 V』はシナリオの追加も! 大石内蔵助や堀部安兵衛などの登場キャラを紹介

文:ごえモン

 ヒューネックスから2015年に発売予定のPS Vita用ソフト『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』の最新情報が明らかとなった。

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』
▲本日12月14日に本格始動となった公式サイトのトップビジュアル。PC版のイメージビジュアルが使用されている。

 本作は、“忠臣蔵”を題材に“登場人物の女性キャラ化”や“タイムリープ”といったオリジナルフィクション要素を盛り込んだノベルゲーム。同人作品に完結編を加え、2013年5月に美少女ゲームブランド“インレ”から発売された商業化タイトル『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐』にいくつかの追加要素が盛り込まれた移植作だ。

 この記事では、本作の世界観やストーリー、登場キャラクター、PS Viat版の追加要素などを紹介する。

■『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』の魅力を紹介

●忠義も恋愛も熱い魂のストーリー

 本作では、亡き主君の仇討ちのために命を捧げる、数多の赤穂義士たちそれぞれの熱い魂が描かれている。また、各種ルートで女性化された赤穂義士たちとの恋愛ストーリーも繰り広げられ、普段の武士の姿とは違うキャラの魅力的な一面を見ることができる。

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』
▲浅野内匠頭の切腹により物語は動き出す。

●骨太の本格時代劇シナリオ

 史実の赤穂事件を追いながら、忠臣蔵にまつわるさまざまなエピソードが随所に散りばめられ、忠臣蔵ファンや歴史ファンも心熱くなるシーンが満載。実際の元禄期の情勢や文化に関する描写もふんだんに盛り込まれており、当時の雰囲気をより身近に感じることができる。

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』
▲主に4つの舞台で物語が進行する。

●登場キャラクターは50人以上

 ゲーム中に登場するキャラクターは、名前つきの人物だけでも50人以上存在。それぞれに個性あふれるグラフィックが用意されている。

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』
『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』

●2Dグラフィックを駆使した多彩なアニメーション演出

 2Dグラフィックで描かれた魅力的なキャラクターたちが、画面内をところ狭しと動きまわる。特に、立ち絵演出による刀と刀がぶつかり合う迫真の戦闘シーンは必見だ。

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』
▲赤穂浪士の前に強敵が立ちふさがる。彼女とのエピソードも必見だ。

●ストーリー

 時は元禄十四年(1701年)三月十四日。

 勅使饗応役の任を仰せつかっていた播州赤穂藩主・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が、高家筆頭・吉良上野介(きらこうずけのすけ)を江戸城内、松の廊下にて斬りつけるという前代未聞の事件が発生した。

 世にいう“赤穂事件”である。

 知らせを聞いた五代将軍・徳川綱吉は激怒し、浅野内匠頭には即日切腹を、浅野家には城地没収・お家断絶を命じる。一方で、吉良家は一切の咎めを受けることがなかった。

「仇討ちこそ! 我らが悲願!!」

 亡き主君・内匠頭の無念を晴らすべく、四十六人の赤穂浪士たちは吉良への仇討ちへと立ち上がる……。そんな世界へ、現代から時空を超えて迷い込んでしまった1人の青年・深海直刃(ふかみ すぐは)。

 直刃は、浪士たちとかかわり合いながら、歴史という名の大きな運命の歯車に巻き込まれていく……。赤穂浪士たちの討ち入りの行く末は? そして直刃は、元の世界へ戻ることができるのか!?

■メインキャラクターを紹介

●大石 内蔵助 (おおいし くらのすけ) 声:高田初美

「よいか! 正義は! 我等! 赤穂にあるぞっ!」

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』

役職:国家老(筆頭家老)
禄高:1,500石

 播磨国赤穂藩の政治経済をつかさどる筆頭家老。物事を先まで見通す知略と、藩でも指折りの剣の腕をあわせ持つ文武両道の侍。しかし、普段はそんな素振りをまったく見せず、遊興にばかりかまけて、藩士たちからは“昼行灯”と揶揄されている。

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』
『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』
▲大事な場面以外では、なぜか幼い子どものような姿になり、「~してたもれ」などと甘えたような口調&声色となるところが特徴だ。高田初美さんの好演にも注目。

●堀部 安兵衛(ほりべ やすべえ) 声:種﨑敦美

「武士道とは、死ぬことと見つけたり」

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』

役職:御使番)
禄高:200石

 江戸で内匠頭に仕えていた赤穂藩の剣士。剣の腕は江戸でも1、2を争い、その名を知らぬ者はいないほど。内匠頭を自身唯一の君主とし、断固として吉良への仇討ちを主張する実直なまでの“武士”。一方で、大の甘党、朝の起床はからっきしダメ、といった一面も持つ。

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』

●大石 主税 (おおいし ちから) 声:ミルノ純

「我が生きれば! 付いてこよ!」

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』

役職:部屋住み
禄高:なし

 大石内蔵助の愛娘。幼名は“松之丞”。藩士たちから“昼行灯”と陰口を叩かれる母を歯痒く思い、その反発からか、早く一人前の侍になりたいと願っている。蛙や蜘蛛の類が超苦手。

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』

●矢頭 右衛門七 (やとう えもしち) 声:春河あかり

「矢頭長助が長女! 矢頭右衛門七! 参ります!」

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』

役職:部屋住み
禄高:なし

 赤穂藩の勘定方・矢頭長助の長女。自身も見習いとして、藩内で経理の仕事を学んでいる。人一倍の優しさを持ち、いつも直刃のことを心配しながら面倒を見ている。反面、気弱な性格が災いし、武芸の腕はまだまだ未熟。なぜかよく転ぶ。

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』

●深海 直刃 (ふかみ すぐは) 声:なし

「この手を汚そうとも全身全霊でオレが止める!」

『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』

 本作の主人公。現代から江戸時代にタイムスリップした青年。赤穂藩士、そして矢頭家家族の一員として元禄の世界を生きていくことになる。

■PS Vita版の特徴

●オリジナルシナリオの追加

 ボリュームたっぷりの原作シナリオに、さらにオリジナルエピソードが追加される。

●オリジナルビジュアルの追加

 シナリオの追加にあわせて新たなビジュアルも収録。

●タッチ操作に対応

 PS Vitaのタッチスクリーン操作にも対応している。

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