スクウェア・エニックスから12月18日に発売される3DS用ARPG『FINAL FANTASY EXPLORERS(ファイナルファンタジー エクスプローラーズ)』のジョブレビュー第2弾を掲載する。
『FF』シリーズおなじみのジョブシステムを採用したアクションRPG『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』。アタッカーやヒーラー、タンクといった各ジョブの特徴を生かした役割分担や、マルチプレイでの協力プレイが本作の醍醐味だ。
担当ライターによるジョブレビュー第2弾では、パラディン、忍者、時魔道士、竜騎士、暗黒騎士、魔獣使いのレビューを紹介。前回掲載した第1弾ジョブレビューとあわせて確認してほしい。
■パラディン
物理防御力と魔法防御力に優れる盾役向けのジョブ。ユニークアビリティの“かばう”で範囲内の味方への攻撃を無効化させたり、高い精神を生かして回復魔法を使ったり、味方をフォローする立ち回りを得意としている。
近い役割のナイトとは異なり“挑発”がないので、攻撃の機会を増やして敵のヘイトを引きつけていこう。クリティカル率を上げる“ランパート”、クリティカル時に威力が増加する“スカイブレイバー”、直前の行動がクリティカルの時に即チャージ可能となる“不動明王”など、クリティカル率を意識したアビリティの組み合わせが重要になってきそうだ。
■忍者
ユニークアビリティ“空蝉”や高い回避力を生かして、回避によって盾役をこなすジョブ。盾役時に主力となる“空蝉”は敵の攻撃を絶対に回避できるものの、消費APが多く、使用間隔も長いために連発はできない。そのため、APを回復する“明鏡止水”やアビリティの使用間隔を短くする“瞑想”といったアビリティと併用していこう。
また、忍者が盾役を担う場合、どうやって敵を引きつけるかもポイント。基本はダメージを稼いでヘイトを稼ぐことになるため、威力の高いアビリティもセットしておきたい。オススメはAPが少ない時に威力が上がる“幻影無双”や“燕返し”。“空蝉”などでAPが減った状態にしてから、これらのアビリティでダメージを稼ぐことで、より効率的に敵の注意を引きつけることができる。
■時魔道士
高い集中力を持ち、時空魔法を使った味方のサポートを得意とするジョブ。ユニークアビリティの“クロノス”は各種補助魔法の効果時間を延長させる効果がある。補助だけではなく、“メテオ”や“クエイク”といった攻撃魔法で攻めに転じることも可能だ。
時空魔法の効果は多岐にわたるため、パーティ編成に応じて適時変更していこう。例えば、モンクなど手数が多いジョブが多い時は“ヘイスト”で攻撃回数を増やして、忍者が盾役の時は“ブリンク”で回避をフォローするといったように仲間の長所を伸ばすような魔法が効果的だ。
■竜騎士
攻撃力と防御力に優れて、少し離れた間合いからでも攻撃できるユニークアビリティの“ジャンプ”を持つ、近~中距離向けのアタッカー。デフォルトアビリティの“竜剣”によって、敵のHPとAPを吸収しながら戦うことができる。
竜騎士が得意の槍技アビリティは威力は控えめなものの、クリティカル率が高く、消費APが少ないのが特徴。そのため、クリティカル率をさらに上昇させる“ドミナシオン”や“戦意高揚”と併用して、威力を高くしていくのが効果的だ。また、いざという時のために味方を回復する“ドラゴンヒール”もセットしておきたい。
■暗黒騎士
物理攻撃に特化したアタッカージョブ。ユニークアビリティ“暗黒”や“サクリファイス”など、自身のHPを犠牲にして強力な一撃を繰り出すことができる。中でも“リベンジエンド”は高威力だが、HPが減った状態で使うことになるため、戦闘不能にならないように気をつけよう。
攻撃に特化しているぶん防御面に不安が残るため、効果時間は短いが被ダメージを軽減する“ヘビーガード”があると心強い。また、AP消費が激しいため、APを回避できる“がまん”もオススメだ。
■魔獣使い
自身のアタッカー能力の他に、デフォルトアビリティ“調教”により、同行しているモンスターの能力を引き上げられるのが魔獣使いの強み。ユニークアビリティ“なだめる”を使うことで、特定のアイテムを入手しやすくなるといった特徴もある。
魔獣使いは斧が得意なので、基本は斧技を使ってアタッカーとして立ち回ることになる。ただ、棍棒技には味方をサポートするアビリティが豊富。パーティの編成によっては装備可能な棍棒を使うのも有効だ。
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イラストレーション:(C)2014 天野喜孝
イメージイラスト:板鼻 利幸(TOSHIYUKI ITAHANA)
召喚獣イラスト:小林 元(GEN KOBAYASHI)