LAGRANGE POINTの2ndシングル『BLACK SWAN』から牧島シャイ役・豊永利行さんのインタビュー、完全版をお届け♪
10月15日に2ndシングル『BLACK SWAN』をリリースし、現在3rdシングル情報も発表されたLAGRANGE POINT。電撃Girl’sStyle11月号に掲載された、豊永利行さんのインタビュー完全版をお贈りします!!
――ゲーム収録やライブなどを経て、新曲が発売されますが、今の“LAGRANGE POINT”に対する想いをお聞かせください。
前作のときは「どうやってキャラクター性を出していこうかな」という手探り感がありましたが、今作では“牧島シャイ”というキャラクターを前にすると、自然とスイッチが入るようになりました。ゲーム収録やニコニコ生放送など、歌以外でもシャイと接する機会があったおかげか、とてもすんなりと入り込めるようになってきました。
ニコニコ生放送でのライブでは、衣装を着て踊るという、なかなかできないことを経験させてもらいました。なので「これまでに舞台もやってきてよかったな」と思いましたね(笑)。大河くんも僕も踊って動ける方なので、身体を使ったパフォーマンスができるとが非常にうれしいです。素敵な機会をありがとうございました、という気持ちでいっぱいです。
僕のなかで、“牧島シャイ”のベースができましたので、歌やお芝居に対しても、より彼らしさをプラスできるようになったんじゃないかな、と思います
――表題曲の『BLACK SWAN』ですが、タイトルを聞いた時と楽曲を聴いてからでは、印象に変化はありましたか?
最初に『BLACK SWAN』というタイトルを聞いた時に「黒い白鳥、って矛盾してんじゃん!!」って思いました(笑)。ですが実際に曲を聴いたときに、白鳥をなにかに見立てたときのちょっと黒い影の部分をタイトルで表現しているのかな、と感じましたね。楽曲の途中でクラシックの『白鳥の湖』が流れるのですが、全体的には疾走感があり、歌詞も熱がこもっています。
表面上の、見たままの熱さはキラくんに任せつつ、内に秘めた熱さや想いはシャイで表現できたら、と思いながら収録に臨みました。 ロックとクラシックの融合ということで、心の奥底にある影の部分の美しさを伝えたかったので、前作よりもちょっと艶っぽく歌うようにしています。「三十路の色気よ、出てこい!」、と心のなかで念じながら歌いましたが、シャイくんは19歳なので、そのぐらいに聴こえるといいなと思っています(笑)。
新曲はどうなるのだろうと思っていましたが、前作とは違ったベクトルでラグポの魅力をアピールできたのではないでしょうか。本作で“LAGRANGE POINT”がしっかりと確立できたように思いますね。
――4曲のなかで一番好きな楽曲、またはオススメ楽曲を教えてください。
僕が好きな楽曲を挙げるとしたら、聴いた段階では『Never Sorrow』が一番だったんですが、実際に歌ってみたら『イチカバチカ』になりましたね。メロディーの感じだと『Never Sorrow』なんですけど、歌ったときの気持ちよさや達成感だと『イチカバチカ』がよかったです。ただ、『Never Sorrow』の英語部分は必聴です!! 僕も大河くんも一生懸命がんばりましたので、ぜひ聴いてください!
カフカの名言をイントロ(冒頭部分)と、アウトロ(最後の部分)で言っておりまして、僕はアウトロを担当しています。難しい部分でしたが、本気でがんばりましたので、あら探しはせずにたくさん聴いていただけるとうれしいです(笑)。
僕の好きな『イチカバチカ』はハードボイルドかつ、ワイルドな感じですので“オラオラ攻められたい系女子”のみなさんは気に入っていただけるんじゃないかなと思います。どちらかというと、キラくんのイメージに近い楽曲ではありますが、“熱いシャイ”という新たな一面を知っていただける1曲になったのではないかな、と。『イチカバチカ』以外にも熱い曲が多いので、シャイファンのお姫様は存分にギャップ萌えしてください(笑)。
――最後に読者の方へメッセージをお願いします。
前作をリリースした際に、「私、ラグジュリエットなんです」というお声を多くいただきましたが、そんなお姫様たちをさらに魅了できるくらい素敵な作品ができました。4曲とも印象は異なりますが、マジフォーと比べると全体的にアダルティーなので、ちょっと大人の雰囲気に浸りたい方はぜひ! ラグジュリエットのみなさまには、ジャケット違いで15枚ずつぐらい買っていただいて、お友だちにもLAGRANGE POINTを広めていただけたらうれしいです(笑)。
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