2015年3月26日にPS Vita移植版が発売される、Rejetの人気乙女ゲーム『剣が君』。PS Vita版の主題歌も、PC版に引き続き、小野友樹さん＆KENNさんが担当する。今回は、主題歌「鼓動」の収録を終えた小野友樹さんに突撃インタビュー！　電撃Girl’sStyle1月号に掲載された部分と合わせ、完全版でお届け。

――再び主題歌を担当する気持ちをお聞かせください。

　『剣が君』がついにPS Vitaに移植されるということで、これでやっとVitaを買うきっかけができました（笑）。また、今回も主題歌をKENNさんといっしょに歌わせていただきました。KENNさんの歌声はとてもステキなので、またデュエット出来ることがとても嬉しいです。自分なりに精いっぱい歌っています。

――デュエットで1番難しいところはどこでしょうか？

　いっしょにライブで歌っていれば、また別でしょうけれど、デュエットや何人かで歌っているときは声を伸ばす長さを合わせるのが難しいです。そこがずれてしまうとダメなので、相手の声をちゃんと覚えて、声を揃えるというのは大切だと思います。KENNさんのほうが先に収録をされたんですが、KENNさんがとても絶妙なタイミングで歌われているんですよ。それにできるだけ合わせたいなと思いながら収録しました。

――主題歌の印象や、聴きどころを教えてください。

　タイトルの「鼓動」をそのまま曲に表現しているような落ち着いた部分もあり、逆に鼓動が早まる激しさもある曲だなと思いました。実際に歌ってみると、静と動のコントラストが両方組み込まれていて『剣が君』の世界観にばっちりハマる曲だと思います。とくに大サビの前に入るメロディーのところは、2人の声が合わさるところでもあるので、完成がとても楽しみです。

――もし次にデュエットするなら、どのキャラクターと歌いたいですか？　また、どんな楽曲にしますか？

　鈴懸と九十九丸は、本編でもおもしろい掛け合いをしているので2人を歌わせるのもいいですよね。『剣が君』の時代にあった、お囃子（はやし）みたいな曲はどうでしょうか。

――最後に、発売を楽しみに待つファンの方へメッセージをお願いします。

　『剣が君』待望のPS Vita化となりますが、主題歌「鼓動」では、本編とはまた違う形で『剣が君』の世界を表現しています。ゲームを知らない方でも曲の世界観に引きこまれると思うので、この曲をきっかけとして『剣が君』に興味を持っていただけたらうれしいです。期待を裏切らない曲になっていると思いますので、ぜひ聴いていただきたいなと思います。よろしくお願いします！

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