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2014年12月25日(木)

『龍が如く0』体験イベント大阪会場に登場した竹内力さんへインタビュー! 飲んで食って暴れてほしい!

文:電撃オンライン

 2015年3月12日にセガから発売予定のPS4/PS3用タイトル『龍が如く0 誓いの場所』。本作をいち早く遊べるスペシャル体験イベントが、12月22日に大阪・道頓堀で開催された。

『龍が如く0 誓いの場所』

 会場では、本作の試遊台が設置。予約者向けのグッズプレゼントコーナーや開発者のサイン会など、さまざまな催しが実施された。なお、東京会場でのレポート記事も掲載しているので、足を運べなかった人は記事をチェックしてほしい。

『龍が如く0 誓いの場所』 『龍が如く0 誓いの場所』
『龍が如く0 誓いの場所』 『龍が如く0 誓いの場所』
▲100人以上のファンが並び、イベント体験版をプレイ。なお、用意されたものは東京・秋葉原と同じバージョンだ。

 会場には、本作を手がける横山昌義プロデューサーと、東城会直系堂島組・若頭補佐の泰平一家組長“阿波野大樹”役を演じた竹内力さんが登場。その2人へのインタビューを掲載する。なお、インタビュー中は敬称略。

『龍が如く0 誓いの場所』
▲横山さん(左)と竹内さん(右)。

――竹内さんが『龍が如く0』へ出演を決めた理由を教えてください。

竹内:天がね、俺を呼んでいたんですよ。「そろそろ『龍が如く』に出ろ」ってね(笑)。ウチの息子の名前も“龍”なんだけど、そのわりにはいつまで経っても出演依頼がこねぇなあ、と思っていたんですよ。そしたら急に依頼が来ましてね……「そういえばこいつがまだ芸能界にいたな」って気が付いたんじゃない?

横山:いやいや(笑)。前から出演をお願いしたいと思っていて、機を見計らっていたんですよ。

竹内:ギャラが高かった?

横山:そういうことじゃないです(笑)。1988年という時代に竹内さんがマッチしていると思ったんです。あのバブルという時代が似合う役者さんを探したところ……。

竹内:俺しかいなかったと。……うまいなあ(笑)。でも確かに、バブル当時は俺も遊んでいましたからね。ゼニもたくさん使ったし!

――竹内さんをモデルにしたCGキャラクターをご覧になっていかがですか?

『龍が如く0 誓いの場所』

竹内:いやあ、ソックリですね。なんでこんなにそっくりにできるんですか?

横山:写真を撮るだけでなく、赤外線のようなものを当てて顔の凹凸を計算する技術を使っています。

竹内:あの高そうな、たくさんのカメラで撮っただけのことはある。俺は機械のところで座ってるだけでしたね。いろいろ表情を作ろうとしたら、怒られちゃいました(笑)。

横山:表情を固定していただかないとダメなんです。

竹内:撮られるほうはラクだったけどね。

横山:撮影時に首もとを撮らせていただければとお願いしたところ……竹内さんはサービス精神なので、上半身を全部脱いでいただいたということもありました。

竹内:ちょっと筋肉を見せようと思ってね(笑)。

――阿波野という役を演じてみていかがでしたか?

『龍が如く0 誓いの場所』

竹内:役者はいろいろな役を演じるんですけど……俺だと、好青年役とか好青年役とか、好青年役なんかをね(笑)。今回はやりたかった役、自分に合っている役柄を演じさせてもらえたんではないかなと。こういうハードボイルドな役は……50年ぶりくらいかな? 楽しませていただけました。

横山:あははは(笑)。でも、収録中もここにいらっしゃるような竹内力さんのままでしたね。あとは、キャラクターを掴むのが本当に早いんですよ。僕がこんなことを言うのも失礼なんですが、天才肌の方なんだと思うんです。

竹内:勘がいいでしょ? まあ、こういうことは自分で言わないと誰も言ってくれないんだけど(笑)。

横山:ほとんど笑って聞いているだけで収録が終わってしまったので、音響監督としては、演出の仕事をしたという感じではなかったです。

竹内:好きに楽しくやらせてもらいました。やっぱり仕事は楽しまないとね! 人生は短くて、150年は生きられないからね!!

横山:本当に楽しんでいるな、という感じはすごく伝わりました(笑)。

――竹内さんはプライベートでTVゲームをされるのでしょうか?

竹内:し、し、しま、しますよ!

横山:いや、本音でいいですよ(笑)。

竹内:そんなナウいもの、俺ができるわけないでしょう? 俺の子どもはやっているけど、俺は何にもわからないね。

――ではバブル時代の思い出があれば教えてください。

竹内:そりゃあ、夜の街をさんざん飲み歩いて、さんざん金使って……楽しかったですよ。今は夜の街がひっそりしているので……あの時の雰囲気はないですね。皆が守りに入っていて、使う金額がゼロひとつ違っているからなあ。

――ちなみに、ひと晩でいくらぐらい使われたんですか?

竹内:150万円とか、200万円とか使っていたよ。昔は睡眠時間を1~2時間まで削って酒を飲んで、セリフを覚えていたけど……年をとると守りに入っちゃうから「ちょっとは貯めておこうかな?」なんて(笑)。あと、最近は肉体が衰えているんでそんなことできないしね。だから、走ったり筋トレしたりしていますよ。

――ちなみに、今日のファッションのテーマは?

竹内:何もないな! 今日は自前だから(笑)。

横山:でも、竹内さんはファッションへのコダワリがすごいんですよ。阿波野は最初、今の紫の服ではなくてゴールドの服だったんです。でも「これじゃダメだ」と言われ、会議室でいろいろとアドバイスをいただきました。初めてですよ、出演者の方に「衣装を変えてくれ」って言われたのは。納得していただけましたか?

『龍が如く0 誓いの場所』

竹内:今の衣装はいいね、この時代っぽくて。実際、俺も当時は紫のスーツを着て大阪のミナミを飲み歩いていたからね。まあ、最近はシックな色が多いけれどさ。

――では、最後に『龍が如く0』発売を心待ちにしているファンの皆さんへひと言いただけますか?

竹内:飲んで、食って、暴れてほしいなと思います。ゲームの虜になっていくのを、俺は客観的に見ているので!

『龍が如く0 誓いの場所』 『龍が如く0 誓いの場所』

(C)SEGA

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