ちょっぴり危険なイケメン兄弟たちと、刺激的な日常＆恋が楽しめるRejetのシチュエーションCD『オオカミ君ち。』。2014年12月24日には第3弾となる『（非）日常系CD「オオカミ君ち。」VOL.3 ヒィト』が発売された。ここでは、電撃Girl’sStyle1月号に掲載された、インタビューの完全版を掲載！　ちょっとナマイキなトラブルメーカー（!?）・大神灼斗（ヒィト）を演じた岡本信彦さんに聴きどころをたっぷりと語っていただいた。

――担当されたキャラクターのビジュアル、設定はいかがでしたか？

　ビジュアルで言いますと、兄弟のなかで唯一舌を出していたので“やんちゃな男の子”として差別化されているのかな、と思いました。設定にも“問題児”と書いてあったので、そういった性格がイラストにも表れているなと感じましたね。一筋縄ではいかない男の子、といった印象を受けました！

　ただ、演じてみるとトラブルメーカーな部分は少なく、かわいらしい一面もあるんだな、と。ヒィトくんは直情型で斜に構えたところもありますが、怒り過ぎたと思ったらきちんと反省もするし、意外と兄弟のことを見ている冷静な部分もありましたので、年相応な子でした。

　CD本編に好きな子の前で不良をバッタバッタとなぎ倒すシーンがあったのですが、小中学生のときの僕はそういった場面をよく妄想していましたね（笑）。男の子って、誰にでも不良やワルのかっこよさに憧れる時期があると思うんですが、僕もそう思っていたことがあったので！　さすがに高校生になったら、やたらとケンカしちゃいけないことはわかったんですけど（笑）。ヒィトくんはまさに、昔憧れた「こんなことができたらいいな」という理想の男性像だったので、演じることができてうれしかったです。

――兄弟たちがたくさん出てくるお話ですが、ご自身の兄弟エピソード、憧れなどありますか？

　僕は一人っ子なのですが、一緒にゲームをしてみたかったので兄か弟が欲しかったですね。ただ、歳を重ねてきて思うのは、姉がいたら女性にも免疫ができた、という点です！　学生時代に聞いた話を友人たちで総合すると、“姉がいる方が男として色気が出る”という結果に落ち着いたので（笑）。姉がいる弟、というのは勝ち組なんですよ!!　お芝居する上でも、女性に対してのある程度の“慣れ”がある方が心情理解などで役に立ちますしね。男兄弟ばかりだと、女性に変なロマンや理想ばっかり抱いちゃうと思うので、いい意味で現実的になれそうです（笑）。

　また、僕自身は兄も弟も欲しいという次男タイプだと思います。実際、先輩とご一緒させていただくこともうれしいですし、後輩と遊んだり話し込んだりすることも楽しいので！　なので、僕が大神家の一員になるなら、長男と六男以外のポジションがいいですね。長男は色々な責任を負わないといけないので、ちょっと遠慮したいです（笑）。

――お昼は普通の高校生、夜は赤ずきんちゃん相手にお散歩するオオカミ兄弟ですが、ご自身が思われる、ご自身のギャップはありますか？

　25歳を過ぎたあたりから、2つの立場にわかれておこなう“ディベート”が楽しくなってきました！　大神家のキャストさんだと、細谷さんや良平さんとディベートすることが多いかな。どちらかというと、ラジオなど公の場でおこなうよりも、飲みの席でみんなが自分の意見を言い合いながら腹を割って討論する方が好きですね。

　ある方がテレビで「反対意見があるから討論は生まれる」とおっしゃっていたのがすごく心に残って……。なので、僕も全員が同じ意見になっちゃった場合は、わざと反対意見を言って討論を活発化させますね。そのおかげか最近、「意外と理論的に物事を考えるんですね」なんて言われるようになりました（笑）。自分では感覚で生きているタイプだと思っていたので、周りからそう言われてびっくりしましたね。

――楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。

　毎月1枚ずつリリースされる作品の3番目を担当させていただきました！　今までに長男の平川さんと次男の細谷さんが築き上げてきた『オオカミ君ち。』ですが、僕もその人気を保てたらいいなと思っています（笑）。2人とはまた違った魅力が満載のヒィトくんなので、発売日のクリスマスイヴを楽しみにしていてください!!

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