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2015-01-30 14:00

浪川大輔さんの幼なじみ&手紙エピソードも! シチュエーションCD『SACRIFICE』収録後インタビュー

文:ガルスタオンライン

 不思議な世界“SACRIFICE(サクリファイス)”を舞台に繰り広げられる、“初恋”がテーマのピュアラブストーリー『SACRIFICE』。そのシリーズ第3弾で、粗暴な猛獣使い・アランを演じた浪川大輔さんに、収録後お話を伺いました。

『SACRIFICE 浪川大輔さんインタビュー』

『SACRIFICE 浪川大輔さんインタビュー』

――アランはどんなキャラクターでしたか?

 見た目はシュッとしていてクールですが、意外と不器用なキャラクターです。怒っているセリフが多いので、ちょっとワガママに聴こえてしまうかもしれません。でも、本当は照れ屋でシャイなんです。その反動で、悪ぶった言い方をしたり、怒鳴ってしまうんですよね。そういうところも含めて、かわいいキャラクターだなと思いました。

――意外と素直な性格なんでしょうか?

 思ったことが勢いで言葉に出ることがあるので、そういうところはいいですよね。相手に対して怒ったりしますけれど、やさしいところも言葉に出ています。とってもまっすぐで素直なキャラクターです。気持ちと言葉が直結しているので、演じる側としては非常にやりやすかったですし、やりがいもありました。

――最初にキャラクター設定やビジュアルを見てからと、実際に演じられてからの印象は違いましたか?

 最初に僕が想像していた芝居とは、全然違っていたんです。ビジュアルや性格からイメージして、もっとキャンキャンしている感じかと思っていたんですが、まったく違いました(笑)。しゃべり方もかっこよく決まりすぎない感じにしたいなと、かといってダラダラしたしゃべり方にもしたくなかったので、そのあたりのバランスが難しかったです。芝居の形が決まるまで、いちばん時間がかかったんじゃないかな? いろいろ相談しながら、スタッフさんといっしょに作ったキャラクターです!

――「SACRIFICE」のストーリーや世界観についてどう思いましたか?

 とても独特な世界観だなと思いました。演じていて、とても切なかったです。異世界なので、お話もかなり現実離れしているのかなと思っていたんですけれど、意外と誰もが感情を揺さぶられるようなストーリーと世界観でした。自分の心と意に反する形で選択を迫られる場面があるのですが、それに恋愛やいろいろな感情がからんでくるとより人間性の濃いドラマになりますね。

 キャラクター個人の世界観として気になったのは、アランが引き連れているライオンやクマに彼がつけた名前の由来です。1回では覚えられない名前なんですよね。その名前をつけたアラン個人の世界観には、恐怖で震えちゃいました(笑)。次回作があるなら、そのあたりも掘り下げていただきたいです。

――アランは猛獣を従えているということで、浪川さんが従えてみたい動物はいますか?

 絶対、馬! サラブレットとか所有していると、ちょっとお金持ちに見えそうじゃないですか。ライオンのような猛獣だと、現実離れしているうえに危ないので、馬だと親近感がありますね。

――幼なじみのエピソード、憧れなどありますか?

 小学校低学年のころ1才年上の幼なじみがいて、その人と一緒に学校に登校したり、キャッチボールして遊んでもらっていました。しかも前に、ずっと会ってなかったその人に偶然再会したんですよ。そうしたら、あんなに毎日いっしょにいたのに、途中から会わなくなると知らない人のように感じてしまいました。あのころの空気感がないんですよね。そこが兄弟とは違うところで、幼なじみといってもお互いの環境が変化していくことによって関係性も変わるんだなとさみしくなりました。ちょっと切なくなりました。

――「SACRIFICE」は、主人公が男の子たちから手紙をもらうところからはじまりますが、手紙にまつわるエピソードはありますか?

 10代のときに手紙交換をしたことがありました。でも自分が書いた手紙は、あげてしまうのであとから読めないじゃないですか。あの時の自分がどういうことを考えて書いていたのかまったく思いだせないので、ちょっと読んでみたいです。口では言えないことも手紙だと伝えられるところがステキですし、メールにはない温かみを感じますよね。

――最後に、発売を楽しみに待つ読者の方々にメッセージをお願いします。

 僕が演じるアランはとんがっているキャラクターですが、やさしいところもあってストーリーも心温まるものになっています。世界観は現実離れしているんですが、環境に関係なくどこでも愛は強いなと思いました。胸がしめつけられるような切なさを、いろんな言葉でしゃべっています。その1つ1つていねいに演じさせていただきました。アランのいつものしゃべり方のところと、心の変化があったところのしゃべり方の違いを意識して演じたので、聴き分けていただけるとうれしいです。みなさんといっしょに、「SACRIFICE」の世界観を感じていただければなと思います。よろしくお願いします!

データ

▼最初で最後のキスをする物語『SACRIFICE』Vol.3 アラン CV.浪川大輔
■メーカー:Rejet
■発売日:2014年12月24日発売
■価格:2,000円+税
 
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