吸血鬼の長を演じる鳥海浩輔さんインタビューが到着! 明治吸血奇譚『月夜叉』睦月の巻 錠々幻斗
日本の吸血鬼“夜叉”との物語を描くシチュエーションCD、明治吸血奇譚『月夜叉』。6枚連続リリース中の本作の第4弾で、かつては“人斬り雪鬼”と呼ばれた夜叉一族の長・錠々幻斗を演じた鳥海浩輔さんに収録後インタビュー!
――演じられた幻斗の第一印象は?
見目麗しい方なので、どう演じようかなといろいろ考えました。彼は首領として背負っているものがあるので、あまり軽くならない方がいいのかなと思って見た目の印象よりは重々しい感じになるように気をつけました。
――演じられたご感想はどうですか?
2枚組ということで、ゲームを収録しているようなボリューム感がありました。個人的に満足いく出来に仕上がっているんじゃないかなと思っていて、肉体的にも心地が良い疲労を感じています。物語は夜叉と人間ということで、もともと相容れないもの同士がどう近づいていくかがポイントになります。基本的にお互いの気持ちが一方通行だったり、絡み合いそうでならなかったり……。もどかしい部分や切なさなどが盛りだくさんの感じになっております。
――吸血シーンなど、収録のこだわりは?
あまりがっついた感じにならないように注意しました。彼の雰囲気を壊さないように、品のある感じで出来たらいいなと思って演じています。
――夜叉は血がないと生きていけません。ご自身の“なければ生きていけない”ものは?
いろんな場所で言っていますが、この1年ずっとハマっているのは“あご出汁”です。自分でも出汁を使った料理をするようになって、最近では鍋を作るのが好きですね。あとまったく違うものになりますが、クレソンにハマっています(笑)。美味しいし、体にもすごくいいので、クレソンの食べ方をいろいろと研究しているところです。
――読者にメッセージをお願いします。
2枚組というボリュームのある作品になっているんですけど、続けて聴いても苦にならない内容に仕上がっています。一気に聴いて、この世界にどっぷりハマっていただきたいです。よろしければ、お手に取っていただければと思います。
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