2015年2月14日(土)
セフィロスやユウナがドット絵に。歴代キャラが仲間になる本格RPG『FFRK』【電撃Appアワード2014】
皆さん、こんにちは。ライターのハヤチくんです。現在、電撃オンラインでは2014年のベストアプリを決める“電撃Appアワード2014”が開催されていますが、この企画を聞いて真っ先に思い浮かんだタイトルは『ファイナルファンタジー レコードキーパー(以下、FFRK)』。
スクウェア・エニックスとDeNAより2014年9月25日に配信されてから瞬く間にダウンロード数を伸ばし、2015年2月時点で500万ダウンロードを突破しています。そんな本作のどこがおもしろいのか&オススメなのか? 初恋のゲームは『FF』、今愛するゲームも『FF』という生粋のシリーズファン目線で紹介していきます。
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■スマホに凝縮された『FF』シリーズの世界へ旅立とう!
『FFRK』の物語は、秩序と安定をもたらす“偉大なる物語”を絵画に封印し、それを保管しているとある王国からスタートします。ある日、突如として絵画に異変が起こり、“偉大なる物語”の記憶が失われてしまう事件が発生!
この事態に対し、絵画を管理する歴史省の最高責任者“Dr.モグ”は、自分の一番弟子であり本作の主人公“デシ(名前は変更可能)”に絵画の中の世界に旅立ち、失われてしまった記憶を取り戻す追憶の戦いに身を投じるよう命じるのでした。
この“偉大なる物語”というのは歴代『FF』シリーズのことを指していて、プレイヤーは各ナンバリングタイトルの世界に飛び込み、作中で繰り広げられた“英雄たちの戦い”を追体験していくことになります。
今なお記憶に残る戦いの数々が、ドット絵と当時のサウンドでスマホの画面に再現されるのは素晴らしいファンサービス! こういったゲームの性質上、筆者のような昔からのファンのみならず、これから『FF』に触れようと思っている人にもピッタリの作品と言えるでしょう。
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▲絵画の中へと旅立つ前には各シーンのあらすじを読めるため、未プレイの人でもなんとなく物語を把握できます。 |
また、ゲーム内にはこれまでの『FF』シリーズで活躍したキャラクターたちが参戦。原作で使用していた武器や必殺技でデシの戦いをサポートしてくれます。登場キャラクターは定期的に追加されているので、自分の思い描く理想的なパーティを構成することも夢じゃありません。『FFVII』のセフィロスなんかも仲間になるので、まさに夢のパーティを組むことも可能です。
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▲画像は筆者の最新プレイ状況で、スクロールに収まりきらないほどの仲間がいます。それでも、実装されている全キャラクターを仲間にできているわけではありません。すごい数ですよね! |
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▲装備は主に“装備召喚”で入手。各作品に登場した有名な武器や防具も登場します。 |
■スマホ特有の手軽さはもちろん、強敵との熱い戦いも楽しめる絶妙なバランスのバトル!
本作のバトルシステムには『FFIV』で初めて搭載され、それ以降のシリーズ作品でブラッシュアップされていった“アクティブタイムバトル(ATB)”が採用されています。バトル中はリアルタイムに時間が経過し、例え自分のターンであっても敵から攻撃されるので、その瞬間に応じた行動を素早くチョイスしていくスリリングな戦いを体験できるのが特徴です。
キャラクターは手にした武器で攻撃する“たたかう”や、ダメージを軽減する“ぼうぎょ”といったコマンドの他に、アビリティを装備させることで魔法や特殊な攻撃を扱えるようになり、バトルにおける戦略性の幅も大きく広がります。
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▲バトル中の操作は、画面下のコマンドをタップする直感的でわかりやすいもの。 |
また、各キャラクターに設定されているゲージが一定量溜まると“必殺技”を使用でき、ザコ敵を一掃したり、不利な状況を覆せることも可能です。さらに、最近のアップデート追加された“フレンド召喚”を使えば他のプレイヤーのキャラクターをバトル中に召喚し、設定されてある必殺技で援護してくれるので、強敵との戦いもグッと楽に!
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▲ケアルやファイアといったお馴染みの魔法以外にも多種多様なアビリティが存在。属性が設定されてあるものは敵の弱点を突き、ダメージアップを図れます。 |
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▲『VIII』でも使われていたスコールの必殺技の1つ、“ラフディバイト”が敵に炸裂! |
こう書くとバトル中はとても忙しいように感じてしまわれるかもしれませんが、ご心配なく! レベルをしっかり上げて装備の更新さえ怠らなければ“たたかう”オンリーでも十分に戦い抜けるくらいの難易度になっていますし、ワンタッチでバトルが自動に進むオートバトル機能も搭載されているので、スマホアプリ特有の手軽さという部分は損なわれていません。
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“フレンド召喚”は自分がまだ仲間にしていないキャラクターの必殺技も使うことができるため、非常に有効です。 |
もちろん、強敵との死闘を楽しみたい人向けに“フォースダンジョン”という高難易度要素も存在するので、幅広いプレイヤー層が楽しめる作りになっているのも本作の魅力の1つと言えます。
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▲普通のダンジョンと違ってバトル画面に薄紫色のモヤがかり、登場するモンスターの強さが跳ね上がるのが“フォースダンジョン”の特徴です。 |
アビリティのカスタマイズの自由度も高く、キャラ育成やパーティのカスタマイズが好きな人にもおすすめです。オートバトルでのレベル上げもしやすいので、忙しい人でも遊びやすいところもポイントですね。
■期間限定イベントでは心に残る多くの“名シーン”を再現
スマホアプリではおなじみとなっている期間限定イベント。この取り組みがされているのは『FFRK』も例外ではなく、各シリーズ作品のワンシーンや特定のエピソードをモチーフにしたイベントダンジョンが定期的に実装されます。
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▲少し前にはユウナを仲間にできるイベントが開催されました。グアド族の長・シーモアと偽りの結婚式が執り行われるのを阻止するため、ティーダたちが飛空艇を使って聖ベベル宮へ強襲を仕掛ける、『X』における名シーンの1つがモチーフとなっています。 |
また、イベントを攻略することでその内容にちなんだ『FF』キャラクターを仲間にできるのも特徴的。思い出深い名場面を振り返りながら楽しめるので、シリーズファンとしては毎回新しいイベントが開催されるのを待ち遠しく感じます。
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▲イベント終了後、一定期間を空けた後に復刻イベントが開催されるので、いつゲームを始めても安心。筆者も先日の復刻イベントでセフィロスを仲間にできました。 |
ここまで『FFRK』の魅力をお伝えしてきましたが、いかがでしたか? 本作はグラフィックやサウンド、システムなどとにかくシリーズファンが楽しめる要素がふんだんに盛り込まれているので、過去に一作でもナンバリングタイトルをプレイしたことのある人なら間違いなく楽しめると思います。
また、もし身近にまだ『FF』に触れていない人がいるなら入門編としてピッタリの本作を教えてあげれば、一緒に『FF』トークができるようになるかもしれませんね。『FF』ファンの1人として、この記事を読んで興味を持っていただき『FFRK』を遊んでもらえると、とてもうれしく思います。
●あなたの2014年のベストアプリを教えてください!
ファン投票で2014年のベストアプリを決める“電撃Appアワード2014”にぜひご投票ください! 対象タイトルは、2014年に皆さんが遊んでおもしろかったと感じたスマホアプリです。2014年以前に配信されたアプリも対象となるので、皆さんが名作だと思うものを教えてください。
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【『FFRK』注目記事】
・『ファイナルファンタジー レコードキーパー』アニメーション制作の濃ゆい話が展開。人材教育に関するエピソードも
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