2015年3月7日(土)
サクセスモードを手軽にスマホで遊べる! 『実況パワフルプロ野球』【電撃Appアワード2014】
皆さんこんにちは。家でごろ寝することが大好き、寝ながら1日中ゲームで遊んでいたいライター・たけのこです。私が“電撃Appアワード2014”でオススメするアプリは、KONAMIから配信中のiOS/Android用アプリ『実況パワフルプロ野球』です。
本作は『パワプロ』の名で親しまれている野球ゲーム『実況パワフルプロ野球』シリーズの最新アプリゲーム。配信から2カ月で500万ダウンロードを突破し、今もっとも熱い野球ゲームといっても過言ではないでしょう。
そんな本作のメインモードは、『パワプロ』シリーズで人気のモード“サクセスモード”です。本モードは、『パワプロ』のスマートフォン用ゲームとしては初めて搭載されました。『パワプロ』初プレイの私が本作に夢中になった理由は、このサクセスモードのおもしろさにあります!
■実際の野球と同じルールで進む試合! ゲームだからと侮ることなかれ
サクセスモードとは、『実況パワフルプロ野球』シリーズに搭載されている選手育成モードのこと。ストーリーを進めながら選手を育成し、野球の練習や試合を通してプロ選手を目指していきますサクセスモードでは、現在2つのシナリオが配信されており、どちらも甲子園を目指す野球部員となって練習に励むことになります。
【パワフル高校編ストーリー】
幼いころからプロ野球選手になることを夢見てきた主人公。
パワフル高校に進学後、かつてお互いに夢を語り合い甲子園出場を約束した幼なじみの親友・スバルと再会する。
しかしスバルは、昔抱いていた夢を失いつつあって……。
野球への情熱と友情がほとばしるサクセスストーリー。
【瞬鋭高校編ストーリー】
かつて甲子園を沸かせた名門・瞬鋭高校野球部。ここは実績のある“エリート組”と実績のない“雑草組”で構成されている。
実績のないオレは雑草組からのスタート。それから2年、甲子園を目指すべく雑草組でがむしゃらに頑張るもエリート組の壁は予想以上に厚く、ベンチ入りできない日々が続いていた。
一方チームの成績も年々悪化の一途をたどり、かつての名門は“墜ちた名門”と囁かれだす。
このままオレの高校野球人生を終わらせるわけにはいかない! 必ず現状を打破して、勝利を掴んでみせる!
プレイするストーリーを決めたら、主人公となる選手の基本情報を設定します。この基本情報の設定項目が細かい点が大きなポイント! 選手を投手と野手のどちらに育てるのかを決められるだけでなく、“守備位置”や“利き腕”、“打撃フォーム”などの情報も設定できるので、好きな選手を真似ることもできますね。
▲設定画面が“入部届け”なところがおもしろいな、と思いました。野球部に入って頑張るぞ! という気持ちになれます。 |
投球フォームや打撃フォームは、なんと10通り以上の中から選択できます。自分の理想の選手を育てるためにも、ここは慎重に決めていきたいですね。サクセスモードの魅力の1つは、このようにさまざまなことを細かく設定できる点だと思います。
利き腕をどう設定したらどのような動きになるのか、打撃フォームはどれが一番かっこいいのか……なんて考えているうちに、結構時間が経っていることも(笑)。こうして育てる選手の基本設定ができたら、ストーリーがスタートします。
▲利き手やフォームのバリエーションの多さがサクセスモードのポイントです。 |
ここでサクセスモードの試合システムについて紹介します。試合は通常の野球と同じルールにそって進行していきますが、すべてを手動で操作するわけではありません。試合開始前に、どのように操作するのかをその都度選択することができます。
“サクッと自分の打席のみをプレイ”、“しっかりとピンチ・チャンス全員操作”、“がっちりと8回以降を全員操作”の3つの中から選択することができます。決定してしまうと、その試合が終了するまで変更できない点は注意。ちなみに私の試合スタイルは、がっちりと8回以降を全員操作です。
▲自動で進行していく試合をハラハラしながら見守ります。相手に点が入ると「ぐぬぬ」って気持ちになりますね。 |
▲自分だけを操作するのもいいですけど、自分の操作で逆転の可能性もあるので私は8回以降ガッツリプレイしています。 |
攻撃時には、画面に触れて離すだけでバッティングしてくれます。球が来るところに水色のミートカーソルが表示されるので、指を触れたまま移動させ、自分のミートカーソルがうまく重なったら準備OK。球が飛んでくるタイミングに合わせて指を離し、ホームランを狙いましょう! ホームランが打てた時の喜びは半端じゃないです!!
▲通常のバッティング以外にもバントや強振という設定もできます。強振をタップして強振モードで打撃すると、ホームランを打てる可能性が上がります。ただ、強振モードになるとミートカーソルがものすごく小さくなってしまうので、打撃しづらくなるというデメリットもあります。 |
打撃に成功したらキャラクターは勝手に走ってくれます。この時、画面を連打することで走者のスピードを上げることができるので、ボールを打ったら急いで画面を連打しましょう。
ある程度以上はスピードが上がらないとわかっていても、もっと早く走ってほしくて「タタタタタ」とムキになって叩いてしまいます。ギリギリアウトになった時は悔しいですが、セーフになった時はその倍はうれしいんですよね!
▲かなり力んで画面を叩いてしまいます。力ではなく回数の問題なので、力んでも大きな変化はないのですが! |
投球時は、バッティングと同様に指を画面に触れたまま移動させることで、球を投げ込む位置を決められます。位置を決めて指を離すと、画面中央のゲージが動き出します。
▲矢印の動きが結構速いので、予想よりも早く押さないと白いゾーンを通り過ぎてしまうことがあります……。 |
赤色のゾーンで止めると失敗になってしまうので、緑か黄色のゾーンで止めます。また、黄色と赤色の間に時々表示される白いゾーンで止めると“ナイスピッチング”となり、確実にストライクをとることができます!
▲ストレート以外にも変化球を投げることができるので、調子がよさそうな球を投げるといいかもしれません。黄色になっている球種が、その時に調子がいい球ですね。 |
試合中は現実さながらの声援や実況が流れるので、ものすごくテンションがあがります。私もプレイ中についつい「頑張れ!」なんて言いかけたことも(笑)。
▲多くの声援を受けて、やる気も気合もMAX! |
試合のシステムはわかっていただけたでしょうか? ですがシステムが理解できても、選手を育てなければ勝利を収めることはできません。そして、この“選手を育てる”ということこそが本作の醍醐味なのです!
■甲子園を目指す熱き青春! 選手を育てて試合に勝とう!!
サクセスモードには4つのセクションがあり、各セクションは大体12~15ターンほどになっています。各ターンで自分がどのような行動を起こすかで、全セクション終了時に育った選手の能力などが決まるんです。
▲自分の調子をよく確認して、その日のメニューを決めていくことが大事です。なんだか本当に野球部に入部したかのような気持ちになります。 |
能力を伸ばすためには、日々練習をして“経験点”というものをためる必要があります。たまった経験点を各能力に割り振ることで、能力を伸ばすことができます。
この選手の能力というのがまた、非常に細かく設定されていまして……。どんな能力があるのか知ってほしいので、基本能力を一覧にしてみました。
【投手基本能力】
・球速……ストレートを投げた際の最高速度。数値が高いほど速い球を投げられます。
・コントロール……投球のコントロール能力。数値が高いほど狙ったコースに球を投げこみやすく、失投率が少なくなります。
・スタミナ……投球できる球数に関係しており、数値が高いほど多くの球を投げることができます。
・変化球……敵を惑わす変化球を投げるための能力。数値が高いほど鋭い変化球を投げられます。
【野手基本能力】
・弾道……打球の上がりやすさに関する能力。4段階まであり、高いほど高角度に打球も高く飛びます。
・ミート……ボールを打つための能力。数値が高いほどミートカーソルが大きくなります。
・パワー……打球の強さ、飛距離に関する能力。数値が高いほど強い打球となり、飛距離が伸びやすくなります。
・走力……足の速さに関する能力。数値が高いほど走塁や守備時の移動スピードが速くなります。
・肩力……送球の距離と速さに関する能力。数値が高いほど守備時に球を速く、遠くへ投げられます。
・守備力……守備のうまさに関する能力。数値が高いほど捕球から送球までのスピードが速くなります。
・捕球……守備時のミスに関する能力。数値が高いほど落球や悪送球をしにくくなります。
……といった感じにさまざまな能力があります。どの能力を伸ばしてどんな選手に育てたいのかを決めて、練習スケジュールを組むといいかもしれません。スケジュールを組んでプレイすると、なんだか本当に野球選手になったみたいでワクワクしますよね。
練習以外にも“遊ぶ”や“休み”といった項目がありますが、この2つもかなり重要! 休みをはさんだり息抜きで遊んだりしないと、プレイヤーは疲労がたまり、練習中に怪我をしてしまうことがあります。
怪我をすると練習の成果も出ませんし、酷い怪我になると故障選手となってゲームオーバーになることも。行動選択画面上部に表示される“体力ゲージ”の残量が少なくなったら必ず休みましょう。
ゲームだし、練習すればするだけ伸びるでしょ! というわけではないんですね。現実と同じように、適度に練習して適度に休む。私もごろ寝してばかりいないで、適度に運動しよう……。
▲大きな怪我をすると、獲得した経験点が減ったり通院したりしなければならなくなります。 |
▲体力が少ないと怪我をする確率が非常に高くなります。“ケガ率”は各練習メニューアイコンに表示されるので、確率が高い時は大人しく休みましょう。 |
そして部活動といえば、人間関係。本作では、部員たちとの関係や監督との関係を良好に保っていくことで、プレイヤーにさまざまなメリットが発生します。特に監督の評価が高いと試合で主人公を使ってくれやすくなるので、監督には媚びを売っておきたいところ。
評価は、練習時にそのキャラクターと同じ項目を選択すれば上がっていきます。監督の評価を上げたいなら、監督がいる練習項目を選択すればいいだけ。経験点も増えて評価も上がりますよ!
ちなみに、途中から登場するプロ球団のスカウトの評価を上げると、サクセス終了時にドラフトに指名されてプロになれる可能性があります。ストーリーは高校卒業までですが、自分の育てたキャラがプロになれるというのはうれしいですよね。
▲各練習メニューにどのキャラがいるかがしっかりと表示されるので、評価を高めたいキャラがいる時に探しやすくて便利です! |
ストーリーが進んでいくと、メンバーとのイベントが多々発生します。練習後に発生するイベントでは、選択肢によって経験点がプラスされることも。キャラクターの評価を上げてイベントを発生させ、経験点をガッポリ稼ぎましょう!
▲野球部のマネージャー・小筆ちゃんと恋人に……! 彼女ができると、行動メニュー“デート”が開放されて選択できるようになります。 |
ここで重要になってくるのが、イベントデッキシステムです。イベントデッキはサクセスを開始する時に設定できるもので、ここで設定したイベントキャラとは、特別なイベントが発生します。彼女にしたいキャラがいる場合などは、デッキに組み込んでみましょう。
イベントキャラはガチャなどで入手できるキャラクターで、組み合わせやレアリティによってイベント内容が変化し、育成状況にも影響してきます。イベントキャラの評価が上がると発生するイベントでは、通常よりも経験点が多くプラスされるなど恩恵がありますよ。
またそのイベント内容も濃いものが多く、実在する選手をモデルにしたキャラとのイベントは特に楽しいです! 運よく田中将大選手を引き当てた私は、嬉々としてイベントデッキリーダーにマー君(田中選手の愛称)を設定しました。
マー君のイベントは、彼らしいアイドルや野球への熱意にあふれたものばかりで、思わずクスリと笑ってしまうことがよくありました。
▲アイドルが好きなマー君のイベント。特定のグループや特定のメンバーだけを応援しているのではなく、アイドルという存在が大好きみたいです。 |
こうして日々を過ごしていくと、最後の4セクション目の7月からついに甲子園大会が始まります。これ以降は試合に負けると、その時点でストーリーが終了してしまうので絶対に負けたくないですね。
▲今までの練習の成果が出る時……! 絶対に負けられない試合です。 |
そして残念ながら、私はまだ一度も優勝できていません。あと一歩のところで負けてしまうことが多く、悔しいです! 今は優勝を目指して試行錯誤しているところ。しかし、優勝を逃してもドラフト1位指名を受けてプロになれることもあるので、それはそれでうれしいです。
▲残念ながらこの試合では大敗を期してしまいました……。すごく悔しかったので、何度も挑戦しています。 |
▲優勝は逃したけれど、ドラフト1位に指名されました。よかったよかった。 |
全ストーリーが終了したら、育てた選手を最終調整できます。残っている経験点を割り振り、育成を完了させましょう。育成が完了した選手は、サクセスモードとは別の“スタジアムモード”で使用することができます。
▲自分が満足いく選手を育てられなかった人は、何が足りなかったのかを思い返して新たな選手を育てましょう! |
スタジアムモードでは自分の育てた選手でチームを作成し、他のプレイヤーとオンラインで対戦できます。試合の流れやシステムは前述したものと基本的に同じですが、スタジアムではピンチやチャンスの時のみキャラを操作することができます。
自分の育てた選手が活躍してくれることを祈りつつ、ここぞいう時に操作して勝利へと導きましょう!
▲全国のプレイヤーとオンライン対戦! 自分の作り上げたチームの力を見せつけましょう。 |
■サクセスモードを手軽に楽しみたい人にオススメ!
いかがでしたか? 現実に負けないくらい厳しくて、すごくワクワク感のあるゲームだということが伝わったでしょうか。本作は、野球が好きな人はもちろん、野球に詳しくない人にも“野球入門”としてオススメの作品。野球にあまり詳しくなかった私も、簡単なルールや試合の流れなどを知ることができてとても楽しかったですよ!
まだダウンロードしていない人は、ぜひダウンロードして自分だけの選手を育ててみてください。甲子園優勝を目指して頑張りましょう!
●あなたの2014年のベストアプリを教えてください!
ファン投票で2014年のベストアプリを決める“電撃Appアワード2014”にぜひご投票ください! 対象タイトルは、2014年に皆さんが遊んでおもしろかったと感じたスマホアプリです。2014年以前に配信されたアプリも対象となるので、皆さんが名作だと思うものを教えてください。
投票していただいた方の中から抽選で10名様にiTunes CardかGoogle playで使えるギフト・カード(5,000円分)をプレゼントいたします。締切は2015年3月22日(日)24:00まで。ぜひ、あなたの2014年のベストアプリに投票してください!
阪神甲子園球場公認
ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2014年のデータを基に制作しています
(C)Konami Digital Entertainment
データ
- ▼『実況パワフルプロ野球』
- ■メーカー:KONAMI
- ■対応端末:iOS
- ■ジャンル:スポーツ
- ■配信日:2014年12月23日
- ■価格:基本無料/アイテム課金
- ▼『実況パワフルプロ野球』
- ■メーカー:KONAMI
- ■対応端末:Android
- ■ジャンル:スポーツ
- ■配信日:2014年12月18日
- ■価格:基本無料/アイテム課金