2015年2月26日(木)

『コープスパーティ』の実写映画が夏に公開! 主題歌はシリーズでおなじみの今井麻美さん!!

文:たけのこ

 ゲーム・コミック・OVAなど、さまざまなメディア展開が行われてきたホラーアドベンチャーゲーム『コープスパーティ』の実写映画化が決定しました。公開は今夏、シネ・リーブル池袋ほか全国順次ロードショーが予定されています。

 『コープスパーティ』シリーズは、凄惨な殺人事件により廃校となった“天神小学校”を舞台に少年少女たちが逃げ惑う“廃校監禁ホラーアドベンチャー”。今夏には3DS用ソフト『コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー』の発売が決まっている人気シリーズです。

映画『コープスパーティー』
▲原作キービジュアル

 実写映画版で主役を務めるのは、乃木坂46とAKB48の選抜メンバーを兼任するアイドル・生駒里奈さん。その他出演キャスト陣には、舞台『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』で海堂薫役を務めた池岡亮介さんと、映画『リアル鬼ごっこ4』などさまざまな映画・ドラマに出演する前田希美さんらが起用されました。

 監督は『ほんとうにあった怖い話』シリーズや『ひとりかくれんぼ 劇場版』など、ホラー作品を中心に活動する山田雅史さんに決定。主題歌を担当するのは、ゲーム・アニメ全シリーズで楽曲を提供している今井麻美さんとなっており、シリーズファンとしては期待が高まる豪華メンバーです。

 なお、本作はニコニコ動画と連動し、劇場とネットシネマで同時に公開されるとのこと。本映画のクランクインは3月15日となっており、ニコニコ生放送で現場からの生中継も予定されています。

映画『コープスパーティー』
▲主演の生駒里奈(いこまりな)さん
映画『コープスパーティー』
▲持田哲志役の池岡亮介(いけおかりょうすけ)さん
映画『コープスパーティー』
▲篠崎あゆみ役の前田希美(まえだのぞみ)さん

■映画『コープスパーティー』制作スタッフ・出演陣からのメッセージ

●原作者:祁答院慎さん

 『コープスパーティー』は、長年暖め続けてようやく小さな毒々しい花を開かせた、愛情をたくさん込めた作品です。これまでもたくさんの制作スタッフや、プレイヤー、読者、視聴者の皆様に愛を注いでいただけた、果報な子どもです。

 今回の劇場版でもすでに、愛情満点の製作陣とキャストの皆様に囲まれて幸せそうにしています。どんな猛毒の花を咲かせてくれるのか、僕も1ホラー映画ファンとして、心の底から期待させていただきます! 皆様もどうかお楽しみに!! スゴそうですよ!

●監督:山田雅史さん

 これまでにも学校を舞台にしたホラー作品や監禁映画はいくつか作りましたが、今回の作品は廃校からの脱出劇を軸に、さらにそこに恋愛要素が加わり、登場人物それぞれの感情が入り交じり、複雑な展開を見せて行きます。

 原作の持っている世界観を生かしつつ実写ならではの恐怖描写、心理描写を織り交ぜ、突然幸せな日常を断ち切られ異世界に迷い込んでしまった若者たちが追いつめられていく様、懸命に生きようとする姿を、丁寧に切り取れればと考えています。

●主題歌:今井麻美さん

 とてもストーリーがおもしろい作品なのですが、実写映像となるとかなり攻めた内容になるのではと今からドキドキしています。原作がゲーム作品なので、主人公たちの運命は進行しだいで変わっていきます。

 実写映画版の彼らが、どうか苦しみから抜け出せることを祈っています。そんな作品に引き続き私の歌を主題歌として使っていただけるなんて、とても光栄に思っています。多くの方に見ていただけたらうれしいです。

●主演:生駒里奈さん

 今回私の人生で初めての、映画主演になります。うれしいという気持ちよりも、私は演技が未経験なので、不安と焦り、私で大丈夫なのかという気持ちでいっぱいです。でも、もう二度とない機会かもしれません。一生懸命自分の今まで引き出せなかった魅力を出して作品を良いものにしていきたいと思います。自分らしく頑張ります!

●持田哲志役:池岡亮介さん

 ホラー作品は表現ひとつで大きく世界観を変えてしまう特殊なジャンルだと思うので、今までの舞台・映画・ドラマとさまざまなジャンルの現場で学ばせていただいたことを生かし、山田雅史監督や現場のスタッフ、キャストの皆様と『コープスパーティー』を作り上げていきたいと思います。

 また原作ファンの方々にも僕が演じる持田哲志をよかったと言っていただけるように、僕自身ホラー映画初挑戦ではありますが、頑張りたいと思っています。

●篠崎あゆみ役:前田希美さん

 大好きなホラー作品。久しぶりの出演になりますが、とても楽しみです! あゆみの嫉妬深くて負けず嫌いなところなどが、自分と似ているなと思ったので、自分と照らし合わせながら、演じたいと思います。

 酷いことをしているのにどこか共感できて、なぜか嫌いになれない。そんなキャラクターになれたらな、と。そして高校が舞台ということで、制服をまた着られることが一番の楽しみです。

関連サイト