2015年2月27日(金)
ヒューネックスのゲームブランド・dramatic createから5月28日に発売されるPS Vita用ソフト『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐ V』の最新情報が明らかとなった。
▲描き下ろしイラストが使用されたPS Vita版パッケージ。 |
本作は、“忠臣蔵”を題材に“登場人物の女性キャラ化”や“タイムリープ”といったオリジナルフィクション要素を盛り込んだノベルゲーム。
原作はPC同人ゲームとしてシリーズ制作がスタートし、2013年5月には完結編までを盛り込んだ商業化タイトル『ChuSingura46+1 ‐忠臣蔵46+1‐』がPCゲームブランド・インレから発売されている。PS Vita版は、商業PC版に新要素を追加した内容となる。
この記事では、新たに公開された登場人物と出演声優を紹介する。ゲーム概要やストーリー、作品の魅力、主人公&ヒロイン4人については、2014年12月に掲載した『忠臣蔵46+1 V』第二報で確認してほしい。
「オレは絶対に破られねぇよ。相手が誰だろうがな」
▲不破 数右衛門。コンシューマ版で普段着の立ち絵がどうなるのか気になるところだ。 |
元赤穂浪士。藩で問題を起こして暇を出されたが、主君の悲報を知り、大石内蔵助のもとに駆け付けた。
好戦的で喧嘩っ早いが、内蔵助だけには唯一頭が上がらない。剣の腕は堀部安兵衛に匹敵するが、その安兵衛とは犬猿の仲。
「私が……調べてあげる……」
▲間 新六 |
元赤穂浪士で江戸の世情に詳しい。安兵衛に請われて義盟に参加。その後、安兵衛の片腕として吉良の情報収集に努める。
普段こそ口が少なく物静かだが、しゃべる時は毒を吐く。好物は甘いもの。
「武林唯七さまのお通りでぇい!」
▲武林 唯七 |
異国人との混血。上方急進派のメンバー。普段は明るく能天気な性格だが、主君の浅野内匠頭に対しては並々ならぬ恩義を感じている。
剣の腕前は上級者で、稽古好き。大石主税 (おおいし ちから)や矢頭右衛門七 (やとう えもしち)とは仲がいい。
「貴方、刀は振れますの?」
▲奥田 孫太夫 |
元々、鳥羽城主・内藤家の家臣であったが、内藤家と浅野家の婚儀の際に付き人として浅野家の家臣となった。
江戸の名門、堀内道場で剣の修行を積み、安兵衛と同じく堀内道場の四天王の1人に数えられた。普段は高飛車な物言いをするが、梅干しの効力が切れるととたんに気弱になる。
「その日まで! 自慢の弓を磨いておくぞ!」
▲早水 藤左衛門 |
江戸での悲報を早駕籠に乗り、わずか四日半で赤穂の内蔵助に伝えた1人。
普段は寡黙だが、気力体力ともに藩士の中では群を抜いており、主君への忠誠心も高い。弓の名手で浅野家随一の腕前を持つ。
「亡き殿を辱めた恨み! 今こそ晴らしてやる!」
▲磯貝 十郎左衛門 |
内蔵助の側用人として陰で主君を支えた。舞や鼓の名手だったが、内蔵助に仕えることが決まると芸事の一切を絶ち、武芸に力を注いだ。もっとも浅野内匠頭の寵愛を受けた1人。
「一番乗りは! この片岡源五右衛門!」
▲片岡 源五右衛門 |
父の跡を継いで使用人として内匠頭に仕えた1人。磯貝と同じく使用人として陰で主君を支えた。剣よりも政に秀でており、安兵衛や孫太夫などとはソリが合わない。
「明日、1日を余が我慢すればいいだけのこと」
▲浅野 内匠頭 |
赤穂藩三代目藩主。山鹿流兵学を学び、江戸在住時は大名火消しとして庶民から火消しの名人と呼ばれた。
初代藩主の祖父を尊敬し、武士の心を大事にしている。胸のつかえの持病がある。事件当時は勅使の接待役である勅使饗応役を任されていた。
「だから、内蔵助は部屋に籠もって戦っているのです」
▲奥野 将監 |
赤穂藩では内蔵助に次ぐ実力者。つねに冷静沈着で家臣からの信頼も厚い。
だが、争いを好まない性格からか一部の家臣からは反感を買う場面も。内蔵助のよき理解者であり、よき相談相手でもある。
「おもしれぇ……この高田郡兵衛さまを相手にいい度胸だ」
▲高田 郡兵衛 |
宝蔵院流の子孫で“槍の郡兵衛”の異名を持つ槍の達人。性格は直情的で好戦的だが、身内にはとことん優しい。
浅野家きっての武闘派で安兵衛とは親友の間柄。
「あちきは、今日から直にぃの一番の妹分になりやすね!」
▲毛利 小平太 |
赤穂藩、江戸詰めの下士。その小柄な身体を生かし、江戸を所せましと駆け回ってはさまざまな情報を入手している。一方で剣は大の苦手。
お調子者だが江戸急進派の面々にはかわいがられており、安兵衛からの信頼も厚い。お家断絶後は、商人に姿を変えて病弱な姉を養っている。
「直刃? 直刃は姉上を口説いてるのか?」
▲矢頭 小夜 |
矢頭家の次女。姉の右衛門七よりも性格がしっかりしていて頼りになる。
ときどき主人公の深海直刃(ふかみ すぐは)を誘惑することもあるが、いたずらなのか本気なのか定かではない。最近では右衛門七よりも胸が大きくなったことを密かに自慢している。
「姉上? その花見、この阿久里もご一緒させていただけますか?」
▲浅野 阿久里 |
浅野内匠頭の妹。姉想いの心優しき妹。松の廊下事件後は、三次浅野家の下屋敷に移り住み出家しつつ、姉の仇討ちを願っている。
「ともにご城代と松之丞殿を御守りしようぞ!」
▲萱野 三平 |
江戸の変事を早水とともに早駕籠に乗って赤穂に伝えた1人。もともとは大島家の家老として生まれたが、主君の推挙で浅野家に仕えるようになった。
性格は誠実で真面目。だが、その性格が災いして浪人中は同志と実家の間で苦悩する。
「あにあに? よかったですね? 初めての江戸で心細くならずにすみますよ」
▲橋本 お初 |
橋本平左衛門の妹。赤穂藩断絶後、兄とともに江戸に移住する。慣れない江戸暮らしでも、家計を助けようと働きに出るしっかりもの。
「別に尼だろうが坊主だろうが酒を飲みたければ飲むし、肉を食べたければ食べるわよ」
▲山田 浅右衛門吉行 |
幕府からの命令で罪人の首を斬り、死体を使って刀の試し斬りをしている。尼の格好をしているが格好だけで普段は酒を飲み、博打も打ち生活もだらしない。
父は江戸で本家を名乗っているが、浅右衛門はその性格から江戸を離れて大阪で役目を果たしている。剣の腕前は一級品で、首切り役人としての自負も持っている。
「ついに来たね! 赤穂浪士!」
▲清水 一学 |
吉良家・家臣。二刀流の使い手。言動こそ慎ましいが、凶暴さと残忍さを兼ね備えた赤穂浪士にとっての最悪の剣士。
主君である吉良の性格が豹変したことを不審に思っている。
「よって、城地没収! 即刻! 切腹、申し立てよ!」
▲徳川 綱吉 |
徳川五代目将軍。政治は側用人の柳沢吉保に任せ、自分は大好きな犬と遊んでいる。
犬好きが高じて後世でも有名な“生類憐みの令”などの悪政を行う。
▲吉良 上野介 |
清和源氏の正当な血を引く名家の生まれで、吉良家は幕府の式典係である“高家”筆頭の家柄。
若くして日光代参、後西天皇の譲位勧告の補佐役として功績を残し、幕府でその地位を確立した。また、越後の名門である上杉家とも親戚関係。
「お兄ちゃんてなんていうか、母性本能をくすぐるんだよねぇ」
▲山吉 新八朗 |
上杉家家臣。隻眼の侍。性格は人懐っこく明るいが、一度、剣を抜けば物干し竿ほどの長刀を自在に操り、その強さは安兵衛や一学にも劣らない。
上杉家家老の色部から内蔵助の暗殺を命じられている。
▲柳沢 吉保 |
将軍・綱吉の幕臣。綱吉の公私に渡る相談役として、絶大な信頼を得て徳川幕府最大の実力者にまで登り詰める。人心掌握、権力の行使、画策に長けた人物。
「あのねぇ……アンタが泣くなんて、女の子に振られたときか泣きゲーやってるときぐらいじゃん」
▲深海 鐺 |
直刃の実姉。女子大の剣道部に在籍。性格は明るく男っぽい。歴女を自認しているが戦国時代は飽きてしまったようである。弟の直刃を奴隷のように扱う。
▲甲佐 一魅 |
清水一学に瓜二つの容姿を持つ女子大生。剣道部に所属。現代の剣道では珍しく、奇しくも一学と同じ二刀流を使いこなす。
彼女の存在は、直刃の助けとなるのか、それとも……。
(C)Inre/dramatic create
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