2015年3月5日(木)
日本ファルコムが2015年に発売するPS Vita用アクションRPG『東亰ザナドゥ』について、メインキャラクター“時坂洸(トキサカ・コウ)”および“柊明日香(ヒイラギ・アスカ)”のプロフィールを紹介する。
『東亰ザナドゥ』は、数々のファンタジーRPGを手掛けてきた同社が、現代的な舞台設定でのRPG制作にチャレンジした“都市型神話アクションRPG”。首都・東亰の郊外“杜宮市”に存在する異界迷宮“ザナドゥ”をめぐって、高校生・時坂洸と柊明日香を中心に物語が描かれていく。なお、公式サイトの“スペシャルコンテンツ”ページでは、応援バナーの無料配布が始まった。
▲公式サイトの“スペシャルコンテンツ”ページで配布開始された応援バナーのデザイン。 |
■『東亰ザナドゥ』プロローグ■
──その日、“日常”に穴が空いた。
東亰郊外の《杜宮市》に住む17歳の平凡な高校生・時坂洸は、ある日のバイト帰りに、深夜の旧市街で“事件”と遭遇する。
柊明日香──4月に帰国子女として編入したばかりの容姿端麗にして明朗快活、人気者のクラス委員長が、タチの悪い不良たちに絡まれ、連れて行かれようとしていたのである。
「なんでこんな時間に……!」
舌打ちしながらも、意を決して路地裏へと追いかける洸。
果たしてそこには──この世のものとは思えぬ、おぞましくも美しい空間と、名状しがたき怪異(バケモノ)に喰われかかった不良たちと……
虚空から、鬼火のように青く輝く“剣”を取り出す“彼女”の姿があった――。
「……ったく、バイトが終わったばかりだってのに」
《杜宮学園》に通う高校2年生で、若干ぶっきらぼうな所もあるが人当たりは悪くない、今時の学生。両親の長期海外出張が決まり、今年の春から実家で1人暮らしを始めた。特定の部活動に所属せず、さまざまなバイトに手を出しているが困った人をみると何とかして助けになろうと先々で首を突っ込んでしまい、それが原因でトラブルに巻き込まれることもある。
ある日、タチの悪い不良たちに絡まれている明日香を見かけた際も、洸は状況を顧みずに突っ込んで行ってしまう。
「──重ねて言うわ。これ以上、立ち入るのは止めなさい」
洸のクラスメイトで委員長を務める、米国からの帰国子女。容姿端麗・成績優秀・運動神経抜群と三拍子そろったポテンシャルの高さを持つが、それらを鼻にかけない明るい性格で、クラス中から信頼を寄せられている。
──しかし、それは表向きの演技でしかない。どうやら、《ソウルデヴァイス》の技術を有する“ある組織”の命により、学園生活の裏で毎夜、“異界”に関わる事件を調べているようだが……。
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