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2015年3月5日(木)

『EVOLVE』でハンター対モンスターの戦いの舞台となる16種類のマップを紹介

文:キャナ☆メン

 2Kが本日3月5日に発売したPS4/Xbox One/PC用ソフト『EVOLVE(エボルブ)』について、収録される全16種類のマップの特徴や、ハンター、モンスターを有利にする“マップエフェクト”の効果を紹介する。

『EVOLVE』

■16種類のマップ情報を紹介■


 『EVOLVE』の舞台となる惑星シーアには、酸と砂漠、森林、氷に分類される4種のバイオーム(生物群系)が存在し、それぞれに3種の通常対戦用マップと、ややリニアな構造の“防衛”モード専用マップが1種ずつ用意されている。バイオームごとに生息する野生動物や特性が異なることから、マップごとのレイアウトだけでなく、後述するマップエフェクトとの組み合わせや環境の特性を知ることも、戦う上で重要になってくる。

『EVOLVE』

■酸性の水や間欠泉が登場する“酸”環境

●マップ“兵舎(Barracks)”

『EVOLVE』

 エボンスターの離着陸施設と発電施設を含む前哨基地を中心に、東西が分断される構造となっており、タイトな東側のエリアには酸性の水を高く噴き上げる間欠泉が存在する。

●マップ“軌道ドリル(Orbital Drill)”

『EVOLVE』

 衛生軌道上から得られるエネルギーを利用し、シーアの硬い地盤を掘り進む巨大な施設オービタル アセノスフェッリク フェルミオニック コンデンサーとその関連施設、地上の視界を阻む背の高い岩が多数存在する。この構造は、モンスターのステルス行動に適している。マップ内に存在する酸性の水域にも注意しよう。

●マップ“加工プラント(Rendering Plant)”

 惑星シーアで暮らす100万人の入植者たちを支える脂質や油をMarsh Striderから抽出する有機化学物質の工場が舞台となる。電力施設はマップ中央からやや西に存在し、高さのある建造物と同じく高い岩棚に囲まれたタイトな地形を特色とする。

●マップ“コロニアル ウォーター&パワー(Colonial Water and Power)”

 シーアに存在する最も大きな建造物の1つで、惑星に存在するすべてのコロニーに水と電力を供給する水力発電施設が舞台となる“防衛”モード専用マップ。モードの性質上、マップの構造はリニアなデザインとなっているが、マップの東側にはやや広めの自然環境が存在している。


■乾いた大地が拡がる“砂漠”環境

●マップ“軍本部(Armory)”

 海賊行為を生業とする企業に対抗するためのEMPキャノン施設と兵器庫が舞台となる“軍本部”マップは、狭いマップ中央で北東と南西エリアに分断される構造を特色とする。見晴らしのよい高い崖や建造物が多く存在し、モンスターとハンターともに良好な視界が得られる。中央付近と西側の小さな町には入植者の死体が横たわっているので、モンスターは覚えておこう。

●マップ“ダム(The Dam)”

『EVOLVE』

 セレスチアル社が建造した巨大な水力発電施設といくつかのポンプ施設、東西に流れる川によって分断される南北のエリアを特色とするマップ。網の目のような狭い通路に加え、モンスターがハンターから姿を隠し進化するのに適した高い建造物が存在している。電力施設が存在するダムエリアが、ハンターに優れた視界を提供することも特徴の1つだ。

●マップ“モンスタートラップ(Wraith Trap)”

『EVOLVE』

 マップ中央にレイスを生きたまま捕らえた研究施設が存在する他、モンスターが身を隠すのに適した南北に伸びるトンネル、オープンな環境である北東の離着陸用施設といった特徴が見られる。

●マップ“サルベロン インダストリーズ(Salveron Industries)”

 ヴァル(Val)が使用するMedGunの原料を入植地から遠く離れた場所で精製するジェネリスト工場が舞台となる“防衛”モード専用マップ。良好な視界が得られる天候とリニアな構造を特色とするが、最後の目的地に存在するトラップに最適な橋と、くぼんだ低地は、トリッキーな戦いを演出するだろう。


■深い緑が生い茂る“森”環境

●マップ“核融合炉(Fusion Plant)”

 マップの西側をNORDITAの電力施設が占め、東エリアに宇宙船の残骸が横たわる小規模マップ。電力施設内のトンネルやフェンスに囲まれた狭い北端の施設が特徴的だ。

●マップ“補給塔(Refueling Tower)”

『EVOLVE』

 広い森に囲まれ稼動する補給・修理基地が舞台となる。巨大な管制塔や東西南北に広がる川は、モンスターのステルス行動をサポートする。スタート地点周辺には、入植者の死体が存在している。

●マップ“気象制御施設(Weather Control)”

 自動メンテナンスと修復機能を持つ気象制御用のタワーを中心に、離着陸用の関連施設や東西に流れる川、軌道兵器や支援を無効化する巨大な洞窟といったロケーションを特色とする。比較的オープンな地形が広がるが、東西の両端にはそれぞれ進化に適した建造物が存在している。

●マップ“ニュー キャリコ(New Calico)”

 惑星シーアにおける初期入植時の行政を司った居住区で、バーやサロン、レストラン、教会といった施設が郊外から中心部に向かって存在している。“防衛”モード専用マップであるため、目標となる電力施設に向かって進むリニアな構造をしている。


■古い氷河や降雪を特色とする“氷”環境

●マップ“飼育舎(Aviary)”

『EVOLVE』

 千年近く凍ったままだった氷河の中に作られた研究用の観測所を含む緑豊かな中央エリアと、極寒の地が広がる北東と南方のエリアによって大きく3つに分断された構造をしている。また、いくつか存在する狭いトンネルは、モンスター用トラップに最適なロケーションとして機能するだろう。

●マップ“蒸留所(Distillery)”

『EVOLVE』

 ある起業家精神に富んだビジネスマンが、正規品よりも安い酒を臭気剤と偽って提供するために利用している廃工場が舞台。南エリアには離着陸用の施設を含む建造物が多数存在し、北エリアには洞窟や滝が存在するオープンな環境が広がる。

●マップ“医療ラボ(Med Lab)”

 サルベロンインダストリー社が医療ポッドやMedGun用の材料として利用するジェネリストの製造・精製施設が舞台となる。南西から東に向かって流れる川と、やや高い円形のプラットフォーム上に設置されたオープンな電力施設が特徴。

●マップ“キングズ フォート(King's Fort)”

 シーアのコロニー管理者を海賊から守るノーディタのシェルター施設が舞台となる“防衛”専用マップ。比較的オープンな開始位置と高い岩に囲まれた自然のシェルター、目標地点に向かって大きく迂回する進行路を特色とする。


■マップエフェクトについて■


 “脱出”モードと“カスタムゲーム”には、マップごとに異なる効果が得られる多数のマップエフェクトが存在する。“脱出”モードでは、前ラウンドを勝利した勢力の選択したマップとゲームモードにあわせて、有利なマップエフェクトが自動的に付与される。

 カスタムゲームにおいては、マップ別に用意された複数の効果から任意に1つを選択できる。マップエフェクトは、モンスターの嗅覚を封じる効果や支援キャラクターの登場、マップの移動範囲を縮小するフォースフィールドなど、多彩な効果が存在し、マップとキャラクターの組み合わせによって戦術的な有利が得られるはずだ。

●ハンター向けのマップエフェクト(全13種)

・無人機がマップを巡回する“攻撃ドローン”

 エボンハートの飛行ドローンがマップをパトロールし、発見したモンスターを攻撃する。ドローンはモンスターを追跡するが、容易に破壊可能で、ダメージよりもモンスターの行動を阻害する意味合いが強い。

【利用可能なマップ:ダム、モンスタートラップ】

・モンスターの発見を助ける“鳥”

 マップに生息する鳥の数が増え、モンスターの捜索がより容易になる。

【利用可能なマップ:蒸留所、医療ラボ、補給塔、気象制御施設】

・モンスターの発見を支援する“輸送船”

 輸送船がマップ内を巡回し、モンスターを発見した場合赤いタグを付与しハンターチームにその居場所を知らせてくれる。

【利用可能なマップ:飼育舎、核融合炉、加工プラント、気象制御施設、モンスタートラップ】

・隠れるモンスターを視認しやすくさせる“晴天”

 空が綺麗に晴れることによって、隠れて移動するモンスターの姿がより視認しやすくなる。また、ハンターを悩ませる危険な夜行性の肉食動物が姿を消す効果も併せ持っている。

【利用可能なマップ:飼育舎、核融合炉、医療ラボ、補給塔】

・ハンターと共に戦う“入植者”

 2人の入植者がハンターチームに参加し、モンスターと戦ってくれる。ただし、エボンスター兵ほど強力ではなく、モンスターにとっては気晴らし程度の戦力にすぎない。

【利用可能なマップ:兵舎、補給塔、ダム、モンスタートラップ】

・ハンターと共に戦う“エボンスター兵の協力”

 エボンスターの兵士がハンターチームに加勢し、一緒にモンスターと戦う。エボンスターの兵士は、入植者よりもタフで強力だ。

【利用可能なマップ:軌道ドリル、加工プラント、ダム】

・天候エフェクトを打ち消す“上天気”

 マップを自然な明るさの日中に変え、不利な効果を生む天候エフェクトを発生させない。

【利用可能なマップ:軍本部、兵舎、蒸留所、軌道ドリル、加工プラント、ダム、気象制御施設、モンスタートラップ】

・モンスターの行動範囲を制限する“フォースフィールド”

 マップの一部エリアを高く囲むフォースフィールドが発生し、行動可能なエリアが通常時よりも狭くなる。探索する範囲が小さくなることから、モンスターと偶然出会う可能性が向上し、発見が容易となる。

【利用可能なマップ:軍本部、兵舎、加工プラント、モンスタートラップ】

・傷ついたハンターを回復する“医療ポッド”

 医療ポッドがマップ内に設置され、ハンターがマッチ中にこれを訪れることで体力の回復や、ダウン後のデスペナルティのリセットが可能となる。医療ポッドの位置はマッチ中のインゲームマップにプラスのアイコンで位置が示される。

【利用可能なマップ:飼育舎、蒸留所、気象制御施設】

・モンスターの嗅覚を邪魔する“臭気剤”

 マップ上に、モンスターの嗅覚を抑制する臭気剤を散布させる。モンスターのステルス行動を支える嗅覚能力が使用不可になることから、非常に強力なマップエフェクトだと言える。

【利用可能なマップ:飼育舎、医療ラボ】

・マップをモンスターから防衛する“Sentry Gun”

 マップ上に、モンスターの攻撃から地域を防衛するセントリーガンが設置され、近づくモンスターを攻撃する。モンスターはセントリーガンを破壊可能だが、ハンターはタレットを襲うモンスターを容易に発見することができるだろう。

【利用可能なマップ:補給塔、気象制御施設、モンスタートラップ】

・強力なレーザーを宇宙から照射する“宇宙レーザー”

 宇宙空間から強力なレーザーが周期的に照射され、地上のモンスターに大きなダメージを与える。このレーザーはモンスターを正確に捕捉しないことから、モンスターはレーザーの照射を視認しこれを避けることが可能だ。

【利用可能なマップ:兵舎、加工プラント】

・ハンターチームをテレポート可能にする“転送ゲート”

 レイスのテレポート能力を研究し実用化された転送ゲートが、マップ内に多数設置される。転送ゲートを使うと、マップ中央に設置されたパッドまで瞬時に移動できる。なお、パッドからゲートにはテレポートできないため、利用は一方通行に制限される。

【利用可能なマップ:軍本部、核融合炉、補給塔、加工プラント、ダム】

●モンスター向けのマップエフェクト(全13種)

・モンスターのシールド補給と進化を助ける“Canyon Striders”

 モンスターの食料となる“Canyon Strider”の数が増加する。Canyon Striderは容易に捕食可能で、2ゲージ分のシールドと進化ポイントをモンスターに供給する。

【利用可能なマップ:兵舎、軌道ドリル、補給塔、ダム、モンスタートラップ】

・ハンターを危険に晒す“肉食植物”

 マップ内にハンターを襲う危険な肉食植物が追加され、ハンターの探索と追跡を妨害する。

【利用可能なマップ:飼育舎、医療ラボ、補給塔】

・モンスターが捕食可能な“エボンスター兵の遺体”

 捕食することで、シールドと進化ポイントを吸収できるエボンスター兵士の死体がマップ内のあちこちに追加される。

【利用可能なマップ:軌道ドリル、加工プラント、ダム】

・ハンターたちの能力を封じる“EMP”

 破損したEMP兵器が電磁衝撃波を放つことによって、パーソナルシールドや範囲クロークといったハンターの一部能力が周期的に使用不可となる。

【利用可能なマップ:ダム、モンスタートラップ】

・衛星の破片がハンターに降り注ぐ“落下した衛星”

 破壊された衛星の破片が比較的短い間隔で地表に落下し、命中したハンターに大ダメージを与える。なお、落下する破片は視認可能で、見てから避けることも可能だ。

【利用可能なマップ:兵舎、加工プラント】

・野生動物達がハンターに襲いかかる“敵意のある野生動物”

 大破した宇宙船から漏れだした化学薬品が一帯の水源を汚染したことから、付近の野生動物が全て凶暴化しハンターに襲いかかる。

【利用可能なマップ:飼育舎、医療ラボ】

・ハンターに凶暴なウナギが襲いかかる“肉食ウナギ”

 水域に危険な肉食ウナギが追加され、浸水したエリアに進入するハンターたちを襲いダメージを与える。肉食ウナギはモンスターにダメージを与えないことから、水域をより戦略的に利用することが可能となる。

【利用可能なマップ:軍本部、兵舎、加工プラント、モンスタートラップ】

・モンスターの体力を回復させる“変異した植物”

 壊れた医療ポッドの周辺に、突然変異した肉食植物が追加される。モンスターはこれを食べることによって、貴重な体力を回復させることができる。

【利用可能なマップ:飼育舎、蒸留所、気象制御施設】

・エイのようなクリーチャーがハンターを襲う“Phantom”

 研究施設から逃げ出した複数の飛行クリーチャーPhantomが空中からハンターを強襲し、大ダメージを与える。

【利用可能なマップ:蒸留所、医療ラボ、補給塔、気象制御施設】

・進入したハンターにダメージを与える“放射能雲”

 核融合炉の爆発によって、放射能物質があたり一帯に漏れだし、マップ内に緑色の放射能雲が複数発生する。これに進入したハンターは継続的なダメージを受ける。なお、放射能雲はモンスターに対して影響を与えないことから、戦略的な利用が可能だ。

【利用可能なマップ:補給塔、気象制御施設、モンスタートラップ】

・AI制御のゴライアスが戦いに参加する“2体目のモンスター”

 捕らわれていたゴライアス(Goliath)が脱出に成功し、モンスターと行動をともにする。ゴライアスはAIによって制御され、モンスターに付き従い、ハンターとの戦いに直接参加する頼もしい味方となるだろう。

【利用可能なマップ:飼育舎、核融合炉、加工プラント、気象制御施設、モンスタートラップ】

・モンスターの発見を困難にする“嵐”

 雪や雨など、環境によって異なる天候エフェクトが付与され、モンスターを視認することが難しくなる。

【利用可能なマップ:軍本部、兵舎、蒸留所、軌道ドリル、加工プラント、ダム、気象制御施設】

・マップ内のランダムな場所にテレポート可能となる“時空の亀裂”

 レイスが生じさせた時空の亀裂がマップの中央付近に登場し、モンスターが進入することで、マップ内のランダムな場所へとテレポート可能となる。この効果は一方通行だが、上手く利用すればモバイルアリーナも脱出可能だ。

【利用可能なマップ:軍本部、核融合炉、補給塔、加工プラント、ダム】

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