2015年3月20日(金)
皆さん、最後に泣いたのはいつですか? 映画館で号泣したあげく、隣にいた人をドン引きさせたライターMが泣けるパズルゲーム『古の女神と宝石の射手』の魅力をお届けします。
copanより配信中のiOS/Android用アプリ『古の女神と宝石の射手』は、ボリュームたっぷりの物語が展開するストーリーパートと、パズルゲームが楽しめるクエストパートに分かれています。ストーリーパートとクエストパートは強く紐づいていますが、コンテンツとしてはほぼ別物です。
本作はクエストパートで各マップをクリアするとストーリーパートである“神々のものがたり”という読み物が解放される仕様で、シチュエーションごとにBGMまで用意されています。まずはストーリーパートの解放のためにも、クエストパートを攻略していきましょう。
クエストパートで展開するパズルゲームは、画面をタップして角度を調節したらジュエルを発射して、同じ色のジュエルを3つ以上そろえて消していくというとってもシンプルなルールです。まずはパズルゲームの流れと特徴を紹介していきます。
●パズルの流れ
(1)画面をタップしてジュエルの発射角度を決めて、指を離すとジュエルが発射します。
(2)1つ目のジュエルを発射することで、画面右下にあるタイムゲージが始動。
(3)発射されたジュエルが同色のジュエルに触れ、3つ以上の塊になるとジュエルが消滅。
※ここで同色ジュエルが2つ以下だったり、タイムゲージが0になると攻撃が発動してターン終了します。
(4)2つ目以降も同様の操作で発射して、画面内のジュエルをより多く消していきます。
(5)5つすべてのジュエルを発射し終えると攻撃が発動してターン終了になります。
※ターンごとに敵のカード右上にある数字が減って、0になると敵の攻撃が仕掛けてきます。
バトルでは上記の流れを繰り返し、すべての敵のHPを0にすればステージクリアです。本作のパズルをもっと楽しむためのアドバイスを記載するので、プレイしてみてうまくいかないという人は参考にしてくださいね。
●バトルのポイント
・2つ目以降のジュエルの発射地点をぼんやりと決めておく
本作では1つ目のジュエルを撃たない限りタイムゲージが減らないので、あらかじめ5つのジュエルの発射地点を決めておくといいです。ちなみに、時間経過でジュエルが迫ってきて押しつぶされるなどということはありません。
・属性を意識する
敵を攻撃する際、消したジュエルと同属性のキャラをデッキに組み込んでおかないと攻撃になりません。また、ダンジョンによっては“火属性のジュエルが出ない”など特殊条件もあったりします。
まずはダンジョンの特徴を確かめてからデッキを調節しましょう。ちなみに属性の相関関係は水>火>雷>風>土>水となり、強属性は弱属性に対して2倍のダメージを与えることができます。
▲コストオーバーしないように、最大5枚まで自由にキャラを設定してパーティを編成します。ステージ攻略時は、他のプレイヤーかフレンドのキャラが助っ人として参戦します。 |
●手詰まりの時の対処法
手前に消せるジュエルがない時は、画面下の矢印をタップして発射するジュエルを入れ替えます。それでも消せるジュエルがない時は、渦巻き状の“クリアジュエル”にぶつけ、横一列に不要なジュエルを切り落としましょう。その際、ターンが終了してしまうので注意。
また、5ターンごとに使えるようになる爆弾ジュエル(画面右下)をタップすれば、次に撃てるものが爆弾ジュエルに切り替わります。クリアジュエルと違ってターンが終了にならないので、いかにこれを使いこなせるかがポイントです。
▲爆弾ジュエルは標的のジュエルに当たると、一定範囲のジュエルが消えます。少し考えて消せるジュエルが見つからない場合は、爆弾ジュエルを使うのも1つの手。チェインも持続するので、迷ったら積極的に使いましょう。 |
●進化&合成でキャラを強化する
キャラは素材を合成して進化や強化させることができます。本作独自の部分としては“紋章の魂”を“注入”することで、HPや攻撃力といったステータスを個別に強化できること。自由にステータスを上げられるので、好きなように育成できるのがいい!
▲紋章の魂はクエストをクリアすることで手に入ります。それぞれの紋章は“MaxRk”という限界値があるので注意。 |
ストーリーパートとなる“神々のものがたり”では、神話をモチーフにしたオリジナルストーリーが楽しめます。各キャラクターカードのフレイバーテキストに収まりきらなかった壮大なストーリーをまとめて小説にしているため、そのボリュームは相当なものです。
物語の内容はいずれもシリアスで、筆者のように涙腺がゆるゆるな人は覚悟してください! 物語の序盤などをお見せするのは簡単ですが、シーンごとに変わるBGMとセットでなければ本来の魅力は伝わらないため、あえて割愛します。
▲“神々のものがたり”には絵本のように柔らかなタッチのイラストが挿入され、読む者の涙腺をじわじわ刺激します。 |
一部の設定についてはふたご座の登場人物が兄弟じゃなく姉妹になっていたり、医術の神・アスクレピオスはP90(ベルギー製のブルパップ式機関銃)を愛用していたりとアレンジが施されています。
▲男と称されている神々も美少女化されていて、キャラによってはSFテイストまで盛り込まれています。 |
キャラクターごとのフレイバーテキストには、思わず突っ込みたくなるような小ネタが盛り込まれています。どんなキャラクターなのかざっくり知ったところで“神々のものがたり”を読んでみることをオススメします。
●筆者がもっとも好きな“炎の神ヘーパイストス第二幕”!
ヘーパイストスは神々の武器を鍛えた炎の神ですが、本作ではちょっと病んだ感じの美人さんに!? 奥さんに浮気される不遇なおじさまだった気もしますが、しかもいじけた性格の引きこもりっていったい……。
▲筆者が最初に手に入れた激レアキャラ“炎の神ヘーパイストス第二幕”。 |
さらに、「神様って言ったってね、私にはみんなみたいな美貌もない、胸もないし、今朝は割り箸さえまっすぐ割れなかった。最底辺の神なんだから放っておいてくれる」と、なんともやさぐれたトーンでしゃべってくれます。“炎の神ヘーパイストス第二幕”はステータスが突出しており、筆者の好きなキャラ設定でますます愛着がわいてきました(笑)。
ちなみに、各キャラのボイスとフレーバーテキストは別物なので、新たなカードを手に入れたらプロフィールをチェックしてみましょう。
ふたご座の姉妹や、“ティターン戦記”で重要な役割のクロノスなど物語に登場する主要キャラクターを一部ご紹介します。
●ふたご座の姉妹
“神々のものがたり”に触れて真っ先に涙腺が緩むストーリーに登場する悲劇の主人公です。物語の中では、姉妹ともに無双の活躍を見せるものの、その強さが仇に!? ちなみに、白い髪が姉・カストールで赤い髪が妹・ポルクス。
~Character Voice~
「お姉ちゃん、ずっとお姉ちゃんと一緒だよ! ずっとだからね!(ポルクス) そうだね、ずっと……一緒だよ(カストール)」
●予言の神プロメテウス
“ふたご座の姉妹”の姉・カストールに悲劇的な未来を告げるなど、なんとも謎めいた女性。神話では人類に火を与えた存在として知られていますが、本作では世界の創生にかかわる一面も……。
~Character Voice~
「また始まるのね、新たな歴史の分岐が。生も死も、すべては決められたシナリオを辿っていくだけ。終焉を見届けるその時まで、私のこの戒めが解かれることはないでしょう」
●虹の神イーリス
ゲーム開始時に選べる初期キャラのうちの1人。ゼウスの伝令役として活躍するも、とばっちりにあってしまい……。先々のストーリーではスライディング土下座のようなユニークな行動を見せてくれます。
~Character Voice~
「つっかまえた~、ハハハ。白鳥さん、虹色にしてあげるね。だ~いじょうぶ、お礼はいらないよ~」
●時の神クロノス
ゲーム開始時に選べる初期キャラのうちの1人で、設定には赤ずきんのエッセンスも交じっています。か弱い見た目とは裏腹に、凶悪な性格の持ち主というギャップからユーザーの人気も高いようです。
~Character Voice~
「あいつは出てこないよ、これから狩りの時間だから。これはアタシの時間なの。フフフフフ、何からやろうかしら?」
●悪の神アーテ
ゲーム開始時に選べる初期キャラのうちの1人。ティターン戦記ではクロノスの使いとして登場する場面がありますが、実は彼女とクロノスには運命的な深いつながりが!?
~Character Voice~
「あなたたちだけが私の友だちだよ。どこにも行かないでね」
『古の女神と宝石の射手』の魅力をたっぷりとお届けしましたがいかがだったでしょうか? 本作はアプリ内で告知されているコミック化やグッズ販売など、さまざまな企画が進行中です。PVの第2弾も公開予定で、これからどんどん盛り上がっていく本作。ぜひ一度プレイしてみてくださいね!
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