2015年3月10日(火)
プロトタイプは、PS Vita用ソフト『グリザイアの果実スピンアウト!? アイドル魔法少女ちるちる☆みちる』を6月25日に発売する。価格は4,300円+税。
本作は、2014年8月に前編、12月に後編が発売されたPC用ソフト『アイドル魔法少女ちるちる☆みちる』をセットにしたもの。『グリザイア』シリーズ初のスピンオフストーリーを描いた作品になり、各シリーズのヒロインが総出演しながらも、まったく異なるキャラクター設定でコミカルなストーリーが展開する。
▲PS Vitaの高解像度ディスプレイにフル対応。960×544ピクセルの高精細グラフィックにより、美しい映像で楽しめる。 |
▲PS Vita TVにも対応しており、家にいる時は大画面で快適に遊べる。 |
▲『グリザイアの果実 -LE FRUIT DE LA GRISAIA-』とは違い、選択肢のないビジュアルノベル形式で物語が進む。 |
▲従来のボタン操作に加えて、メッセージ送り、早送り&巻き戻し、チャプタージャンプなどあらゆる操作がタッチスクリーンにも対応している。 |
・調整なし……PS Vita TVでプレイする際や、各々のPS Vita固有の発色で楽しみたい人向け
・タイプA……PS Vita1000シリーズの有機EL表示のビビッドな発色を押さえ、PC版に近づけた色合い
・タイプB……PS Vita2000シリーズの液晶表示の色味を鮮やかにし、黄色みを押さえてPC版に近づけた色合い
松嶋みちるは、アイドル活動をしているがまったく無名で売れていない。彼女の夢は、人気のトップアイドルになることだ。可愛い衣装を着て、素敵な歌を歌い、老若男女に愛される存在。そう、憧れのアイドル・風見一姫のように……。
しかし、そんなのは夢のまた夢で、実際は地下の薄暗いジャズバーで、毎週末決まったファンを相手に小さなライブをしつつ、物販でやりくりをする、同じことの繰り返しであった。
そんなある日、みちるは帰宅するために1人で夜の住宅街を歩いていた。ふと空を見上げると、流れ星が見えた。早くトップアイドルになれますように――とお願いをするみちる。
しかしその流星は、魔法の世界からやってきた使い魔の猫・ニャンメルで、世界を救うため、みちるに魔法少女になるよう伝えてくるのであった。
▲普段の松嶋みちる。 |
▲魔法少女に変身後。 |
アイドルを夢見る中学生・14歳。トップアイドル・風見一姫に憧れてアイドルを目指すが、なかなか売れずに、地下アイドルとして悶々とした日々を過ごしている。基本的にはトラブルメーカーでアホの子。
魔法の国からやってきた使い魔のネコ。世界を救うため、みちるに魔法少女になるようお願いする。
▲普段の風見一姫。 |
▲魔法少女に変身後。 |
トップアイドルとして活躍している少女。天才的な才能を持ち、厳しさと優しさを兼ね備えた少女。魔法少女としては、みちるのライバル的なポジションの様子だが、魔法少女になりたてのみちるに対して寛容な態度を示す。魔法少女をやっているのは何らかの事情があっての様子。
魔法の国からやってきた使い魔のネズミ。一姫と共に行動している。
服装からメイドとして認識されてしまう女の子。温和で真面目だが、少し冗談が通じないようなところがある。みちるの友人で、地道なアイドル活動を手伝っている。
みちるがアイドル活動をしているジャズバー“9029”の店長。豪放磊落な性格で、ちょっと過激な言動をすることも。
お嬢様気質。みちると同じく地下アイドルをしている。アイドルとしては、みちるよりも先輩で、同じ事務所に所属している。
面倒見のいい姉御肌で、エッチめな性格をしたお姉さん。子どもじみた面や、天然ボケな一面も見せる。途中からジャズバー“9029”にアルバイトとして入ってくる。
みちるが所属するアイドル事務所“躄蟹(ザリガニ)プロダクション”の社長。毒舌で傍若無人な言動をふりまく傾向にある。社長だけあって、基本的には守銭奴で、みちるや由美子に無茶させることも。
一姫が所属するアイドル事務所の社長。“躄蟹(ザリガニ)プロダクション”社長の蒔菜とは、しばしば衝突することもあり、基本的には仲が悪い。
一姫の弟。小学生。病気がちでずっと入院している。
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