2015年3月17日(火)
ベルサール秋葉原で開催された“ゲームの電撃 感謝祭2015”&“電撃文庫 春の祭典2015”&“電撃コミック祭2015”。電撃PSがお届けした“電撃PlayStation20周年記念ステージ 2015年注目タイトルスクープ!”では、編集部が注目するタイトルをピックアップ!
日本ファルコムの最新作、PS Vita『東亰ザナドゥ』では、近藤季洋社長とのトーク、そして本邦初公開の新情報を紹介。また、カプコンが贈るオンライン専用タイトル、PS4/PS3/PC『ドラゴンズドグマ オンライン』では、4人によるマルチプレイの動画を初公開! プロデューサー、ディレクター自らその魅力を語った。ここではステージで発表された内容を振り返る。
本作はファンタジー作品を作り続けてきた日本ファルコムが、初めて現代劇を舞台に挑戦した作品。主人公たちが住む架空の都市・“杜宮市”を舞台に、異界迷宮“ザナドゥ”と呼ばれるダンジョンの謎に挑む都市型神話アクションRPGだ。
▲これまでのファンタジーではやりづらかったアイデアや、これまで培ったノウハウを違った形で表現したかった、と語る近藤社長。また、自分たちが現代劇を行ったらどうなるのか、ということに興味があり本作に挑戦することになったと話した。 |
▲メインキャラクターとなる時坂洸(ときさかこう)と柊明日香(ひいらぎあすか)。これまでの日本ファルコム作品は、熱血でマジメな“王道タイプの主人公”が多かったが、本作はやや趣が変わっており、今までとは変わった性格になっている。 |
“洸”はややぶっきらぼうな性格で、学校で禁止されているバイトに勤しんでいるなど、現代っ子的なキャラクター。ただ、困っている人は放っておけない日本ファルコムの主人公らしい一面も。
一方の“明日香”は、成績優秀でクラスの委員長。さらに転校生で帰国子女というハイスペックな能力を持つヒロイン。2人の関係性もこれまでの日本ファルコム作品では見られないものになっているようなので、そのあたりにも注目だ。
さらに、ステージでは新たなキャラクターである“郁島空(いくしまそら)”についての情報が公開。主人公の1つ下の学年で、空手部に所属する純粋で真面目な性格の女の子だ。
▲実家が古流空手の道場ということもあって、バトルでも空手を用いて活躍。本作でキャラクターたちが武器として装備する“ソウルデバイス”は篭手型となっている。近接攻撃を得意とし、戦闘ではスピーディーなアクションを繰り広げる。初心者でも扱いやすいキャラクターになっているようだ。 |
新たに戦闘シーンとスキル攻撃の画面カットも公開。スキル攻撃は派手なエフェクトが出ているのが見て取れる。スキル攻撃は1つのボタンで発動でき、攻撃と組み合わせることで、さまざまなコンボが可能となる。さらに、攻撃を行っていくとゲージがたまり、“Xストライク”と呼ばれる強化系の技が使えるように。
▲画面下の緑色のゲージがある限りスキルは無限大に使うことができ、使い切っても自動回復していく。また、“Xストライク”を何度か使うことによって超必殺技も使えるようになるとのこと。 |
スタッフもノリノリで制作しているという本作。最後に近藤氏は、「当初予定していた内容を超え、こういうことをやりたいというものを詰め込んでいます。一生懸命スタッフとともに開発に励んでいますので、ぜひ期待して欲しい」と締めくくった。
ステージでは、3月31日(火)より全国のゲーム取扱店にて、『東亰ザナドゥ』と『英雄伝説 空の軌跡FC Evolution』の2タイトルを特集した『ファルコムマガジン2015 Vol.1』が無料配布されることも判明。
ゲーム情報だけでなく、読者限定のプレゼント企画や無料壁紙のダウンロードができるなど、ファン必見の内容になっているので、ぜひ店頭でゲットしよう。
3月28日(土)~29日(日)に幕張メッセで開催される『コミックマーケットスペシャル6』に日本ファルコムが出展することが判明! 子安武人氏が演じる“オリビエ・レンハイム”のキャラクターソングCDなど、数多くのグッズが販売される。
グラフィックのHD化や主要イベントがボイス付きになるなど、さまざまな改良が施された本作の体験版が3月26日(木)に配信決定! 進化を遂げた『空の軌跡 FC』を見逃すな!
『ドラゴンズドグマ』はハイクオリティなグラフィックで表現されたファンタジー世界を舞台に、壮大な冒険や本格アクションが楽しめるシリーズ。これまでのシリーズは竜に挑む物語だったが、『ドラゴンズドグマ オンライン』では弱った白竜を守りながら、世界を駆け巡るストーリーになっている。シナリオは野島一成氏が手がける。
登壇したのはカプコンの『ドラゴンズドグマ オンライン』の松川美苗プロデューサーと、木下研人ディレクター。まず、現在公開中の本作の雰囲気が感じられるムービーが上映された。
▲現在トレーラーが公開されおり、今までには登場していないモンスターなども出現している。また、トレーラーに登場していないキャラクターも多数いるようだ。 |
次に上映されたのが、初公開となる4人マルチプレイの動画。ロビーとなる白竜神殿のほか、広大なフィールドや注目の戦闘シーンの様子を見ることができた。
▲クエストボードに張られているクエストは日々変化していく。なお1つのロビーには最大で100人まで参加可能。サーバー固定ではなく、ロビーを越えたマッチングもできる。 |
▲ムービーでは、プレイヤーが広大なフィールドを駆ける姿が確認できた。 |
▲最大4人で行える戦闘シーン。本作でのコミュニケーションはテキストチャットのほか、ジェスチャーでも行うことが可能。 |
▲戦闘シーンでは大陸で勢力を伸ばしているオークが出現。オークにもバリエーションがあり、強さも異なるとのこだ。 |
ムービーの最後に姿を確認できた“サイクロプス”とも戦うことができる『ドラゴンズドグマ オンライン』体験ツアーが開催。来場者特典として特製のポロシャツやパスケース、キーホルダーがプレゼントされる。応募締切が近づいているので、気になる人はいますぐ参加者募集サイトをチェックしよう。
またステージでは、松川氏が気になるユーザーテストのタイミングについて言及。そう遠くない時期にやりたいとのことで、4月4日の体験会には詳細をお知らせできるように現在準備を進めているので、期待していてくださいと述べていた。
最後に、木下氏は「オンラインゲームではありますが、ポーンを引き連れて1人でもじっくり遊べる部分をしっかり残して制作しています」と述べた。松川氏も、「みなさんに楽しんでいただけるように開発・運営ともに頑張っていますので、ご期待ください」と語り、ステージを締めくくった。
2015年注目タイトルの『東亰ザナドゥ』と『ドラゴンズドグマ オンライン』は今後も電撃PlayStationにて最新情報を追っていくので、ご期待ください。また、両タイトルの情報が載っている電撃PS Vol.587は3月26日発売。こちらもお見逃しなく!
※画面は開発中のもの。
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