2015年3月17日(火)
映画『コープスパーティー』は8月1日にニコ生と同時公開! 新キャスト6名や生駒里奈さんからのコメントも
凄惨な殺人事件により廃校となった“天神小学校”を舞台に、少年少女たちが逃げ惑う廃校監禁ホラーアドベンチャー『コープスパーティー』シリーズ。その実写映画が、8月1日にシネ・リーブル池袋ほかで全国公開されると同時に、ニコニコ生放送でも配信されることが決定した。
主役を務めるのは、乃木坂46とAKB48の選抜メンバーを兼任するアイドル・生駒里奈さん。その他にも、池岡亮介さんや前田希美さんの出演が明らかにされている。監督は『ほんとうにあった怖い話』シリーズや『ひとりかくれんぼ 劇場版』など、ホラー作品を中心に活動する山田雅史さん。
▲左から、前田希美さん、生駒里奈さん、池岡亮介さん、山田雅史監督。 |
この記事では、新たに発表されたキャスト6名や3月18日配信の番組情報、出演者や山田監督への公式インタビュー、撮影現場を見学した原作者・祁答院慎さんからのコメントを掲載する。
■映画『コープスパーティー』の世界を彩る新キャスト6名(※敬称略)
JUN(じゅん)……岸沼良樹 役
原宿発がけっぷちボーイズグループ“BEE SHUFFLE”として、そのスマイルと人懐っこい関西弁で多くのファンを魅了! 過酷なミッションに挑戦しながら、発売シングル2作とも見事オリコン5位にランクイン。初主演した映画『原宿デニール』で演技に初挑戦し、今後、音楽以外での活動が期待されているニューフェイス!
喜多陽子(きた ようこ)……篠原世以子 役
1993年1月17日生まれ。大阪府出身。2010年『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』で映画デビュー。主な映画出演作品として『日々ロック』(2014)、『神様の言うとおり』など。ドラマ出演作として、TBS『ごめんね青春』(2014)、TBS『ぶっせん』(2013)などがある。
美沙玲奈(びさ れいな)……鈴本繭 役
1994年7月25日生まれ。福岡県出身。福岡でドラマ『博多ステイハングリー』『博多ステイハングリー2 -夢王-』に立て続けに出演し話題に。その後、活動の拠点を東京に移し、映画『それでも、みんな行きて行く』、舞台『LOVEどきゅ~ん15』などに出演しながら、グラビアでも活躍中。
諒太郎(りょうたろう)……森繁朔太郎 役
1991年5月28日生まれ。福岡県出身。2013年にデビューし、舞台、ドラマで活躍。主な出演作として、TBS『アリスの棘』(2014)、テレビ東京開局50周年『新・刑事吉永誠一』(2014)などがある。2015年にはミュージカル『テニスの王子様』に出演し、今後の活躍が期待される若手俳優。
松浦愛弓(まつうら あゆ)……持田由香 役
2001年6月3日生まれ。1歳1カ月より子役として活躍し、多くのドラマ、映画などに出演。主な出演作品として、映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』(2011)、テレビ朝日『烈車戦隊トッキュウジャー』、NHK『東京が戦場になった日』など。2010年からは声優としても活躍。声優としての主な出演作は『君のいる町』(2013)、『交響詩篇 エウレカセブン』など。
金山一彦(かなやま かずひこ)……鬼碑忌コウ 役
1967年8月16日生まれ。大阪府出身。数多くの映画、ドラマに出演。主な映画主演作として『交渉人 the movie』(2010)、『少女たちの羅針盤』(2011)、『名無しの十字架』(2012)、『裸のいとこ』(2013)など。主なドラマ出演作として、フジテレビ『7人の敵がいる』(2012)、TBS『ペテロの葬列』(2014)、テレビ東京開局50周年『新・刑事吉永誠一』(2014)、NTV『学校のカイダン』(2015)など。
■『コープスパーティー』撮影現場の風景を生中継!
3月18日17時~24時に撮影現場を生中継する番組がニコニコ生放送で実施される。“こちら「コープスパーティー」の現場です!”と題し、現場で起こるハプニングなどを余すことなくお伝えするとのこと。
■クランクインして3日目のキャスト&山田監督のコメント
――3月14日にクランクインし、実際に学校で撮影を開始しての感想はいかがですか?
生駒里奈さん:自分が主演という形での映画の撮影は初めてで、キャスト内では私が一番未経験者なので、どれが正しいのかどれがいいのか悪いのかもわからず、昨日は一生懸命頑張ってクランクインしたのですけれども、思った以上に難しくて。
でもチャレンジしてよかったなとまず思えたので、この作品をどんどんもっとよくしたいなあと思いました。
池岡亮介さん:僕自身、ホラー映画が初めてなので、新鮮な気持ちで演じさせていただいています。ホラー独特な撮り方といいますか、山田監督の指導のもと、「こういう撮り方もするのだなあ」と色んな発見もありつつ。
校舎での撮影は、やはり夜は怖いですね。昼との雰囲気が全然違うので。学生時代あれだけ夜の校舎に憧れをもったものですが、こんなに怖いものだと思いませんでした。
前田希美さん:出演が決まった時、ゲームをプレイしてみました。ゲームの中のストーリーが、実際自分が演じているシーンと同じだったりするのが嬉しくて、そこがスゴイ楽しくて、今日もすごい撮影楽しんでいます。
山田雅史監督:まだちょっと寒い校舎の中での撮影なので、哲志は衣裳が薄くて申し訳ないなあと思いつつ(笑)。それぞれ皆さん、カラーをいかして演じてくれておりますので、慎重に力を合わせて撮影していきたいと思います。
――かなりグロテスクなシーンが多いようですが、撮影はいかがですか?
生駒さん:昨日の撮影で、腐乱した死体につまずいて転ぶシーンを撮りました。すごく人形が怖くて。人形に芋虫をのせて、ウゴウゴしているんですよ。
実際に見て怖いなって思ったんですけど、いざ見てみると案外いけました。見てたら怖いなって思うんですけど作っている側で見ていると、こういう風に作っているのだと発見があり楽しく思いました。
それから、勝手なイメージで血のりは臭いのかなと思っていたのですけど、ちょっとだけ良い匂いがして、「あ、こんな感じなんだ」って嗅ぎながら、床にベターって付けながら演じていました。
――池岡さんと前田さん、そして監督から見た生駒さんの演技の印象は?
池岡さん:映画初主演と聞いたのですが、凄い真っ直ぐな目をして芝居をしてくれるなという印象です。初めてお会いした時の印象は、凄い緊張なさっていたのか、ずっと顔を赤らめていて、なかなか目も合わせてくれなかった。それが、お芝居が入るとガラッと印象が変わりました。
前田さん:私はまだ一緒に同じシーンを演じていないので、演技を一緒にできること、今から凄いワクワクしています。
山田監督:がんばって色々とやってくれています。非常に言ったことに対して素直に反応してくれるので、信頼して最後までいきたいと思います。
――生駒さん演じる直美は、池岡さん演じる哲志に想いを寄せる役ですが、そういった演技はどうですか?
生駒さん:今まで考えたことがなかったので、できなかった良い青春をここでおくれているなと。
――昨日は、直美と哲志が手をつなぐシーンもあったみたいですが、池岡さんがリードしたのですか?
生駒さん:握手会以外で、初めて男性とつなぐので、どうしようかと。
池岡さん:お芝居の面で引っ張って行けたらなと思ったのですが、でも哲志は意外と臆病で女性よりも弱い部分があったりするので、引っ張っていくよりは、意識はせずに、ひた向きで健気に演じられている彼女を見ていて、そんな彼女にちょっとずつ心を動かされていくように演じようと思いました。
――乃木坂のメンバーから、演技のアドバイスを教えていただきましたか?
生駒さん:若月とか万理華には、「どうしたらセリフが覚えられるのか?」聞きました。真夏にも聞きました。スマホに自分の声と相手の声を録音して、聴きながら覚えるということを、若月も真夏もやっていて。
私もやろうと思ったのですが、逆に難しくて。でも、経験者がいっぱいいる乃木坂だから、「どうしよう」という不安な気持ちを、佑美ちゃんも慰めてくれて。すごくがんばろうと思いました。
――3月18日、ニコニコ生放送で撮影現場の生中継をいたします。たくさんの人たちにリアルタイムで、現場を観ていただくことへの意気込みや観ていただく方々へメッセージをお願いします。
生駒さん:ニコ生に出られることが嬉しい。私自身、普通にニコ動のユーザーなので、自分の携わっている作品が、そのようにニコ生を使って盛り上がって行く経験をさせていただくことは、すごく嬉しい。
興味がある人だけが観るのではなく、たまたま観たという人もたくさんいると思うので、そういう方々に「おもしろいな」「映画を観にいってみようかな」と思ってもらえるように。作品を撮っている最中ですが、興味をもってもらえるように、一生懸命、映像で伝えたいと思います。
池岡さん:僕はずっとカメラをまわされていて、それがずっと生中継というのは、ちょっと苦手というか怖いです。普段の自分も全部、生でお届けされてしまうので。
余計なことを言わないようにしようかな(笑)。その中でも、撮影の裏の風景とかを観て頂いて、この作品の魅力を、多くの方に届けられたらと思います。
前田さん:どういう風になるのかとワクワクしているのと、私が初めてゲームをした時に、「何だ、このゲームは?」とすごい興味をもって、すごい大好きになったので、観て頂いた方にも、同じようにそれが伝わるようになればと思います。撮影の合間の楽しい感じとかも御届けできたらいいなあと思います。
山田監督:僕は裏側なので、キャストの皆さまが中心で。怒鳴り散らさないようにがんばります(笑)。
――映画『コープスパーティー』撮影への意気込みをお願いします。
生駒さん:初めてのことばかりで、すごく緊張していますが、皆さんに「怖い!」って思ってもらえる素晴らしい作品を作りたいと思います。頑張ります!
池岡さん:みんなで力を合わせて、怖い作品を作り上げていきたいなあと思っています。
前田さん:私が演じるあゆみという役は、生駒さんが演じる直美と池岡さん演じる哲志の関係に嫉妬して、色んなことが起きるのですが、そこに注目して観ていただけたら嬉しいです。頑張ります。
山田監督:まだ撮影が始まったばかりですが、原作の素晴らしい世界観をいかしつつ、その中で、それぞれの役者の皆さんが生き生きした姿を撮れればいいなあと思います。
~原作者・祁答院慎さんの感想~
今日初めて映画『コープスパーティー』の撮影現場を見学させていただいたのですが、今まで二次元で見ていたキャラクターたちが、人間が動くことによって、こんなにも説得力が強くなるものなのかとビックリしました。
それと同時に、自分の作ってきたキャラクターたちが、ちゃんと生きて動いているということに感動しました。演者の皆さんも、原作を大切に演じてくれていることが伝ってくる演技をしてくださっていたので、出来上がりが今からとても楽しみです。
ゲームやアニメや漫画、どこから入ってくれた方にも喜んでもらえる新しい『コープスパーティー』という世界観がしっかり出来上がってきていますので、是非皆さん楽しみにしていてください!
▲『コープスパーティー』原作者の祁答院慎さん |
(C)2015 Team GrisGris / MAGES. / 5pb. / 映画「コープスパーティー」製作委員
(C)乃木坂46LLC